お酒買取なら大阪のネオプライス

ブラックニッカ誕生40周年を祝う限定製造品

■生誕40周年記念を迎えたブラックニッカ

「ブラックニッカ 12年 40周年記念」は「ブラックニッカ」の発売40周年を記念して、12,000ケース（1ケース12本入り）で発売された数量限定商品です。
2005年（平成17年）8月30日に、アサヒビールがニュースリリースとして発表しました。
本数にすると述べ144,000本で、2005年（平成17年）9月21日より発売が開始されました。
「ブラックニッカ 12年 40周年記念」は余市蒸溜所と宮城峡蒸溜所で蒸溜したモルトウイスキーとカフェ式連続蒸溜器で造ったカフェグレーンをブレンドしたブレンデッドウイスキーとなっています。
モルトは12年以上熟成したものを使用しているため、熟成感のある芳醇な香りとまろやかな口当たりに仕上がっているのが特徴です。
軽い飲み口であるにもかかわらず、「ブラックニッカ」の伝統を引き継ぐしっかりとした味わいは健在です。
つや消しの黒いボトルに金色の文字で箔打ちされたデザインが印象的で、「ブラックニッカ」お馴染みのロゴマークと「ヒゲのおじさん」をタイル状に加工プリントされたラベルが貼られています。
「キングオブブレンダーズ」の姿と40周年にふさわしい高級感が、プレミアムなボトルであることを印象付ける特別な1本です。

■ブラックニッカ誕生の歴史

「ブラックニッカ」が誕生したのは1965年（昭和40年）のことで、モルトウイスキーにカフェグレーンを配合した日本初のブレンデッドウイスキーです。
ニッカウヰスキーがイギリスからカフェ式連続式蒸溜器を導入したのは1963年（昭和38年）で、カフェ式連続式蒸溜器で蒸溜したグレーンウイスキーを初めてブレンドした本格的なブレンデッドウイスキーが「ブラックニッカ」でした。
その後「ブラックニッカ」は1985年（昭和60年）に「ブラックニッカ・スペシャル」と名前を変えましたが、発売以来40年もの長きにわたって愛され続けてきたウイスキーです。
ニッカウヰスキーのブランドマスコット、通称「ヒゲのおじさん」は、いくつものウイスキーの香りを聞き分けられるキングオブブレンダーであることをご存知の方はどのくらいいらっしゃるでしょうか。
「ブラックニッカ 12年 40周年記念」は「ブラックニッカ」の発売から40年を迎えた「ヒゲのおじさん」から、長きにわたってご愛顧いただいたお客様に感謝を込めて贈られるウイスキーです。
「ブラックニッカ」誕生時から愛飲してきたブラックニッカファンはもちろん、「ブラックニッカ 12年 40周年記念」で初めて「ブラックニッカ」を味わうという人にとっても、共に心に残る銘酒になることは間違いありません。

■すべてのウイスキーファンを魅力するブラックニッカ

ブラックニッカシリーズはこれまで数々の商品を生み出してきましたが、「ブラックニッカ 12年 40周年記念」も限定製造品であったことから大変な人気を集めました。
これまでに終売品となったブラックニッカシリーズは数知れず、現行品よりもむしろ多いくらいではないでしょうか。
時代とともに移り変わりを見せながらも、決してブラックニッカが消え去ることがなかったのは、確かな品質と求めやすい価格設定が功を奏したのではないかと考えられます。
「ブラックニッカ」が誕生する前の1956年（昭和31年）、ニッカウヰスキーはすでに特級ウイスキーを発売していました。
このボトルに描かれた「キングオブブレンダーズ」（W.P.ローリー）のニッカエンブレムは、ニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝が大きくレイアウトしたデザインとなっています。
竹鶴政孝がこだわった本格的なスコッチタイプのブレンデッドウイスキーは、後に小麦やコーンなどから蒸溜したカフェグレーンを配合し、「ブラックニッカ」として1965年（昭和40年）に発売されたのでした。
この当時はウイスキーが等級分けされていたこともあって、1級ウイスキーのブラックニッカに付けられた「特級をもしのぐ1級」というキャッチコピーも話題となりました。
「ブラックニッカ 12年 40周年記念」にもその品質と伝統の味わいが、そのまま変わることなく受け継がれています。