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厳選された16種のシェリー樽原酒を使用した「ザ・マッカラン レアカスク」


■「ザ・マッカラン レアカスク」の特徴

「ザ・マッカラン レアカスク」は30年以上もの長期熟成原酒を含めた、厳選された16種ものシェリー樽原酒を使用した、まさに希少性の高いレアなカスクです。
レーズンやチョコレート、バニラを思わせる甘やかな香りと、アルコール度数は43.0％ありながらも、上品で心地良い味わいが楽しめます。

■「ザ・マッカラン レアカスク」の名前に込められた3つのレア

「ザ・マッカラン レアカスク」は多数の希少な樽原酒をブレンドしたことで、レアカスクとネーミングされました。
まず、一番の注目ポイントはザ・マッカラン蒸溜所が所有している25万ものカスクの中から、256のカスクを選んだ点です。
割合にして約1,000の樽の中から1つの樽だけが選ばれることとなり、1,000に1つの逸品である原酒が選ばれたということになります。
2つ目のレアは廃業してしまったクーパレッジ製樽所や、シェリー樽の貯蔵庫ボデガで造られた昔のカスクも使用した点です。
そして、3つ目のレアは16種のカスクタイプを使用していることが挙げられます。
これは歴代のザ・マッカラン製品としても最高の数であり、非常にレアな取り組みといえます。
ザ・マッカランの愛好者なら、ぜひとも味わってみたい希少性に富んだ、個性的でユニークな一本なのです。

■「ザ・マッカラン レアカスク」を生み出した蒸溜所の歴史

ザ・マッカラン蒸溜所はスコットランドにあるウイスキー造りの名産地として名高いスペイサイド地方で、1824年に設立された伝統ある蒸溜所です。
芳醇で華やかな香味からシングルモルトのロールスロイスとも評され、日本でも人気が高いシングルモルトウイスキーとなっています。
ザ・マッカラン蒸溜所は密造酒造りが横行していた1824年にハイランドで2番目に蒸溜ライセンスを取得し、合法的に蒸溜が行える政府登録蒸溜所として発足した伝統ある名門の老舗蒸溜所です。
蒸溜所としての歴史はさらに1世紀以上さかのぼり、この地域がマッカラン教区と呼ばれていた18世紀初めには、正統派のウイスキーを生み出す蒸溜所としてすでに名を知らしめていました。

■ザ・マッカラン蒸溜所のこだわり

ザ・マッカラン蒸溜所は昔ながらの豊かな自然が今も残されたスペイサイドの自社農場で、シングルモルトの原料となる大麦を栽培しているのはもとより、原材料に対する並々ならぬこだわりを持っています。
ザ・マッカラン蒸溜所の一番のこだわりとも呼ばれ、何より大切にしているのは熟成に使う樽の品質です。
自社が植林を行っている森で原木からシェリーのシーズニングに至るまで、全ての工程を自社で管理しているのです。
樽については、外部の製樽業者への依頼や、海外から輸入する蒸溜所も多い中、ザ・マッカラン蒸溜所では手間や時間を惜しげもなくかけて、ザ・マッカラン専用のシェリー樽を自らの手で造り上げています。
これこそが、シングルモルトのロールスロイスと世界のウイスキーファンにいわしめる、華やかで芳醇な香りのもとを造り出しているのです。
ウイスキーの製造責任者だけでなく、ウイスキー製造責任者と同格のレベルを持つ樽管理責任者という役職まで設けており、樽造りへの並々ならぬこだわりが伝わってきます。
熟練の経験と蓄積されたノウハウを持つ樽管理責任者によって、熟成に使う樽の品質の徹底的な管理を行っています。
樽の品質がウイスキーの味、香り、風味に大きな影響を与えることを熟知しているからこその徹底ぶりです。
そうしたこだわりのある樽造りとハイレベルな樽管理によって、「ザ・マッカラン レアカスク」は30年以上もの年月をかけた長期熟成の希少な樽をはじめとする、16種ものシェリー樽原酒を使用しています。
ザ・マッカラン蒸溜所の並々ならぬこだわりが詰まった逸品といえます。
それだけでも希少性の高いザ・マッカラン レアカスクは、市場流通量も少なく、プレミアム価値も高いウイスキーです。