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日本でも販売された蔵出し原酒のボウモアは格別の美味しさが楽しめる逸品

■モルト原酒の生の味わいが堪能できる銘酒

「ボウモア 16年 ボルドーワインカスク 1992」はアイラ島で最も古いボウモア蒸留所で1992年に蒸留され、バーボンカスク（樽）で6年間熟成させた後、ボルドーワインカスクで10年間さらに熟成させた樽出し原酒となっています。
冷却ろ過を一切施していないカスクストレングスのため、いわば「生のままのモルト原酒」を楽しめるのが特徴です。
「ボウモア 16年 ボルドーワインカスク 1992」はワインカスク熟成がもたらした透明感のある色合いをしており、ルビーやガーネットを思わせる深い紅色が美しさを際立たせています。
化粧箱もシックなボルドー色となっており、ワインカスクの良さを随所に見て取れる仕上がりです。
「ボウモア 16年 ボルドーワインカスク 1992」を一口含めば芳醇な甘みが口の中いっぱいに広がり、それと同時にアイラモルト特有の潮の味も感じることができます。
ボウモアが誇る伝統のスモーキーさも健在で、ワイン樽に由来する熟したベリー果実の味わいとの調和が絶妙なバランスを保っています。
日本ではわずか2,100本の数量限定でしか販売されなかったため、入手が難しい貴重な銘酒です。

■カスクが醸し出す上品な味わいが魅力

「ボウモア 16年 ボルドーワインカスク 1992」は、バーボンカスクとワインカスクの異なる2つの樽が熟成に使われています。
特にベリー系のフルーティーな香りを生み出しているのは、ワインカスクが多大な影響を及ぼしているといっても良いでしょう。
木製のワインカスクは木の木目から酸素が入りこみ、カスクの中で熟成中のワインがこの酸素を吸収して酸が変化していきます。
酸の変化はワインに深い香りとボルドーの特徴である深みのある色合い、そして風味そのものにも深みをもたらしていくのです。
「ボウモア 16年 ボルドーワインカスク 1992」のルビーレッドの色合いも、ワインカスクで熟成させることによって育まれました。
またワインカスクは熟成が進むにつれてタンニンという成分をカスク内に溶出しますが、このタンニンもワインに深みを与える役割を果たします。
すでにバーボンカスク由来のバニラ風味を備えている「ボウモア 16年 ボルドーワインカスク 1992」に、ボルドーワインを熟成したワインカスクの成分が浸透すれば高品質のウイスキーが出来上がることは想像に難くありません。
ボウモアの大きな魅力でもあるスモーキーさも融合した、まさに力強さと上品さを兼ね備えた銘酒が「ボウモア 16年 ボルドーワインカスク 1992」なのです。

■日本で最も飲まれたウイスキーランキングの結果は？

近年女性にも人気を博しているウイスキーですが、その理由としてハイボールの登場が挙げられます。
ハイボールとはウイスキーを炭酸水で割ったもので、炭酸のはじける爽快感が人気を集めています。
「ボウモア 16年 ボルドーワインカスク 1992」はボルドーワインカスクで10年間後熟させたウイスキーのため、赤ワイン好きの女性にも大変好評です。
アルコール度数が53％と高めなことも、ハイボールに最適なウイスキーとなっています。
スモーキーでピーティー、さらに海藻由来のヨードが薬臭いといわれるアイラモルトにあって、ボウモアはフルーティーさとスモーキーさのバランスが取れているのが特徴です。
そのためアイラモルト初心者にも受け入れやすいウイスキーといわれています。
それを如実に表しているのが、日本最大級のバー＆ウイスキー愛好家アプリとして知られる「HIDEOUT CLUB」が発表した「2017年に最も飲まれたウイスキーランキング」でのボウモアの順位です。
ランキングの上位3位をすべてアイラモルトが占め、ボウモアは見事第1位に選ばれました。
第2位がラフロイグ、そして第3位がアードベッグという結果に、アイラモルトウイスキーが日本でも人気を集めてきていることがわかります。
日本での「ボウモア 16年 ボルドーワインカスク 1992」の販売数は2,100本しかなかったため、「ボウモア 16年 ボルドーワインカスク 1992」が飲めるバーで楽しんでいるボウモアファンも少なくありません。