menu list買取商品 - 磯自慢 大吟醸28 ノビルメンテ
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磯自慢 大吟醸28 ノビルメンテの高価買取致します
磯自慢 大吟醸28 ノビルメンテのご紹介
買取参考価格 | 19000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | 磯自慢酒造 |
地方 | 静岡県 |
地区 | 焼津市 |
分類 | 大吟醸 |
タイプ | 720ml/16度 |
兵庫県特A地区東条秋津の山田錦を28%まで精白し、その米を麹米・掛米ともに100%使用した贅沢な日本酒です。
瓶に表記されている「ノビルメンテ(Nobilmente)」は、高貴な・上品な・気品のあるといった様子を表す音楽用語のことで、「ビンテージ」や「アダージョ」に続くプレミアム商品としてその名が付けられました。
2016年5月の伊勢志摩で開催された、先進7ヵ国首脳会談「伊勢志摩サミット」に先立った、G7シェルパ会合の夕食会で乾杯酒として採用された品です。
磯自慢 大吟醸28 ノビルメンテの歴史
安かろう悪かろうでも売れた時代
■高度経済成長期は飛ぶように売れた日本酒
高度経済成長期、日本酒はまさに飛ぶように売れました。
酔うために飲む大衆向けの酒が一般的でしたが、国民全員がより裕福な生活を実現するため、必死に頑張った時代です。
懸命に仕事をしたら、一日の疲れを癒やすのに日本酒を飲み、また翌日頑張るという繰り返しによって、現在の日本は作り上げられたのです。
高度経済成長期に頑張ってくれた人たちの存在がなければ、日本の先進国の仲間入りははるかに遅れたことでしょう。
もともとが勤勉な国民性だったこともありますが、現在のようなデジタルの恩恵がない時代の仕事は、体力が物をいうことも多かったはずです。
そんな人たちの頑張りを支えたのが、日本酒だったのです。
日本酒はまさに飛ぶように売れ、大手酒造メーカーでの製造が追い付かないほどでした。
今ほど洋酒に人気がなかったこともあって、とにかく日本酒が足りません。
大手酒造メーカーは、地方の酒蔵に酒を造ってくれるように頼み、品質においてかなり劣る酒であっても、桶ごと買い取ったのです。
これが桶買いと呼ばれるシステムで、品質が低くて地元の人はとても買わない酒でも大手酒造メーカーが桶買いしてくれるのですから、酒造りの方法を変える地方の酒蔵が続出したのも無理はありません。
■日本酒需要の陰り
高度経済成長期を抜け、経済の熟成期へとステージが移ると同時に、日本酒の出荷量は目に見えて減ってきます。
いまだに高度経済成長期に記録した日本酒の販売量の最高記録は更新されていませんし、ピーク時と比較した販売量は、日本酒人気が高まりを見せている現在でさえ、わずか1/3でしかありません。
近年の地酒ブームによってかなり挽回しているのではないかという印象が強い日本酒ですが、ワインにシャンパン、ウイスキーにブランデーといった洋酒はおしゃれ度合いが日本酒とはレベルが違うとして、洋酒が好まれる傾向が顕著です。
日本酒需要に陰りが見え始めるとともに桶買いも減り、そのうち完全になくなってしまいました。
安い酒ばかりを造ってきた酒造会社は地元の人たちの信頼をなくし、美味しい地酒を造る技術すら失ってしまい、倒産を余儀なくされたのです。
大手酒造メーカーとしても、桶買いで世話になった地方の酒造会社を倒産に追い込んだ形になったことを申し訳なく思ったでしょうが、日本酒そのものの人気がなくなってきたとなれば、自社の生き残りをかけての戦いに挑まなければならず、地方の酒蔵まで構っていられないというのが正直なところだったのではないでしょうか。
■生き残った磯自慢酒造
焼津で唯一の酒蔵である磯自慢酒造も、当然のように桶買いに参加していました。
倒産することなく生き残ったのは、需要の陰りをいち早く察知し、いい酒を造るという酒蔵の原点に、どこよりも早く立ち返ったからです。
高品質の酒造りを取り戻すのは決して容易ではありませんでしたが、最高級の酒米を育てる酒米農家を探し、説得し、ついに酒造り好適米の山田錦をコンスタントに手に入れられるようになって、磯自慢酒造は変わります。
生き残ると同時に、新しい磯自慢酒造に生まれ変わったといえるでしょう。
■世界のトップを唸らせるプレミアムなラインナップ
磯自慢 大吟醸28ノビルメンテは、2008年に開催された第34回主要国首脳会議・通称洞爺湖サミットでの夕食会の乾杯酒に磯自慢のヴィンテージが選ばれたのに続き、2016年5月に伊勢志摩で開催された先進7か国首脳会談、通称・伊勢志摩サミットに先駆けて開催されたG7シェルパ会合の夕食会で乾杯酒に採用されたお酒です。
日本に世界の首脳が集まるという重要な場で催される夕食会において、サミットの内容は違えど2度にわたって選ばれたというのは、いかに磯自慢の品質がよいかを如実に物語っています。
兵庫県特A地区東条秋津の山田錦をなんと28%まで精白した驚異の精米歩合と、麹米・掛米ともに100%使用した贅沢な日本酒は、世界のトップを唸らせたに違いありません。
瓶に表記されたノビルメンテ(Nobilmente)は音楽をしている人にはおなじみの音楽用語で、高貴なとか上品な、あるいは気品のあるといった様子を表します。
洞爺湖サミットで造られたヴィンテージを筆頭に、プレミアムラインナップとして造られたアダージョに続くノビルメンテは、磯自慢最高峰のシリーズとして造られただけにこの命名にも納得といったところです。
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