menu list買取商品 - 宮城峡 12年 モルティ&ソフト シングルモルト ニッカ
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宮城峡 12年 モルティ&ソフト シングルモルト ニッカの高価買取致します
宮城峡 12年 モルティ&ソフト シングルモルト ニッカのご紹介
買取参考価格 | 24000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | 宮城峡蒸留所 |
地方 | 宮城県 |
地区 | 仙台市青葉区 |
分類 | シングルモルト |
タイプ | 500ml/55度 |
「NIKKA(ニッカ) シングルモルト宮城峡 12年 モルティ&ソフト」は、ニッカウヰスキーが仙台に所有する宮城峡蒸溜所の限定原酒すが、既に終売となっており貴重な1本となっております。
樽熟成由来のカスタードクリームやエスプレッソ、磯のようなヨード香に、トロピカルフルーツのマンゴーや熟したパイン、ドライフルーツなどが豊かに香り、とうきびや爽やかな麦芽、香草系のフレーバも感じられます。
味わいは穀物が際立ち、シルキーでしっかりとした宮城峡らしい熟成感のある味わいに仕上がっています。
宮城峡12年物シリーズは、他に「宮城峡12年 フルーティ&リッチ」「宮城峡12年 シェリー&スイート」と全3種類ございます。
※180mlは買取価格が異なります。
宮城峡 12年 モルティ&ソフト シングルモルト ニッカの歴史
ウイスキー好きを虜にする上質ウイスキーの蒸溜所
■前途多難だった余市蒸溜所
昭和9年に余市の地でウイスキーづくりを始めた竹鶴政孝は、今でこそジャパニーズウイスキーの父として非常に有名であることから、余市の地に蒸溜所を建設後、すぐに上質なジャパニーズウイスキーを造れたように思えますが、実は前途多難で、数多くの試練が待ち構えていました。
スコットランドに単身留学して学んできた、ポットスチルと呼ばれる単式蒸溜器によるモルトウイスキーづくりの拠点として、余市という理想の場所を得た政孝でしたが、最初からニッカウヰスキーだったわけではありません。
ウイスキーは原酒が蒸留酒であるため、樽に入れて熟成させる期間が必要だからです。
余市蒸溜所で原酒を造り、樽に入れて熟成させている間、政孝は余市で豊富に取れるリンゴに目をつけ、まずは大日本果汁株式会社として事業を発足、リンゴジュースの販売をする傍ら、原酒の熟成を待ちました。
しかしながら、職人である政孝はリンゴ100%にこだわってリンゴジュースを作ったために当時の人たちの口に合わず、返品の山ができてしまいます。
このままではウイスキーづくりができないという危機に際し、救ってくれる人々を政孝が持っていなければ、今のニッカウヰスキーはなかったかもしれません。
■軌道に乗った余市蒸溜所に続く第二の蒸溜所
さまざまな苦難を乗り越え、鳥井信治郎率いるサントリーに並ぶ国産ウイスキーメーカーに成長したニッカウヰスキーは、洋酒の完全自由化で安く入ってくる海外産のウイスキーに対抗するため、新たに蒸溜所建設に乗り出します。
陣頭指揮を執ったのは政孝の息子の威(たけし)で、きれいな水があることと余市よりも標高の低い場所にあること、そしてウイスキーづくりの環境に適しているという3つを満たす条件を掲げ、候補地を探しました。
仙台にある宮城峡は、仙台中心部から20㎞ほど西に行ったところで、きれいな水が近くにあり、できれば平坦な土地であることという条件をしっかりと満たしています。
新川川と広瀬川の合流地点が場所の条件を満たしていたほか、新川の水が非常においしく、ウイスキーづくりにたいへん適していたのです。
候補地が見つかったとの知らせを受けて訪れた創業者の政孝が、この川の水を使ったブラックニッカの水割りを大絶賛したことから、宮城峡が第二の蒸溜所となりました。
■宮城峡ならではの特徴
新川川と広瀬川の合流地点にある宮城峡蒸溜所は、2つの河川の水の温度差によって靄が発生しやすく、この気象条件がウイスキーの貯蔵にはピッタリなのです。
水がおいしいうえに熟成させる条件が整っているとなれば、すでに余市蒸溜所でウイスキーづくりの技術は天下一品となっているニッカですから、すぐに上質のウイスキーを造り出したのもなんら不思議はありません。
1992年、敷地内にできたガーデンハウス赤レンガのオープンを記念して、敷地内をはじめ、新川川の河原でお花見を行うなど、広く地域の人たちに親しまれてきた宮城峡蒸溜所ですが、環境保全を理由に2006年を機に開催を中止しました。
地元の名物として知られる芋煮を作った芋煮会なども行われていただけに、残念に思っている人は多いことでしょう。
■工場見学で訪れよう
現在は東日本大震災により中断していた操業を再開し、工場見学をすることができます。
芋煮を食べることは叶いませんが、ニッカウヰスキーの第二の拠点として選び抜かれた宮城峡蒸溜所に足を運べるのは、ウイスキーファンとしては見逃せない楽しみといえそうです。
2014年に放送された竹鶴政孝と愛妻・リタの苦難の物語を描いたNHK朝の連続テレビ小説「マッサン」の大ヒットにより、2015年の宮城峡蒸溜所の来訪者は過去最高の33万8000人で、前年比ではなんと67%増となりました。
ウイスキーも一躍ニッカウヰスキーが注目されるようになったのは、まだ記憶に新しいところです。
■宮城峡蒸溜所に行って買いたい特別なウイスキー
NIKKA(ニッカ) シングルモルト宮城峡12年 モルティ&ソフトは宮城峡蒸溜所で造られていた限定原酒ですが、現在は造られていない貴重なウイスキーです。
樽熟成ならではのカスタードクリームやエスプレッソ、磯のようなヨード香が感じられるほか、マンゴーやパイン、ドライフルーツの香りに、とうきびや麦芽、香草系のフレーバーなど、多種多様な味わいの逸品です。
終売となったのは残念ですが、蒸溜所に行けば宮城峡12年物シリーズが3つありますので、いつかモルティ&ソフトを手に入れる日を夢見て蒸溜所に行くのもいいでしょう。
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