種類も味わいも豊富なブランデー
週末の夜に自宅でゆったりと味わうのに最適なお酒の一つがブランデーです。
ブランデーには、大人の男性が嗜むというイメージがつきまとい、敷居が高いお酒と考える女性もいます。
しかし、欧米では昔から健康と美容にも良いお酒として広く親しまれており、カクテルのベースにもよく使われてきました。
ブランデーは、果実酒を蒸留した蒸留酒のことで、フランスのコニャックやアルマニャックが有名です。
一般的にはブドウを原料に作られていますが、リンゴを原料としたカルヴァドスというブランデーもあります。
味わいもどっしりとしたものからフルーティーなものまで、幅広くあるのがブランデーの魅力です。
仕事や家事に頑張ったご褒美として、週末には高級ブランデーで乾杯という方も増えています。
そんなひと時をより深く楽しむためにおすすめしたいのが、ブランデーグラスです。
ビールやワインに専用グラスがあるように、ブランデーにもその芳醇な香りや風味を味わうためのグラスがあります。
お酒の種類ごとにグラスをそろえるのは大変ですが、せっかく高級なブランデーを入手されるのなら、ぜひ専用のグラスを用意してはいかがでしょうか。
ブランデーグラスの選び方
ひと昔前は、ブランデー用のグラスといえばチューリップ型でボウルが丸く膨らみ、ステム(脚)の部分が短い形が一般的でした。
これは、手のひらで包み込むように持って温め、ブランデーのアロマをより香らせるためです。
しかし、製法の向上などで今は温める必要がなくなり、このブランデーグラスを使う人も減少しています。
ブランデー本来の風味を最大限に引き出すグラスの条件は、グラスサイズが細身でボウルの部分にくびれがあり、グラスのふちが外側に広がっていることとされています。
ステムが長いことも今のブランデー用グラスの特長です。
これらの条件を備えたグラスなら空気に触れる面積が小さいので、ブランデーが持つ本来の香りや味わいを存分に楽しむことができます。
リーデル社のヴィノムシリーズやソムリエシリーズ、ポリ社のベネチアングラッパグラスなどが有名です。
比較的手ごろなマシンメイドから極上のハンドメイドまで多彩にある中から、お気に入りのグラスを選んでみましょう。