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■世界に認められた響１７年の味わいをより贅沢に感じる
サントリーウイスキー響１７年 ノンチルフィルタード ５０．５はインターナショナル・スピリッツ・チャレンジ（ISC）で2009年、2012年、2013年、2016年に金賞を受賞した歴史と実績を持ち、世界で高い評価を得ている響１７年をノンチルフィルタード製法で味わえる特別なバージョンです。
ノンチルフィルタードとは冷却ろ過をしない製法で、樽から出した原酒そのままの味わいや香りが味わえる魅力があり、ウイスキー好きにとってはたまらないスタイルです。
サントリーウイスキー響１７年 ノンチルフィルタード ５０．５は通常の響17年と同様に17年以上の熟成されたモルト原酒を用いながら、加水がほぼなされることがないノンチルフィルタード 製法で造られるため、通常の響１７年がアルコール度数43度なのにたいして、アルコール度数50.5度と高い状態がキープされています。
通常であれば、樽出し後直ぐにブレンダーしか味わえなような原酒をそのままの味わいで楽しめるということができるでしょう。

■響１７年について
サントリーウイスキー響１７年 ノンチルフィルタード ５０．５の姉妹品ともいえる響１７年はサントリーの創業90周年を記念して1989年に発売されたものです。
ブレンダーの手で丁寧に選び抜かれた酒齢17年以上の長期熟成モルト原酒と酒齢17年以上の円熟したグレーン原酒がブレンドされたうえで、じっくりと後熟もなされたこだわりのウイスキーです。
多彩な原酒が絶妙のバランスでブレンドされ、華やかなハーモニーを奏でています。
1923年に日本最古のモルトウイスキー蒸留所がサントリー創業者である鳥井信治郎によって開設されて以来、丁寧に受け継がれてきた伝統のブレンド技術が光る逸品といえます。

■響の誕生の歴史
ウイスキーブランドの響は、創業者の次男である二代目マスターブレンダーの佐治敬三佐治によってサントリー90周年の記念事業の一環として、大切に守られ受け継がれてきた多彩な原酒を用い、伝統のブレンド技術の粋を極めた極上のウイスキーを造りたいという信念のもとに1989年に生み出されました。
90周年事業として完成させた新たなウイスキーに響という名称がつけられたのは、サントリーの企業理念である「人と自然と響きあう」から来ているとされています。
そこには、ウイスキーづくりを通して世界の多彩な人々とかけがえのない自然と共生していこうとのメッセージが込められています。
創業者である鳥井信治郎は1923年にウイスキー造りを始めた時、日本の風土や日本人の感性に合ったウイスキーをつくり、世界に愛されるウイスキーを目指したいと大きな夢を抱いていました。
その想いが佐治敬三や職人たちへと継承され、日本の豊かな自然が育んだ原酒を日本人の感性で繊細にブレンドし、世界中の人々に喜ばれるウイスキーをつくることで、まさに夢が花開いたということができます。
響は創業時代からの夢や理想を具現化したウイスキーということもできるのです。

■3つの蒸留所の原酒のハーモニー
サントリーでは山崎蒸留所と白洲蒸留所をはじめ、知多蒸留所と3つの蒸留所で原酒が造られています。
それぞれ、環境や設備が異なるため、育まれる原酒も個性の違いがより現れ、サントリー自慢の多彩な原酒が生み出される地盤を整えています。
それまで、サントリーのウイスキーは、1つしかなかった山崎蒸留所で育まれる多彩な原酒をブレンドしていました。
ですが、高度経済成長期を経て高級ウイスキーブームが巻き起こった時期でもある1972年に知多蒸留所、1973年に白州蒸留所が相次いで開設されています。
そして、響ではこれまでのブレンテッドウイスキーとは異なり、1つの蒸留所で造られた原酒だけでなく、山﨑蒸留所と白洲蒸留所の個性豊かな多彩なモルト原酒と知多蒸留所の多彩なグレーン原酒の中から厳選された原酒を、ブレンダーの匠の技でブレンドし調和させ、多彩な原酒が響き合うウイスキーへと仕上げられているのです。