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長期熟成の貴重な原酒を贅沢にブレンドしたジョニーウォーカーの傑作品

■限られた人のためだけに造られた銘酒をアレンジ

ジョニーウォーカーにはかつて創業者・ジョン・ウォーカー一族の友人などに向けた、極限られた人たちのためだけに造られたウイスキーがありました。
そのウイスキーを現代風にアレンジして誕生したのが「ジョニーウォーカー プラチナムラベル 18年」で、ブレンドには希少な長期熟成原酒が使用されています。
味わいの深みや個性に優れた貴重な18年以上熟成のシングルモルトにグレーンウイスキーを18種類厳選し、これらを贅沢にブレンドして出来上がったのが「ジョニーウォーカー プラチナムラベル 18年」です。
ジョニーウォーカーの魅力であるスモーキーなフレーバーはそのままに、バニラやタンジェリン、コンポートしたフルーツやキャラメルなどの甘さがエレガントさを醸し出し、ジョニーウォーカーならではのスモーキーさが絶妙なバランスを奏でています。
口当たりはなめらかでリッチでありながらも、スムーズで豊かな味わいを感じさせる仕上がりとなりました。
18年の歳月をかけてじっくりと熟成したウイスキーを丁寧に配合したが故に生み出された究極のバランスは、まさにプラチナムと呼ぶにふさわしい銘酒となっています。
長期熟成による奥行きのあるおいしさが堪能できる、ジョニーウォーカー秀逸のブレンデッドウイスキーです。

■ジョニーウォーカーの顔ともいえるブランドロゴ

「ジョニーウォーカー プラチナムラベル 18年」を含むジョニーウォーカーブランドが発足したのは1909年のことで、創業者・ジョン・ウォーカーの孫のアレクサンダー・ウォーカー2世が立ち上げました。
「ジョニーウォーカー」の前身となったのがアレクサンダー2世の父・アレクサンダー・ウォーカーが製造した「オールハイランド」というブランドで、アレクサンダー2世がこの「オールハイランド」を「ジョニーウォーカー」に改称したことによって誕生したのです。
アレクサンダー2世はブランド名を決める際、ジョニーウォーカーの創業者であり祖父の「ジョニー」の愛称に因んで名付けたと言われています。
またジョニーウォーカーブランドを立ち上げるにあたって、アレクサンダー2世はオリジナルのブランドロゴの製作にも取り掛かりました。
モデルとなったのは在りし日のジョン・ウォーカーで、ジョンは洒落者として知られています。
実際ジョンの銅像を見てみるとすらりとした長身にハンサムな顔立ち、そして優雅な着こなしをしていたことがわかります。
アレクサンダー2世は赤いテイルコートを着てシルクハットをかぶり、片手にステッキを持って大股で歩くジョンの姿をブランドロゴとしました。
ジョニーウォーカーのボトルを見れば、そこにはいつもジョンの粋な姿を見つけることができます。

■ニッカのエンブレムと社章を使ったサントリー

ジョニーウォーカーだけに限らず、日本の有名ウイスキーメーカーもさまざまな意味を込めたブランドロゴを持っています。
「日本のウイスキーの父」と称された竹鶴政孝氏が創業したニッカでは左右に狛犬を配し、中央には武芸を意味する兜と「NIKKA」の文字を囲むようにした文化を表す市松模様のエンブレムが使用されています。
このエンブレムは竹鶴政孝氏の発案によるもので、一見すると英国貴族の紋章のようにも見えますが、実は洋の装いと和の魂が込められたデザインなのです。
日本の巨大ウイスキーメーカーのサントリーでは、「国産ウイスキーの父」と称されたサントリーの創業者・鳥井信治郎氏の兄・鳥居喜蔵氏によって造られた「向獅子マーク」が描かれていました。
これはサントリーのかつての社章でもあり、「中央三角向獅子」と呼ばれています。
この「中央三角向獅子」は日本初の国産ウイスキーとなったサントリー「白札」に貼られ、盾に描かれている2つの「S」の文字はラテン語の「スピリタス サンクタス」の頭文字です。
スピリタス サンクタスとは「聖なる生命」や「命の水」という意味があり、2007年～2016年までの角瓶にもその存在感を示しています。
ジョニーウォーカーは創業者の後継者である孫が、ニッカは創業者自らが、そしてサントリーは創業者の兄がブランドロゴを考え出しました。
それぞれに込められた願いに想いを馳せながら、一度じっくりとロゴを眺めてみてはいかがでしょうか。