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ファン必飲の第2弾「ザ・マッカラン エディション No.2」


■「ザ・マッカラン エディション No.」2の特徴

ザ・マッカラン エディション No.2は、ザ・マッカラン蒸溜所が所有する多彩な樽原酒を372樽にわたってヴァッテイングした限定ウイスキーの第2弾です。
樽原酒の選定は、ザ・マッカラン蒸溜所のスピリット部門の最高責任者であるマスター・オブ・スピリットであるボブ・ダルガーノだけでなく、スペインのミシュラン3ツ星レストラン「エル・セジェール・デ・カン・ロカ」のシェフとして有名なジョアン、ジョセップ、ジョルディのロカ3兄弟によって行われました。
ヨーロピアンオークやアメリカンオークを使用したバット樽、パンチョン樽、ホッグスヘッド樽といった7種の異なる樽タイプから合計372樽の原酒を厳選してヴァッテイングされています。
ジンジャーやバニラ、シトラスを思わせる爽やかな香りと、スパイシーでドライフルーツのような味わいが特徴で、長く続く余韻が楽しめます。

■ザ・マッカラン エディション No.2を生み出す蒸溜所の歴史

ザ・マッカラン蒸溜所はウイスキー造りの地として名高いスコットランドのアイラ島にあるスペイサイド地方に位置します。
1824年にハイランド地区で2番目となる蒸溜ライセンスを取得し、密造酒造りが問題となっていた時代に合法的に蒸溜が行える政府登録蒸溜所として発足した名門中の名門といえる老舗蒸溜所です。
ザ・マッカラン蒸溜所はライセンス制度ができる以前から、この地でウイスキー造りをスタートさせており、1700年代初頭には当時の人々に「いのちの水」として高い評価を得ていたといわれています。
現在ではイギリスの老舗高級百貨店のハロッズが発行している有名なウイスキー読本では、「シングルモルトのロールスロイス」と評価されています。
すでに300年以上にわたり、シングルモルトの最高峰として君臨し続けている世界的に有名な蒸溜所です。
類まれな芳醇な芳香と、ウイスキー初心者でも比較的飲みやすい味わいで日本でも愛好者が多く親しまれています。

■あらゆる工程を管理するこだわりの製法

シングルモルトのロールスロイスと高い評価を得ているザ・マッカランの原料は自社農場で栽培された大麦、蒸溜所のそばで湧き出る泉の湧き水、イースト菌のみです。
ザ・マッカランエステートで丁寧に育てられたミンストレル大麦を発芽させ、麦芽を作る作業も全て自社で行っています。
麦芽は細かく砕かれた上で、蒸溜所のそばを流れるスペイ川のほとりにある泉の湧き水を温めたお湯を使い糖化していきます。
湧き水は長い年月をかけて山や渓谷を通じて濾過されており、軟らかくてピュアな上にミネラル分も豊富に含むので、イースト菌が麦汁を発酵させるのに最適なのです。
糖化の工程を経て生成された甘い液体には、異なる2種類のイースト菌が投入され、発酵がなされアルコールが生成されます。
蒸溜をするにあたっても、ザ・マッカラン蒸溜所ならではのこだわりがあります。
ウイスキーの名産地であるスペイサイドには、世界的にも名立たる多く著名で伝統的な蒸溜所がありますが、その中でも最も小さくユニークな形の銅製の蒸溜釜を用いているのです。
2度にわたり、丁寧に蒸溜することによって生み出されたニューメイクスピリッツは、長い長い熟成にも耐える力を宿しています。
シングルモルトの世界最高峰の座に君臨し続けるザ・マッカランの原酒となるのは、全蒸溜液のわずか16％にしか過ぎません。
ザ・マッカランになるべきグレードに達したものしか使わないという信念といえます。
そして、ザ・マッカラン蒸溜所が最も大切にしているのが、熟成に用いる樽の品質です。
原木からその処理まで全てを自社管理しており、多くの時間と労力をかけて作られる専用の熟成樽です。
自社の森林から切り出された原木を樽に加工し、シェリーを詰めて2年以上にわたって熟成された後で、厳選されたニューメイクスピリッツが詰められ、華やかで重厚な味わいへと熟成されていきます。