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スプリングバンク 18年の伝統的な手法と贅沢な味わい

■職人の情熱が感じられるスプリングバンク 18年

スプリングバンク 18年は、紫色のラベルが印象的で一目見ただけでおいしさと贅沢さを想像させます。
スコットランドで誕生し、自然の恵みをたっぷりと受けて味わい深いウイスキーに仕上がっています。
キンタイア半島の港町に蒸溜所を構えていることから、この地ならではの潮の香りや味わいを楽しめると評判です。
潮っぽさを感じると聞くと飲みづらいのではといったマイナスイメージを持つ方も多いかもしれません。
しかし、スプリングバングの特徴の一つにモルトのふんだんな香りを楽しめるという点が挙げられます。
ファンの間では、モルトの香水とも呼ばれるほど香り豊かでリラックス効果を得ながら贅沢な味わいを楽しめます。
スプリングバンク 18年は、モルトの香りを楽しめるだけでなく酸味や甘さなど、一口飲んだだけで心が弾むような楽しい味わいを堪能できると話題です。
贅沢な製法によって造られているのも特徴となっており、スプリング蒸溜所のこだわりであるフロアモルティングにて製造されました。
フロアモルティングは、大変手間と時間がかかる作業です。
長年、ウイスキー造りに携わってきた職人でさえ、手間がかかり大変だと嘆くことも少なくありません。
しかしながら、満足度の高いスコッチモルトウイスキー造りには欠かせない工程の一つです。
製麦の昔から伝わる伝統的な手法の一つでスコッチモルトウイスキーの原料となる大麦の麦芽を発芽させる工程をモルティングと呼んでいます。
大麦を何日もかけて仕込み水に浸し水を含ませることやベストな時期まで発酵を待つなど、さまざまなこだわりのある手法としても知られています。
まさに職人技が詰まったフロアモルティングを妥協することなく行って造られたスプリングバンク 18年は、贅沢な時間をウイスキーとともに過ごしたいという方にピッタリな一本です。

■一筋縄ではいかなかったスプリングバンク蒸溜所の歴史

スプリングバンク 18年は、キャンベルタウンにあるスプリング蒸溜所で生産されました。
2018年にボトリングされていますが、長期間にわたり原酒をたっぷりと寝かせて造られています。
口当たりの良さや長い余韻を感じられるのも魅力であり、贅沢な一本でありながらもファンの間では余すことなく存分に味わいたいと話題を集めています。
スプリングバンク蒸溜所は、1828年に設立されました。
いまから200年近く前から活躍し、現在においても多数の銘柄を生産し続けているのも人気の証です。
リード家により創業されてから、その後は、ミッチェル兄弟に経営権が移るなど、さまざまな困難に直面しています。
1926年には蒸溜所が閉鎖され、1933年に再開されるまでスプリングバンクのウイスキーは日の目を見ることはありませんでした。

■困難を乗り越えた後に生まれたスプリングバンク 18年

スプリングバンク 18年が生産されたスプリングバンク蒸溜所は、1985年に新たに活躍し始めます。
この年、ロングロウを発売し、大きな話題を集めました。
以前のような人気を取り戻したものの、この時代は限定本数に絞り生産が再開されています。
1990年代に突入した頃、フロアモルティングが再開され、さらに世界初のシングルモルトが発売されるようになりました。
こちらは、オーガニック大麦をふんだんに使用したシングルモルトウイスキーとなっており、これまでにない味わいと香りを楽しめたのも人気を集めた理由といえるでしょう。
現在でもスプリングバンク 18年をはじめ、スプリングバンク蒸溜所の伝統的な製法と手法を駆使して生産された贅沢なウイスキーを楽しめます。
スプリングバンク 18年は、シェリー樽とバーボン樽の2つを使用して熟成しています。
これぞ高品質と自信を持っていえる一本に仕上がっており、スプリングバンクの旨味が詰まったウイスキーを存分に味わいたいという方にも最適です。