menu list買取商品 - ニッカ 竹鶴政孝生誕100周年 秘伝 15年
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ニッカ 竹鶴政孝生誕100周年 秘伝 15年の高価買取致します
ニッカ 竹鶴政孝生誕100周年 秘伝 15年のご紹介
買取参考価格 | 29000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | ニッカウヰスキー株式会社 |
分類 | ブレンデッドウイスキー |
タイプ | 700ml/45度 |
1994年に3万本限定で販売したた商品です。
酒齢15年以上の余市モルト、宮城峡モルト、栃木のカフェグレーンを絶妙なバランスでまとめあげたブレンデッドウイスキーです。
ボトルデザインは、1940年に発売されたニッカ第一号のウィスキーデザインをモチーフに、現代風にアレンジしています。
竹鶴政孝生誕100周年記念ボトルは「秘伝15年」と「秘伝」の2種に分けられています。
ニッカ 竹鶴政孝生誕100周年 秘伝 15年の歴史
生誕100年を記念したウイスキーに込められる創業者への思い
■竹鶴政孝という人
2014年、あるテレビドラマが大ヒットしたことを受けて、世界5大ウイスキー産地の一つに、日本酒という長い歴史を持つ日本がなぜ加わっているのかが理解できた人がたくさん生まれました。
そのドラマは、朝の連続テレビ小説として多くの人が楽しみにしている番組で、タイトルを「マッサン」と言います。
初の外国人女性がヒロインとして演じるということで鳴り物入りの印象が先行したものの、マッサンの奮闘とエリーとの深い愛情と絆に、多くの人が虜になったのです。
マッサン放送終了後、もうマッサンとエリーに会えないと寂しがるマッサンロスなる現象まで引き起こしたのは、マッサンこと竹鶴政孝の波乱万丈の人生のそばに常に寄り添った妻・リタの物語が、人々の心を打ったからにほかなりません。
本物のウイスキーづくりを目指してさまざまな苦労を乗り越えながらも、その生涯をウイスキーに捧げた竹鶴政孝とは、一体どのような人生を歩んできたのでしょうか。
■政孝が生まれたときの竹鶴家
1894年(明治27年)6月20日、広島県賀茂郡竹原町に生まれた政孝の家の裏の竹林には、鶴が巣を作っていました。
竹鶴というあまりない苗字はこの出来事に由来しています。
竹鶴家は酒造業を営んでいましたが、製塩業も行っており、特に製塩業においては三大塩田地主の一つで、酒造りは1733年(享保8年)から手掛けていました。
竹鶴家は本家と分家があり、政孝の父・竹鶴敬次郎の母親の代に分家し、分家は製塩業だけを行っていましたが、本家では長男誕生後、主人夫妻が相次いで亡くなるという悲劇に見舞われます。
そのため、幼い本家の長男の後見役として政孝の父の敬次郎が本家に入り、酒造業を引き継ぐことになりました。
政孝が生まれたときにはすでに敬次郎は本家で酒造業を営んでいたため、分家筋にあたりながら、政孝は竹鶴本家の三男として誕生したのです。
■父からの厳しい教え
敬次郎の酒造りは、非常に厳しいものでした。
のちに政孝自らがウイスキー製造者となりますが、品質において厳しい信念を貫き通す政孝の姿勢は、父譲りだったのは明らかです。
スコットランドに渡った頃の聡明な顔立ちからは想像できないほど、幼い頃は暴れん坊だった政孝は、中学から寮に入り、寮長や柔道部の主将を務めました。
当時、政孝の布団の上げ下ろし係だったのが1学年年下で、のちに内閣総理大臣となる池田勇人だったと言いますから驚きです。
布団の上げ下ろし係だったものの、政孝にはよくしてもらったのでしょう。
総理大臣となった池田は、国際的パーティーがあるたびに国産ウイスキーを使うよう指示していたことからも、政孝からさまざまな影響を受けたと推測できます。
■軍隊に入らなかった理由
政孝は1964年に現在の大阪大学在学中から、洋酒業界のドンであった摂津酒造に入社し、技術者として洋酒製造に携わります。
この年に徴兵検査を受けた政孝は、幼い頃から柔道で鍛えた体に自信があったために甲種合格を確信していました。
ところが、検査官は政孝の履歴を見て火薬製造に必要な技術と知識を持つ貴重な人材と判断、軍需産業発展に貢献する乙種に合格となったため、徴兵されずに済んだのです。
幼い頃から竹鶴政孝という人物の歴史をたどってみると、まさにウイスキーを造るために生まれ、さらに周囲の環境や条件が政孝のために整えられていったように思えてなりません。
政孝本人の並々ならぬ気迫と努力、そしてあきらめない気持ちが多くを呼び寄せたとも言えるでしょう。
■竹鶴政孝生誕100周年を祝う逸品
ニッカウヰスキー創業者である竹鶴政孝の生誕100周年を記念して、ニッカウヰスキーでは、NIKKA(ニッカ) 竹鶴政孝生誕100周年 秘伝15年を1994年に限定で3万本を販売しました。
この生誕を記念するボトルは秘伝15年と秘伝の2種類が作られています。
秘伝15年のウイスキーは、余市と宮城峡の両方からモルトを、さらに栃木のカフェグレーンのいずれも15年以上熟成させたものを使ってブレンドされているのが特徴です。
ボトルのデザインは1940年、政孝念願の最初のニッカウヰスキーとして発売したウイスキーのデザインをモチーフにしつつ、現代風にアレンジしていますので、このボトルにも政孝への尊敬の念が詰まっています。
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