menu list買取商品 - スプリングバンク 10年
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スプリングバンク 10年の高価買取致します
スプリングバンク 10年のご紹介
買取参考価格 | 5600円前後
生産国 | イギリス |
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生産者名 | スプリングバンク蒸留所 |
地方 | スコットランド |
地区 | キャンベルタウン |
分類 | シングルモルトウイスキー |
タイプ | 700ml/46度 |
シングルモルト・スコッチウイスキー「スプリングバンク 10年」は、キャンベルタウンで唯一安定したウィスキー造りが行われているスプリングバンク蒸留所の看板銘柄です。
港町に位置する蒸留所で造られていることにより、塩辛さを帯びた個性的な味わいに仕上がった「スプリングバンク10年」は、ウイスキーファンの間で「モルトの香水」と例えられているほどに素晴らしい香り高さを持っていることでも知られています。
華やかな香味に加えて、麦芽の香ばしさとピート由来のスモーク香が印象的で、フルーティーながらも厚みがある飲み応えを楽しめる銘酒でもあります。
スプリングバンク 10年の歴史
「ウイスキーの都」キャンベルタウンの面影を伝える「スプリングバンク10年」
■モルトの香水
スプリングバンク10年はスプリングバンク蒸溜所の基幹商品で、スコットランドのキャンベルタウンのシングルモルトです。
スプリングバンクは「モルトの香水」という誇り高い呼び名もある通り、最も個性的な香味のシングルモルトとして知られ、世界中で愛されているウイスキーです。
スプリングバンク蒸溜所は、ウイスキー評論家のマイケル・ジャクソン氏が愛した蒸溜所として有名で、イギリスでは、マッカラン、ラヴガーリンとともに5つ星評価とされました。
スプリングバンク10年は、洋ナシ、バニラの爽やかで甘みのある香りと香ばしい麦芽の香りとピートスモークのような香りが混じり合い、厚みのある麦芽風味と塩気、シナモン、ナツメグといったまろやかな味わいも感じられます。
キャンベルタウンという港町に位置するという独特の熟成環境で、塩辛さが特徴とされるキャンベルタウンモルトの中でも、スプリングバンク10年は塩っぽさが強めとされます。
■家族経営で伝統製法を守る
スプリングバンクのあるキャンベルタウンは、キンタイア半島の最南端にあります。
キンタイア半島はポール・マッカートニー&ウィングスが楽曲にしヒットしたため、現在もその名前を知られるようになりました。
もともと19世紀には、大西洋に向かう船舶の寄港地として栄えた歴史を持っており、スコッチ・モルト・ウイスキーの生産規模が大きいことで知られ、キャンベルタウンは「ウイスキーの都」と呼ばれていました。
豊かな水と大麦と石炭が近くで入手でき、港湾にも恵まれ、グラスゴーやイングランドの輸送に便利な土地柄がウイスキー業が栄えた理由と言われます。
蒸溜所は全盛期には34もありました。
スプリングバンク蒸溜所は1828年の創業です。
しかし、華やかに栄えたキャンベルタウンも第一次世界大戦の頃から衰退が進み、戦争、禁酒法、大恐慌などの時代の流れについていけず、現在ではスプリングバンク蒸溜所、グレン・スコシア蒸溜所、グレンガイル蒸溜所の3蒸溜所のみとなりました。
グレンガイル蒸溜所は1925年から休止していましたが、スプリングバンク社によって2002年に再興された蒸溜所です。
また、グレン・スコシア蒸溜所も閉鎖と再開を繰り返している蒸溜所で、安定的にウイスキーを造り続けているのは、スプリングバンク蒸溜所のみとなります。
スプリングバンク蒸溜所は困難な時代でも家族経営を貫き、伝統的な製造方法を継承し続けてきました。
生産量を増やすよりは、品質にこだわる製法を続けています。
2017年から新ラベルになり、飲みやすさが増したと言われており、また、2018年に値上げされてもなお、人気を保っています。
■丁寧なウイスキー造りにこだわる
質にこだわるウイスキー造りを続けるスプリングバンク蒸溜所は、製麦からボトリングまですべての工程を蒸溜所の敷地内で管理しています。
一番の特徴としては、フロアモルティングが挙げられます。
フロアモルティングとは、床に広げた大麦を数時間おきに撹拌して酸素を送り込み発芽を促す方法であり、スコッチウイスキーの伝統的な製法です。
大変な重労働であり、作業員の肩への負担が大きかったため、モンキーショルダーという持病になることも多かったと言います。
スプリングバンクでは、フロアモルティングを採用しており、自社で手作業にて行っているため、時間や労力がかかり、大量生産できない要因にもなっています。
スコッチの伝統ともいえるフロアモルティングは、現代は業者に任せているところが多く、こだわりの象徴といえるでしょう。
また、蒸溜回数も独特です。
スコッチモルトは2回、3回の蒸溜回数が通常ですが、スプリングバンクは2回半蒸溜されています。
同じ蒸溜所で造られている別ブランドである「ロングロウ」は蒸溜が2回、「ヘーゼンバーン」は3回蒸溜となっているのです。
また、初留釜は直火で、発酵は100時間を超えるというこだわりもあります。
生産性を求め、ハイテクノロジーを導入する蒸溜所も多い中で、スプリングバンクは伝統的な製法を続け、品質の良いウイスキーを送り出しています。
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