menu list買取商品 - ロングロウ ピーテッド
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ロングロウ ピーテッドの高価買取致します
ロングロウ ピーテッドのご紹介
買取参考価格 | 2800円前後
生産国 | イギリス |
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生産者名 | スプリングバンク蒸留所 |
地方 | スコットランド |
地区 | キャンベルタウン |
分類 | シングルモルトウイスキー |
タイプ | 700ml/46度 |
スプリングバンク蒸溜所が隣接していた蒸留所の名を冠し、1973年に新製品として発表したシングルモルトウイスキー「ロングロウ(LONGROW)」の主力商品のひとつにラインナップされる、年数表記がないノンヴィンテージ(NV)ボトルです。
ピート(泥炭)のみで乾燥させた麦芽を使用したことでスコッチらしいスモーキーさを前面に引き出した「ロングロウ ピーテッド(LONGROW PEATED)」は、潮っぽさやバニラのようにコクのある甘やかな香りが特徴的で、口当たりは軽やかでありながら飲み応えのある秀逸なバランスは、ロングロウのあるべき姿を最高の形で表現していると言えるでしょう。
ロングロウ ピーテッドの歴史
【ロングロウ ピーテッド】意外と知らない?ウイスキーの銘柄と歴史
■ロングロウ ピーテッドの概要
スプリングバンク蒸溜所で製造されたシングルモルトウイスキーの一種で、終売となった「ロングロウ CV」の後継品です。
ロングロウ ピーテッドは、甘いピートスモークの香りと芳醇な果実の香りとリッチでクリーミーな味わいを楽しめる特徴を持ったウイスキーになっています。
ロングロウ ピーテッドの製法は、ピートのみで48時間乾燥させたフェノール値50から55ppmの麦芽を使用し、2回蒸溜を行うことが特徴です。
この工程により、ヘビーでオイリーなウイスキーに仕上がっています。
また、さまざまな年数やカスクタイプを混ぜることで、「ロングロウ」の個性と魅力を最大限に楽しむことができます。
■スプリングバンクとは
スプリングバンクとは、スコットランド西部のキンタイア半島郊外、港町キャンベルタウンに位置するシングルモルトウイスキーの蒸溜所です。
スプリングバンク蒸溜所の特徴は、地元キャンベルタウン産の大麦を積極的に使用し、自社が所有するボトリング設備にてモルティングからボトリングまでを一環して行っていることです。
伝統的なスコッチウイスキーの製法であるフロアモルティングを行っている蒸溜所の中でも、すべての麦芽を同製法でまかなっている唯一の蒸溜所としても知られています。
■スプリングバンク蒸溜所が製造するウイスキー
スプリングバンク蒸溜所は、以下の3種の銘柄を製造しています。
1ロングロウ…しっかりピートを焚いた麦芽と、一般的な2回蒸溜製法によるウイスキー。
2ヘーゼルバーン…ノンピート麦芽と3回蒸溜製法によるウイスキー。
3スプリングバンク…少しだけピートを焚いた麦芽と、独特の2回半蒸溜製法による看板銘柄のウイスキー。
これらのウイスキーは、同一設備内で製造されているにもかかわらず、それぞれ明確な個性があり、豊かなバリエーションを展開しています。
■スプリングバンク蒸溜所の歴史
1828年にリード(Reid)家がライセンスを取得して設立した後、1837年に財政難に陥り、親戚のジョンとウィリアム・ミッチェル(John & William Mitchel)兄弟に蒸溜所を売却しています。
1926年には蒸溜所閉鎖、1933年の蒸溜所再開の後、1979年 に再び蒸溜所閉鎖を経験するなど決して順風満帆な経営ではありませんでした。
1985年 に「ロングロウ(Longrow)」を初リリースしてから現在に至るまで、度々閉鎖と再会を繰り返しています。
その背景には、世界第一次大戦、増税、禁酒運動、アメリカでの禁酒法、大恐慌などのさまざまな社会的要因条件が重なったことが挙げられます。
また、20世紀以降はウイスキー生産地としての優位性も失われたほか、生産面でも原料、燃料が不足し、コスト増加等の要因にも苦しみました。
こうした歴史がありながらも、粘り強く経営を再開しているスプリングバンク蒸溜所は、ウイスキーを愛するファンからの根強い支持と、ミッチェル社の経営手腕によって、ウイスキーの製造を続けています。
■産地キャンベルタウンとは
スコットランド西部のキンタイア半島の大西洋側、気候温暖な地域に位置するキャンベルタウンは、400年以上も昔から蒸溜文化を築き上げてきた、ウイスキー生産の伝統技術を有する街です。
キャンベルタウンは、内海に向かって開いた良港があるという便利な土地から町が興りました。
1900年初頭にはウイスキー、漁業、造船業が栄えており、スコットランドで一人あたり所得が最も高い町にまで発展しています。
現在は、これらの産業は衰退しており、観光中心の瀟洒な町となっているのです。
キャンベルタウンの近郊にあるクロスヒル湖の水は、スプリングバンク蒸溜所が仕込み水として利用しています。
この湖は、19世紀に第7代アーガイル公キャンベルがウイスキーの都である町のために造らせた湖としても知られており、ウイスキーにゆかりのある場所となっているのです。
現在、キャンベルタウンで経営を続けている蒸溜所は、スプリングバンクとグレン・スコシア両蒸溜所の2つであり、1828年当時から伝わる伝統的な設備と製法をほとんどそのまま使用しています。
こうしたクラシックな蒸溜所は、「操業している博物館」と呼ばれ地元の人々やウイスキー愛好家に長く親しまれています。
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