ストレートやロックで
リキュールは果物やハーブ、木の実などの香りや風味が楽しめるお酒で、アルコール度数はわりと高いものが多くなっているのが特徴です。
主な飲み方としてはカクテルベースや、カクテルのアクセントとして他のお酒やジュース、炭酸などと混ぜて飲むのが一般的です。
もっとも、お酒としてそのものを楽しむこともでき、ストレートやロックでも飲むことができます。
香りや風味が強いのでストレートの場合は、チビチビと嗜む程度に、ロックの場合は大きめの氷に少量をなじませるように味わうのがおすすめです。
柑橘系などの果物系リキュールや、紅茶リキュールはストレートやロックでも飲みやすいと評判のリキュールです。
自宅で簡単カクテルを
リキュールの飲み方の定番がカクテルに利用することです。
キール・ロワイヤルやモヒート、マティーニなど代表的なカクテルの多くがリキュールを使って作られており、リキュール無しのカクテルのレシピを探すほうが難しいくらいです。
もっとも、お店で飲む場合と違い、ご自宅でカクテルを作るとなると道具がないとか、細かな材料が全て揃えられない、面倒などと敬遠される方もいらっしゃるでしょう。
本格的なカクテルでなくても、リキュールをソーダやオレンジジュースなどのソフトドリンクや、シャンパンなどの他のお酒と合わせて軽く混ぜるだけでも、一味違った簡単カクテルができますので、試してみましょう。
デザートに
リキュールはスイーツや食後のデザートにもアクセントを与えてくれます。
ちょっと大人テイストのデザートを食べたいとき、リラックスした時間を過ごしたいときに試してみましょう。
たとえば、コーヒーにたっぷりの生クリームを乗せたウインナーコーヒーやカフェラテにコーヒーリキュールを垂らす、バニラアイスクリームにチョコの香りが麗しいチョコレートリキュールや甘酸っぱいカシスリキュールを垂らす、ケーキにココナッツリキュールを垂らすなど、甘いものとのマリアージュが楽しめます。
お菓子やパン作りに
リキュールは製菓や製パン材料としてもよく使われており、コアントローと呼ばれるオレンジリキュールはパウンドケーキやフルーツケーキ、チョコレート菓子やゼリーやブラマンジェ、クリスマスのシュトレンなどにもよく利用されています。