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ウイスキーの味わいを存分に堪能したい方を満足させるジャパニーズウイスキー

■イチローズモルト カード スリー・オブ・スペードの特徴

イチローズモルト カード スリー・オブ・スペードは、羽生蒸溜所で育った貴重なシングルモルトが使用されています。
現在、ベンチャーウイスキーの創業者である肥土伊知郎氏の先祖の代から大切に製造されてきた原酒をたっぷりと使用し、深い味わいと香りを生み出すことに成功しました。
2000年にホグスヘッド樽で貯蔵した後に新樽を使い、新たな味わいをプラスしました。
この際に使用されたのがアメリカンオークホグスヘッドです。
その後、2007年にボトリングされ発売が開始しました。
イチローズモルト カード スリー・オブ・スペードなどイチローズモルトカードシリーズは、それぞれ独自の風味や旨味を感じられるのも嬉しい特徴です。
イチローズモルト カード スリー・オブ・スペードは、ウイスキーを本格的に味わえると高い評価を集めています。

■苦難の時代を経てベンチャーウイスキーを設立

イチローズモルトは、さまざまな困難と苦難を乗り越えた後に誕生しました。
数多くのお酒の製造販売を行っていた肥土家は、2004年に肥土伊知郎氏がベンチャーウイスキーを設立するまで苦難の連続でした。
経営難に悩まされ1625年から続いていた老舗の酒造会社は、関西の酒造メーカーに買収されることになってしまったのです。
これまで先祖代々、酒造に力を注いできた肥土家は、大きな困難に直面しますが簡単には諦めません。
ここで立ち上がったのが現在でも活躍する肥土伊知郎氏です。
実は、関西の酒造メーカーに買収される当時は、400樽にも及ぶ原酒が残っていました。
先祖が大切に育ててきた原酒を泣く泣く廃棄しなければいけない状態でしたが、伊知郎氏は福島県にある笹の川酒造に原酒を預かってもらえるよう直談判し許可を得ることに成功します。
この際には、大手酒造メーカーに断られたという話も残っているため、伊知郎氏が絶え間ない努力をしたということがうかがえます。
肥土家が大切にしてきた原酒は、イチローズモルトを製造するうえでとても貴重で欠かせないものです。
伊知郎氏は、この原酒を使用して上質なウイスキーを製造販売するという信念を持ち、2004年に今や日本の代表する酒造会社であるベンチャーウイスキーを設立しました。

■念願の蒸溜所が誕生

ベンチャーウイスキーを設立した3年後、秩父蒸溜所が完成します。
秩父蒸溜所では、世界にも自信を持って発信できる数多くのジャパニーズウイスキーが生み出されています。
伊知郎氏のウイスキー造りのこだわりは数多くあり、抜群の風味や旨味を実現するために使用する機械や樽のほかにも製造法にも一切の妥協がありません。
彼が何よりもこだわったのは、ウイスキー造りの本場であるスコットランドの酒造会社を真似た製造設備です。
特に蒸溜器には大きなこだわりがあり、スコットランドのメーカーから直に輸入しています。
現在、多くの酒造メーカーでは、日本産の蒸溜器を使用していますが、伊知郎氏はあえてスコットランド産のものを使用することにこだわりました。
また、使用する樽においても厳選しています。
樽に関する専門的な知識を多数持ち合わせている職人が自ら北海道にまで足を運び、日本古来の木材であるミズナラを使って樽を加工しているのです。
貴重なミズナラの木を使った樽にシングルモルトを貯蔵し、日本の自然の香りを感じられる絶品のウイスキーが誕生しました。
イチローズモルト カード スリー・オブ・スペードをはじめ、伊知郎氏が手掛けるウイスキーは、生産量が少ないのも特徴となっています。
大量に生産することを重視するのではなく、味や香りにこだわり製造されています。
埼玉県秩父市は、ウイスキー造りに適した土地と言われており、その気候を活かしてイチローズモルト カード スリー・オブ・スペードなどウイスキーの醍醐味を存分に味わえる銘柄を数多く製造してきました。
イチローズモルトカードシリーズは、それぞれ独自の味わいを楽しめるので、飲み比べをしてみると楽しみながら満足感を得られることでしょう。