menu list買取商品 - ブラックニッカ ニューブレンド
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ブラックニッカ ニューブレンドの高価買取致します
ブラックニッカ ニューブレンドのご紹介
買取参考価格 | 1000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | アサヒビール株式会社/ニッカウヰスキー株式会社 |
地方 | 東京都 |
地区 | 港区 |
分類 | モルト/グレーン/ブレンデッドウィスキー |
タイプ | 640ml/40度 |
1985年から1992年にかけて販売されたブレンデッドウィスキーです。
1965年に初めて日本でカフェ式連続蒸留機によるグレーンウィスキーを使ったブレンデッドウィスキーとして、「ヒゲのブラックニッカ」が誕生しました。
ブレンドすることによって、ウィスキー本来の香りとコクを生み出すモルトと風味を引き立てるカフェグレーンが調和し、ウィスキーの旨味を引き出しました。
この伝統的な味わいを受け継いで、樽熟成させたカフェグレーン特有のウッディな香をさらに際立たせたのが、「ブラックニッカ ニューブレンド」です。
※買取相場は、市場の相場状況や買取方法などによって上下変動いたしますので、予めご了承ください。
ブラックニッカ ニューブレンドの歴史
ブラックニッカの味わいを引き継ぎ、味わいをさらに引き立たせたニッカの銘酒
■ブラックニッカの味わいが際立つ旨さ
「ブラックニッカ ニューブレンド」は1985年から1992年にかけて、ニッカウヰスキーより販売されたブレンデッドウイスキーです。
ニッカウヰスキーといえば「ヒゲのブラックニッカ」で知られていますが、この「ブラックニッカ」は1965年にカフェ式連続蒸溜器によるグレーンウイスキーを使った日本初のブレンデッドウイスキーとして誕生しました。
カフェグレーンをモルト原酒とブレンドすることによって、ウイスキーが持っている本来の香りとコク、そして風味をさらに引き立たせることができます。
「ブラックニッカ ニューブレンド」はモルト原酒とカフェグレーンが見事に調和した、ウイスキーの旨味を存分に引き出した逸品に仕上がりました。
また「ブラックニッカ ニューブレンド」は「ブラックニッカ」の伝統的な味わいである樽熟成由来の伝統的なウッディ香を引き継いでいるだけでなく、さらに際立たせた存在となっている点も大きな魅力となっています。
■ウイスキーが等級分けされていた時代
「ブラックニッカ ニューブレンド」が発売された当時には、ウイスキーにはまだ「ウイスキー級別制度」というものがありました。
酒税法によるとアルコール度数40度、原酒混和率30%以上の「ブラックニッカ ニューブレンド」は1級ウイスキーにあたります。
含まれる原酒の量が多いほど級は高くなり、特級ウイスキーも原酒混和率30%以上となっています。
1級ウイスキーと特級ウイスキーの違いはアルコール度数で、特級ウイスキーは「アルコール度数43度以上」と定められていました。
ウイスキーには3級から特級までありましたが、当然ながら上に行くほど課税される金額は上がっていきます。
原酒の量が多いほど税金が高くなる従量制に加え、価格に応じて課税される従価税の二重課税が適用された時期もありました。
ウイスキーが「高嶺の花」の高級品となったのは、酒税法による高額の課税が課せられていたのが理由だったのです。
今ではウイスキーの級別制度はなくなりましたが、それによって特級や1級という表示があるウイスキーの価値がさらに高まる結果となっています。
1級ウイスキーであり、かつ発売年度が1985年~1989年の「ブラックニッカ ニューブレンド」は、経年変化によって奥の深い味わいが楽しめるからです。
また級別表示があるウイスキーを収集しているコレクターにとって、「ブラックニッカ ニューブレンド」はぜひとも手元に置いておきたい1本であるに違いありません。
■特級ウイスキーにこだわった創業者が造り上げた2級ウイスキー
ニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝は「本物のウイスキー造り」を目指し、常に特級ウイスキーに強いこだわりを持っていました。
1級ウイスキーである「ブラックニッカ ニューブレンド」も、特級ウイスキーに引けを取らない品質になっていたことはいうまでもないでしょう。
しかし政孝が特級ウイスキー造りにこだわっていた時代は、3級ウイスキーの全盛期でもありました。
「わしゃ3級ウイスキーは絶対に造らん」といっていた政孝でしたが、苦渋の決断の末、1950年にニッカウヰスキー3級ウイスキーとなる「スペシャルブレンドウイスキー角びん」を発売します。
さらに1964には2級ウイスキーの「ハイニッカ」を生み出し、2級ウイスキーで決められている「アルコール度数39度以下」の39度ぎりぎりまで原酒を使用したのです。
政孝は3級ウイスキーのときも同様に原酒を使用していましたが、ウイスキー本来の味わいをしっかりと残した飲みごたえのある2級ウイスキーは大きな反響を呼びました。
飲みやすい味わいとお手頃な値段設定により、「ハイニッカ」は爆発的な人気を遂げます。
ウイスキーの美味しさを知った人々がウイスキー愛飲家となり、次第に1級ウイスキーの「ブラックニッカ」に注目するようになったのも必然でした。
1級ウイスキーの「ブラックニッカ ニューブレンド」は政孝のこだわりが詰まったウイスキーでしたが、政孝自身が愛飲していたのは意外にも2級ウイスキーの「ハイニッカ」だったといわれています。
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