menu list買取商品 - 黒龍 吟十八号
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黒龍 吟十八号の高価買取致します
黒龍 吟十八号のご紹介
買取参考価格 | 2500円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | 黒龍酒造 |
地方 | 福井県 |
地区 | 松岡町 |
分類 | 吟醸 |
タイプ | 1800ml/15度 |
1年で最も過ごしやすいお花見の頃から初夏にピッタリの、爽やかな風薫る季節限定の吟醸生貯蔵酒「黒龍 吟十八号」です。
仕込作業が軌道に乗り、安定した酒造りが出来る頃となる十八号目の仕込番号から「吟十八号」と名付けられた軽やかな香味の吟醸酒は、生貯蔵ならではの新鮮さと、吟醸らしい清涼感あふれる軽快な味わいが特徴です。
キラキラと輝くシルバーグリーンがかった淡い色調が清々しく、フルーツフレーバーの表現が豊かで、柔らかさと強さが混在したバランスの良い味わいをお愉しみいただけます。
※720mlボトルは買取価格が異なります。
黒龍 吟十八号の歴史
地酒が日本酒離れを救うか
■加速する日本酒離れ
かつてはどこの家でも晩酌は日本酒が定番だったものですが、だんだんと洋酒の数が増え、国内メーカーでも洋酒を造り出したことから、若い年代を中心に日本酒離れが加速しています。
日本国内での全ての酒類の販売高は、縮小傾向にあるもののそれほど大きな変化ではなく、一定して3兆6000億円程度の売り上げがありますので、かなりの驚きです。
とはいえ、これを酒の種類別に見ると、1989年には全体の15.7%を占めていた清酒は、2014年には6.7%と半分以下に落ち込んでいます。
日本酒離れが加速していると言われるものの、量販店に行くとたくさん並んでいるために本当にそうなのかと疑問に感じますが、この調査結果を見ると明らかに減っていることに納得です。
清酒の代わりに飛躍的に消費量を伸ばしているのがウイスキーで、先に挙げた年でいうと1989年はわずか数%に過ぎなかったのが、2014年は23.8%にまで増えています。
これは急激な伸びといって良く、その背景にはテレビドラマのヒットや、コマーシャルによる宣伝の上手さなどが要因と言われています。
■日本酒が注目されているのは地酒
かつて日本酒で選ばれると言えば、大手酒造メーカーが造る酒がほとんどで、特定の地域で造られた酒で売れると言えば酒の銘醸地として知られる灘か伏見くらいのものでした。
ところが最近は日本全国においしい地酒があるという話がSNSを通して瞬く間に広まるようになったため、地酒に熱い視線が注がれています。
それこそ北海道から沖縄まで、地酒なら飲みたいという人は多く、日本酒の消費縮小をストップさせるカギは、地酒にあると言っても過言ではないほどです。
すでに、有名な地酒として銘柄名が広く浸透しているものも多く、今後はおいしい地酒に巡り合った人たちから順に、さらに地酒探しをして日本酒の消費量を増やしていってくれると考えられます。
■福井県には長い歴史を持つ酒造会社がある
福井県と言えば、曹洞宗の大本山として知られる永平寺が有名ですが、この永平寺の近くに1804年(文化元年)に創業し、214年もの長きにわたって地酒を造り続けている酒蔵があります。
それが、黒龍酒造株式会社です。
創業者である石田屋仁左衛門は、酒蔵のすぐそばを流れる九頭竜川のおいしい水を使い、地元産の米で地酒を造り始めます。
もちろん、当時は現在のような物流網はなく、純粋に近くの人たちだけが買い求めにやってきていました。
そんな黒龍酒造は、創業以来年数を重ねるにつれ、徐々に商品ラインナップを増やしていきます。
現在は黒龍という上質の地酒と、九頭竜川の名からとった九頭龍という気軽に楽しめる地酒の二つのシリーズを造っており、地酒ファンとしてはどちらも捨てがたいといったところでしょう。
時代が移り変わっていく中で黒龍酒造株式会社は、良い酒を造るには酒蔵だけが頑張るだけではダメだという考えを強くしていきます。
理想とする酒を造るには黒龍酒造が持つ歴史と技術を存分に活かすのはもちろんですが、良いお米がなければ酒蔵がいくら頑張っても、いい酒を造ることはできません。
そのため、米農家と蔵元とはしっかりとした信頼関係で結ばれないといけないと考えており、こうした考えが黒龍酒造の酒を、そしてひいては地酒全体をおいしい酒にしていると思われます。
■酒造り最盛期にだけできる特別なお酒
酒の仕込みを行うにあたって18番目のもろみが搾られる頃に最盛期を迎えることから、この時期の吟醸酒を生貯蔵した黒龍酒造株式会社黒龍シリーズの中で、期間限定で発売されるのが黒龍 吟十八号です。
軽やかな味わいと爽やかな香味は、昨今人気のフルーツフレーバーの日本酒を連想させます。
ただし、そこは214年もの長い歴史を持つ黒龍酒造株式会社が造る酒だけあって、単にフルーティーという言葉では表現できない、やわらかさと強さをミックスしつつもバランスのとれた絶妙な味わいになっており、毎年楽しみにしている人も多い逸品です。
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