menu list買取商品 - 黒龍 火いら寿
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黒龍 火いら寿の高価買取致します
黒龍 火いら寿のご紹介
買取参考価格 | 2500円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | 黒龍酒造 |
地方 | 福井県 |
地区 | 松岡町 |
分類 | 純米大吟醸 |
タイプ | 720ml/16度 |
新鮮な香味と繊細な味わいをあわせ持つ純米大吟醸酒でみずみずしく軽快な生酒の「黒龍 火いら寿(ひいらず)」は、35%精米の黒龍シリーズの中でも吟醸酒の醍醐味をしっかりと楽しめる最高峰の1本に仕上がりました。
熟したフルーツフレーバーの芳香力が強く、タイムやセルフィーの香草が加わることで、果実の香りが瓜やキュウリへと変化します。
しっとりとした軽快な口当たりから、強く豊かなふくらみへと雰囲気が一変する味わいが立体感のある味覚構成を生み出し、ほのかな甘みが感じられるも、余韻は短めであっさりと味わうことができる逸品です。
黒龍 火いら寿の歴史
文化元年創業の老舗の歴史とは
■200年を超える歴史の中で大事にしてきたこと
文化元年と言われても、ほとんどの人がいつの時代のことなのかピンとこないでしょう。
一方で歴史に精通している人なら、その歴史がいかに長いかということが容易に理解できます。
文化元年は西暦にすると1804年になり、2018年現在から数えて214年前になります。
この年に福井の地を治めていた松岡藩の奨励のもと、酒造りに乗り出したのが黒龍酒造株式会社の始まりでした。
初代蔵元は石田屋二左衛門で、初代から現在に至るまで手作りの日本酒にこだわってきた酒造会社です。
この地特有の水質の良さから美味しい日本酒が作れたことや、藩主からの奨励を受けたことから全盛期には17を超える蔵元が存在し、酒造りにいそしみましたが、現在は石田屋の屋号を守り続ける黒龍酒造株式会社ともう一軒の蔵元が存在するだけとなっています。
日本酒作りは伝統文化であり、それを絶やすことはならぬという信念が石田屋にあったことは、想像に難くありません。
創業者であった石田屋二左衛門から取った石田屋の屋号を今もなお守り続けるのは、黒龍酒造株式会社が原点を忘れない気持ちを大事にしているからなのでしょう。
■時代の先取りも黒龍酒造株式会社の生き残りに一役買った
現代へと時を刻んでいくことにつれて、石田屋にも変化が訪れます。
七代目蔵元となった水野は、日本酒と同じ醸造酒のワインに興味を惹かれ、フランスやドイツを歴訪します。
本場の醸造酒を味わうことによって、日本酒をワインのように熟成させ、より美味しいものにできないかという考えを持つようになったのです。
日本酒を熟成させるという初の試みに試行錯誤を繰り返しつつも、高品質の日本酒であることは絶対に譲れない条件だったことから、あえて少量生産にこだわりました。
その努力は実を結び、1975年、日本で最初の大吟醸酒「龍」を生み出すという快挙を成し遂げたのです。
ただ、龍は非常に高価な日本酒でした。
当時、日本で最も高い日本酒と言われたほどで、それゆえに大吟醸酒を商品として流通するのは無理というのが、酒業界の共通した認識でもあったのです。
それでも大吟醸酒を作ったのは、ワインというお酒に魅入られたと同時に、伝統である日本酒の良質なところを守り続けたいという蔵元としての意地だったのかもしれません。
■松岡という土地
黒龍酒造株式会社がある福井県の松岡という地は、美しくて美味しい水があるところでした。
銘酒に名水が欠かせないのはよく知られており、日本酒に限らず、ウイスキーにも当てはまります。
サントリーの創業者・鳥井信治郎が山崎の地を上質の国産ウイスキーを作る場所に選んだのは、山崎の良質な水が決め手だったのは有名な話です。
黒龍が目指す、きれいでふくらみのある味わいの吟醸酒を作るためには、軟水の澄み切った九頭竜川の伏流水が欠かせません。
この水を使い、伝統を守りながらも先端技術を採り入れていった黒龍酒造株式会社が、17あった蔵元の中でたった2軒だけが生き残り、さらに銘酒を生み出す蔵元として全国に知られるようになったのは、たゆまぬ努力と探求心の賜物だったと言えるでしょう。
■幻の日本酒を作る蔵元へ
今や黒龍酒造株式会社は、幻の日本酒を作る蔵元として熱い視線を集めています。
日本酒の消費量が頭打ちになる中、銘酒の売上は伸びており、美味しい日本酒を求める傾向が顕著になったのは明らかです。
黒龍酒造株式会社で自慢の商品ラインナップの中でも、特に社名を付けた黒龍ブランドは、どれを取っても遜色ない出来栄えです。
その中の一つ、「黒龍 火いら寿」は、酒造りに最適とされる山田錦を使って作られる、期間限定の生酒です。
純米吟醸酒の生酒で最高峰との呼び声が高いこの「黒龍 火いら寿」は、2月の寒いさなかにだけ飲めるとあって、発売を心待ちにしている人も多いでしょう。
黒龍酒造株式会社では、明治の初期から生酒を作ってきたこともあり、その際に使用していた「火いら寿」の版木から名前が付けられました。
黒龍ブランドの中でも限られた期間しか飲めないお酒のため、チャンスを逃さず味わいたい逸品です。
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