menu list買取商品 - 磯自慢 特別純米 雄町 55
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磯自慢 特別純米 雄町 55の高価買取致します
磯自慢 特別純米 雄町 55のご紹介
買取参考価格 | 2500円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | 磯自慢酒造 |
地方 | 静岡県 |
地区 | 焼津市 |
分類 | 特別純米 |
タイプ | 720ml/16度 |
SAKE COMPETITION2015の純米酒部門で、1位に選ばれた日本酒です。
酒米には赤磐雄町を100%使用し、吟醸規格「精米歩合55%」まで精米を行いました。
赤磐雄町は利守酒造が復活させた「備前雄町の古代米」のことです。
赤磐雄町は「岡山県赤磐市赤坂町地区」、備前雄町は「岡山県岡山市中区」で造られた雄町です。
雄町は、酒米の王様「山田錦」と人気を2分する日本酒酒米の2大巨頭の一角です。
吟醸香と共にフルーティで奥深い味わいが楽しめます。
磯自慢 特別純米 雄町 55の歴史
人気の酒米で造られた磯自慢
■日本酒人気を支える酒用の米
今では酒は酒を造るための専用の米があり、酒米と呼ばれるということは広く認識されています。
しかしながら、酒は米でできているものというイメージが強いため、普段食べているお米がお酒になっていると考えている人が多いのも至極当然です。
したがって、酒米というものが本格的に使われ始めたのはごく最近という印象を持ってしまいがちですが、実際には一般米と酒造り用に適した酒造好適米とが明確に分類されるようになったのは1951年以降のことで、約70年近く前にもう酒米は存在していました。
こうして日本酒を米の段階から考えると、知らない歴史がまだまだあることがわかります。
■静岡県焼津で唯一の酒蔵
今や一度は飲んでみたい日本酒の中に、必ずといっていいほど名前が挙がるようになったのが、静岡県焼津市にある酒造会社、磯自慢酒造株式会社が造る磯自慢です。
大吟醸や吟醸、本醸造など、種類の異なるタイプの日本酒を17品ほど造っており、杜氏と蔵人たちが力を合わせ、生き物と日々向かい合うように大切に酒を造っています。
もともと焼津地方で唯一の酒蔵であり、庄屋として米作りを管理する大地主だった磯自慢酒造は、長年、地元の人たちに愛される酒造りをしてきました。
日々の晩酌に最適なのは気軽に飲める本醸造ですが、この本醸造でさえも大吟醸などと同じように手間暇をかけて造ります。
いわゆる普段着のお酒といえる本醸造でさえも手を抜かない徹底した酒造りと酒米へのこだわりが、今や日本全国に磯自慢酒造の酒は旨いと知らしめることになった、最大の特徴といえるでしょう。
■倒産の危機に直面しての決断
1830年、天保元年創業の磯自慢酒造は、2020年に創業190年を迎えます。
長い歴史を持つ老舗の酒蔵ですが、昭和50年に入る直前には倒産の危機に直面しました。
当時、日本は高度経済成長期真っ只中、日本酒が飛ぶように売れ、大手酒造メーカーは製造が追い付かなかったのです。
そのため、地方の地酒酒造会社に造ってもらって桶ごと買い上げたことで、地酒の酒蔵には労せずして利益を得られる環境が整ってしまいました。
経済成長がストップして成熟期に入ると今度は洋酒ブームが巻き起こり、一転日本酒は売れない酒になってしまいます。
大手酒造メーカーが買い上げてくれた利益は消滅し、桶買い用の地酒を造っていた地方の多くの酒造会社が倒産していきました。
この危機をいち早く察知し、安い酒を大量に造って買い取ってもらうという桶買いシステムからの脱却を図るため、現在の社長と会長親子が採った決断は高品質の酒を造る酒造会社に戻ることだったのです。
しかしながら、言うは易く行うは難しで、まさに前途多難といえました。
■酒米へのこだわり
磯自慢酒造が倒産の危機に瀕したとき、すでに酒米と食べる米との分類は行われており、さらには最高級の酒米として山田錦の名はよく知られていました。
磯自慢酒造の復活には、この最高級の酒米がぜひとも必要だとして、特A地区東条山田錦地区で酒米栽培をする農家を訪ね歩き、1軒1軒説き伏せた結果、やっと1軒の農家と契約を結ぶことができて手に入れた最高級の山田錦に、杜氏の匠の技が相まって、高品質のいい酒を生み出すことに成功します。
ばたばたと倒産していく地酒会社をよそに、磯自慢酒造は見事に復活を遂げたのです。
■磯自慢=山田錦だけではない
磯自慢酒造の酒は、本醸造でさえも山田錦を使うほど酒米にこだわっていますが、実は磯自慢=山田錦一辺倒ではありません。
磯自慢 特別純米 雄町55は、SAKE COMPETITION2015の純米酒部門で1位に選ばれた逸品ですが、その酒米は赤磐雄町を100%使用しており、山田錦ではないのです。
赤磐雄町とは、岡山県赤磐市赤坂町地区で、備前雄町は岡山県岡山市中区で造られた雄町という酒米で、利守酒造が復活させた備前雄町の古代米です。
磯自慢酒造がこの赤磐雄町を酒米に使い、吟醸規格である精米歩合を55%にまで落として造った酒が、純米酒部門で最も優れていると認められたお酒になりました。
酒米といえば山田錦のイメージですが、雄町はこの山田錦と人気を2分する優れた酒米で、磯自慢ならではのフルーティーな香りと味わいに仕上がっています。
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