menu list買取商品 - オーパス・ワン 2001
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オーパス・ワン 2001の高価買取致します
オーパス・ワン 2001のご紹介
買取参考価格 | 30000円前後
生産国 | アメリカ合衆国 |
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生産者名 | オーパス・ワン ワイナリー |
地方 | カリフォルニア |
地区 | ナパ・バレー |
分類 | カリフォルニアワイン |
タイプ | 750ml/14.5度 |
アメリカのカリフォルニア州でつくられるワインの中でも最高の銘柄とされている「オーパス・ワン(OPUS ONE)」は、テレビや雑誌でも取り上げられるほど知名度も高く、高級なワインとしても知られています。
フランスワインとカリフォルニアワインが融合したオーパス・ワンは、カリフォルニアワインでありながらもボルドーのワインに似た新大陸ワインと言われるように、類まれなる独創的な特長を持ち合わせた赤ワインです。
当たり年の偉大なヴィンテージとされる「オーパス・ワン 2001」には、破格と評価されるほど素晴らしいクオリティーに実った2001年のブドウを用いており、濃いガーネット色にダークフルーツの芳香と繊細な風味を特徴とした深い味わいで、愛好家たちの舌を魅了し続けています。
オーパス・ワン 2001の歴史
熱い夢を形にしたワイン
■カリフォルニアで夢を遂げるためのワイナリー
オーパス・ワンの歴史は、古い古いワインの世界においては、まだうら若いといって良いものです。
ワイナリーが設立されたのが1978年、最初にワインがリリースされたのは翌年の1979年です。
事の発端は、1970年に持ち上がった壮大なジョイントベンチャーのプロジェクトでした。
立て役者は2人いますが、1人はカリフォルニアで最も成功を収めたと言われる、ワイン生産者のロバート・モンダヴィ氏です。
彼の登場だけでもすごいことですが、もう1人はシャトームートンロートシルトのオーナーかつバロン・フィリップ社のオーナーでもあるロスチャイルド家のフィリップ・ド・ロスチャイルド男爵というのですから驚きです。
2人はハワイで会い、そのときに持ちかけたジョイントベンチャーの企画が、後のオーパス・ワンを生むことになりました。
2人が夢見たのは最高品質かつほかに類を見ないワインを造るというもので、その壮大な目的を遂げるために、アメリカ最大のワイン生産地、カリフォルニアのナパ・ヴァレーにこのワイナリーは誕生したのです。
特にフィリップ男爵は、1960年代にすでにカリフォルニアのナパ・ヴァレーの気候風土に強い感銘を受けていました。
当時はまだカリフォルニアワインが世界にほとんど流通しておらず、世界でその地を知る人もほとんどいませんでした。
そんな時代にフィリップ男爵は、ナパ・ヴァレーならボルドーの赤に匹敵する最高級赤ワインが造れると確信し、この地にアメリカの銘ワインを生み出すことを決意したのです。
そんな熱い想いに賛同したのが、当時まだ自身のワイナリーを立ち上げたばかりのロバート氏でした。
■生まれも育ちも異なる男たちが成したこと
フィリップ男爵は、アメリカを旅する中でロバート氏と出会い、すぐに意気投合したと言います。
そのころロバート氏はまだファミリーから独立したばかりの身で、アメリカのイタリア系移民の生まれですから、すでにフランスで一級シャトーを所有しているフランスの男爵とは生まれも育ちも全く異なりました。
それでも2人を結び付けたのは、ワインや芸術に対する熱い想いです。
このパッションが銘酒オーパス・ワンを生み出したことは間違いありません。
とは言っても、出会いから数年経っても、壮大なプロジェクトはなかなか進まなかったと言います。
話が進んだのは1978年、フィリップ男爵がロバート氏をフランスに呼んだときです。
現在インターナショナル・マーケティングの副社長を務めるローラン・デュラス氏の話によると、ディナー時にはプロジェクトの話が一切出ずにロバート氏はがっかりしたそうです。
でも翌朝8時にフィリップ男爵が寝室で話し合うことを提案し、そこでワイン造りの具体的な打ち合わせが実現したということです。
■いよいよオーパス・ワン誕生へ
フィリップ男爵は、シャトー・ムートン・ロスチャイルドの当時の醸造長であるルシアン・シアノー氏をアメリカへと送り込みます。
驚くべきはルシアン氏はそのときすでに定年も間近で、それまで一歩もフランスを出たことがなかった人物だという事実です。
そんな重鎮をアメリカの新しいワイナリーに派遣するのは、男爵にとっても相当な覚悟だったでしょう。
ロバート氏は息子のティム氏を任命し、ルシアン氏とティム氏が中心になっていよいよワイン造りがスタートしました。
ところが、フランスのボルドーワイン造りに全てを捧げて来たルシアン氏とカリフォルニア生まれカリフォルニア育ちのティム氏の歯車はなかなか嚙み合わず、最初のブレンドは3日遅れでようやく完成したというエピソードもあります。
未だ遅しと待ち構えていた人の前に2人が登場したときに言った言葉は、「やっとできた」というものだったそうです。
そんなドラマもあったオーパス・ワン第一号ですが、この名前はちょっと耳に珍しい響きだと感じる人も多いのではないでしょうか。
今でこそ誰もが知る有名な名前ですが、オーパス・ワンはフランス語圏でも英語圏でも分かりやすいネーミングにするべく付けられたそうです。
男爵から提案のあったオーパス(Opus)は音楽用語で作曲番号1の意で、ワインをオーケストラの交響曲に例え、グラス1杯はその旋律であるという芸術的な意味合いが込められています。
■ボルドーワインにも似ているオーパス・ワン2001
フランスとカリフォルニアのワイナリーの知識と技術、情熱が融合した芸術的なワインオーパス・ワンは、カリフォルニアワインという地位でありながら、やはりボルドーワインにどこかしら似た深みを湛えています。
類まれなる独創的な特長がありますが、オーパス・ワン2001は当たり年の偉大なヴィンテージとされる素晴らしいクオリティを誇ります。
濃いガーネット色を目に、ダークフルーツの芳香を鼻孔に感じながら、同じ夢を見た2人の巨匠に想いを馳せてはいかがでしょうか。
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