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贈答用におすすめプレミアムウイスキー・ジョニーウォーカーゴールドラベルリザーブ

■世界的に有名なジョニーウォーカーとは

ウイスキーブランドの中でも、ジョニーウォーカーという名前を知らないという方はほとんどいないと言っても過言ではない程大変有名なブランドです。
ジョニーウォーカーは、スコットランドのキルマーノックで19世紀に発祥したブレンデッドウイスキーです。
ブレンデッドウイスキーはモルトウイスキーとグレーンウイスキーを混合したウイスキーのことを指しており、世界で流通しているウイスキーの90％がこのブレンデッドウイスキーと言われています。
世界NO.1のスコッチウイスキーブランドとして名高いブランドであり、イギリス王室御用達としても有名です。
世界200ヶ国で年間およそ1億2,000万本以上もの売上を誇っています。

■ジョニーウォーカーの誕生と歴史

ジョニーウォーカーは、ジョン・ウォーカー氏が父の死をキッカケとして農家を辞め、農場を手放したウォーカー家が売却した資金で1820年に食料雑貨店をスコットランドのキルマーノックの大通りに設け、これこそが現在のジョニーウォーカーの創業の起源となっています。
この当時はわずか15歳の少年でありながらも店を切り盛りしていましたが、1823年酒税が引き下げられ、ここからあらゆるアルコールを販売して成功し、さらに1825年からはウイスキーをメインに販売することとなり、自身で開設した蒸溜所の後に異なる蒸溜所とも取引をしてヴァッテッドモルトのスコッチウイスキーを製造していくことになり、ウォーカーズ・キルマーノックが誕生しました。
しかし1857年にジョンウォーカー氏が亡くなり、息子であるアレクサンダー氏が後を継ぎ、1865年にはより大量の生産に対応するブレンデッドウイスキーに切り替えることを決断したことで事業が発展していきます。
それこそがウォーカーズ・キルマーノックにグレーンウイスキーを配合したオールドハイランドであり、現在のジョニーウォーカーの原型となっているのです。
1889年にアレクサンダーウォーカーが死去した後、彼の息子ジョージとアレクサンダーウォーカー2世が後を継ぎ、1909年にオールドハイランドを改称してジョニーウォーカーのブランドを立ち上げます。
このジョニーウォーカーの名は、創業者である祖父・ジョン・ウォーカーから由来しており、ブランドロゴにもなっているシルクハットをかぶって赤いコートを着用し素敵を持って歩く男性こそが若かりし頃のジョンを表現しています。
1920年になると世界120ヶ国で販売されるほどのグローバルブランドへ成長するのです。

■ジョニーウォーカーでの原酒管理の徹底

ジョニーウォーカーで使用される原酒はラベルによって異なりその数は40～50種類にも及びます。
その中でも軸となっているキーモルトを上げると、カーデュ、ラガヴーリン、カリラ、タリスカー、クラガンモアなどが挙げられます。
これらの原酒をヴァッティング、グレーンウイスキーとブレンドして生み出されているのです。
ジョニーウォーカーはおよそ700万樽の原酒をあらゆる地方の蒸溜所から買い付けて保管されています。
そしてその原酒がどの蒸溜所でいつ仕込まれて、どのような樽でどれだけの期間熟成されたものかどうかを一つひとつ徹底的に管理して把握されており、原酒の状態をいつでもわかるようにしています。
これによって誰にも愛される秀逸したウイスキーを生み出しているのです。

■ジョニーウォーカーゴールドラベルリザーブ

ジョニーウォーカーでは、大衆向けのジョニーウォーカーブラックラベルやレッドラベルが有名ですが、ゴールドラベルはギフトにもよく利用されている高級ラインナップとなります。
エイジド表記はないですが、状態の良い原酒を厳選して使用されているのです。
かつてはジョニーウォーカーゴールドラベルという名前でしたが、現在はジョニーウォーカーゴールドラベルリザーブへ改名されています。
味わいはブラックラベルに似通っていますが、どちらかというとブラックラベルを上品に、そして濃厚にしたリッチな味わいが魅力です。
15種類以上の原酒がブレンドされており、キーモルトとなっているのはハイランド地方のクライヌリッシュです。
ブラックラベルのスモーキーさが少し抑えられたイメージで、ハチミツの甘さがメインで、カラメル、レーズンといったフルーティーな香りが漂います。
味わいは華やかなハチミツの甘さがメインですが酸味も感じられ、のちにスモーキーさの余韻が残ります。
おすすめの飲み方はストレートやロックです。