menu list買取商品 - ニッカ シングルカスク 原酒 15年 北海道余市蒸留所限定
スピード査定はこちら「今すぐ価格が知りたい」
0120-962-166
(電話受付時間 10:00〜19:00 木曜日定休)
- 買取商品検索
ニッカ シングルカスク 原酒 15年 北海道余市蒸留所限定の高価買取致します
ニッカ シングルカスク 原酒 15年 北海道余市蒸留所限定のご紹介
買取参考価格 | 21000円前後
生産国 | 日本 |
---|---|
生産者名 | 余市蒸留所 |
地方 | 北海道 |
地区 | 余市町 |
分類 | モルトウイスキー |
タイプ | 500ml/60% |
「シングルカスク 原酒15年」はニッカウヰスキーが北海道余市郡余市町に所有する「余市蒸留所」だけで販売された販売価格10,000円の直売限定品です。
原酒(シングルカスク)とは、特別に選ばれた一つの樽のモルトウイスキーをそのままボトリングしたもので、芳醇な香りとアルコール度数の高さが特徴となっております。
原酒は少量をストレートで水と交互に飲んでいただくと、厚みのある芳醇な香味を愉しむことができるのでオススメです。
ニッカ シングルカスク 原酒 15年 北海道余市蒸留所限定の歴史
トリックのない地球の英知の液体を味わう
■夢を託した理想の土地
スコットランドへ留学し、ウイスキーづくりを一心不乱に学んだニッカ創業者の竹鶴政孝氏が日本に見出したスコットランドが、北海道の余市でした。
竹鶴氏は日本のウイスキーの父と呼ばれていますが、大正期に現地で本格ウイスキーの製法技術を学び、日本に持ち帰った人物です。
後のイギリス首相は、万年筆一本でウイスキーの秘密を持ち帰った青年とユーモアを語っていますが、それだけ熱心に、愚直にウイスキーに向き合った人であることは疑いようもありません。
そんな竹鶴氏が初めて余市の地に降り立ったとき、氏はそこがまるでスコットランドのように感じたといいます。
冷たい風が運ぶ香りまでもが留学したスコットランドに酷似し、地面にはウイスキーづくりに欠かせないピートが無限に広がっていた余市は、まさに竹鶴氏の理想の土地だったのです。
竹鶴氏はそれまでにも、蒸溜所建設に適した土地を日本中探し求めていました。
行きついたのは北海道積丹半島近くの余市で、清らかな水が湧き出す理想の台地は、まさに約束の地のようだったといいます。
1934年7月に大日本果汁株式会社を設立し、ここにようやく日本でピートを焚くウイスキーの原酒づくりがスタートしたのです。
■苦悶の末に送り出した芳香のウイスキー
「余市に蒸溜所を建設しウイスキーを造った」と書いてしまえば、とても簡単な一文になってしまいます。
でもそこには想像を絶するような苦難があり、苦悶があり、1940年に本物の「ジャパニーズウイスキー」を生んだのは、絶え間ない努力と信念だったというしかありません。
まさにこのときが歴史の瞬間ですが、それは実に竹鶴氏がスコットランド留学を終えてから22年という、長きにわたる歳月が流れたあとでした。
当時粗悪なウイスキーが横行する中、ニッカのウイスキーは高い品質を頑固として守り、決してウイスキーに似て非なるものは造らないという信念を貫いたのです。
余市蒸溜所では、現在も変わらず世界で唯一の石炭直火蒸溜が続いています。
ウイスキーの香りを決めるのはピート、スコットランドに似た風土を持ち、独自のピート香を風味付ける世界でただ一つの蒸溜所が余市蒸溜所なのです。
創業からの変わらない手法で、ゆっくり焚きゆっくり蒸溜することで、深い香りのモルトを造る、そんな職人技が今も生きるからこそ、余市のウイスキーはおいしいのでしょう。
■トリックはないウイスキーづくり
竹鶴氏の口癖は、ウイスキーづくりにトリックはないという言葉だったそうです。
ウイスキーは地球の資産を借りて造る英知であり生命の水であり、人がウイスキーを造り続けられるのは、地球にその力が変わらず宿っているという証拠といえます。
戦後横行したイミテーションウイスキーは、アルコールの割合が非常に低く、香りも色もほとんど感じられない粗悪な品でした。
当然安価なため飛ぶように売れますが、竹鶴氏はいかに経営が苦しくとも、地球から力を借りて造った余市のウイスキーの品質を、自ら壊すようなことはしなかったのです。
氏のこだわりの美学は伝統として今も受け継がれ、シンプルで実直な仕事が今日も続けられていることに間違いはありません。
そして今、竹鶴政孝氏はリタ夫人とともに、余市をみおろす丘に眠っています。
■NIKKA(ニッカ) シングルカスク 原酒 15年 北海道余市蒸溜所限定
シングルカスク 原酒15年は、余市蒸溜所だけで販売された限定品です。
シングルカスクとは原酒のことですが、この原酒は特別に選ばれた樽のモルトウイスキーをそのままボトリングした逸品となります。
それがどれだけ贅沢で貴重なことなのか、おそらくここまで読み進めて来た方なら、たとウイスキーファンでなくとも理解いただけるでしょう。
樽に詰まっているのは、芳醇な香りと受け継がれてきた伝統、トリックのない真摯で愚直なこだわりが溶け込んだ、琥珀色の英知の液体です。
非常にアルコール度数が高いので、ほんの少し、ストレートでチェイサーと交互に口に含み、厚みと深みを楽しむのがおすすめです。
- 買取商品検索