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モリソン・ボウモアディスティラーズ50周年を記念した限定オフィシャルボトル

■発売本数が限定のため入手困難なオフィシャルボトル

「ボウモア 32年 1968 モリソン・ボウモア50周年記念ボトル」は、モリソン・ボウモアディスティラーズの50周年を記念して販売されたウイスキーです。
モリソン・ボウモアディスティラーズが手掛けた60年代もののオフィシャルヴィンテージウイスキーとなっており、1968年にスコットランド・アイラ島にあるボウモア蒸留所で蒸留されました。
32年間の長期にわたって熟成させた原酒を2000年に瓶詰めし、1860本という非常に少ない本数で限定発売しました。
「ボウモア 32年 1968 モリソン・ボウモア50周年記念ボトル」の原酒をセレクトしたのは、当時のボウモア蒸留所のオーナーだったブライアン・モリソン氏です。
アイラモルトの特徴であるスモーキーな香りにパッションフルーツやライチ、熟したパイナップルなどのみずみずしくてフルーティーな香りが同時に楽しめる仕上がりとなっています。
ふんわりとした心地よい甘さが深い余韻を残し、アイラモルトの美味しさを引き立たせてくれます。
ピート香や潮の香りが強い個性的なアイラモルトの中で、フレッシュさが際立っているところも大きな魅力です。

■サントリーの傘下で再生を果たしたボウモア蒸留所

1779年にスコットランド・アイラ島で創業したボウモア蒸留所は、アイラ島の中でも最も古い歴史を持つ蒸留所として知られています。
しかしその長い年月の間にはたびたびオーナーが変わり、「ボウモア 32年 1968 モリソン・ボウモア50周年記念ボトル」が蒸留されたときはブライアン・モリソン氏がオーナーを務めていました。
その後古い樽を熟成用に再利用しながら蒸留を続けていたボウモア蒸留所ですが、経営は悪化の一途を辿るばかりでした。
そんなときに30％の資本参入に名乗りを上げたのがサントリー（現・サントリーホールディングス）で、1989年にボウモア蒸留所を傘下に収めました。
そして1994年に完全子会社化し、現在国内で販売されているボウモアはサントリースピリッツが正規輸入元となっています。
ボウモア蒸留所の保有はビームサントリーとなっていますが、オーナーはボウモア蒸留所の経営を立て直したサントリーホールディングスです。

■モリソン・ボウモアディスティラーズもサントリーのグループ会社

イギリス・グラスゴーに本社の拠点を置く「モリソン・ボウモアディスティラーズ」は、1951年に設立されたスコッチ・ウイスキーの製造・販売を行っている会社です。
サントリーグループの一員で、アイラのボウモア蒸留所とハイランドのグレンギリー蒸留所、そしてローランドのオーヘントッシャン蒸留所の昔ながらの伝統製法を守ったウイスキー造りを行っています。
異なる3つの蒸留所が造るウイスキーにはそれぞれに特徴があるため、伝統を守り続けるのは容易なことではありません。
しかしシングルモルトウイスキー業界でのモリソン・ボウモアディスティラーズの評価は年々高まっており、存在感を増しているのは紛れもない事実です。
モリソン・ボウモアディスティラーズのCEO・マイク・キーラー氏は「すべての商品が最高の品質を保持し、そのブランドと伝統に値するよう努めている」と公言しています。
また「ウイスキー業界の長期的繁栄に貢献していく」ことも重要な使命とし、エネルギー依存軽減と再生可能エネルギーへの切替も積極的に取り組んでいます。
またサントリーグループの一員としてさらに成長し続けられるよう、職場環境を整えることも疎かにしていません。
これまでにモリソン・ボウモアディスティラーズは健康管理や安全管理、福利厚生の面で優れている企業に与えられる「国際安全賞優秀賞」や、「インベスターズ・イン・ピープル賞」など数々の表彰を受けてきました。
「インベスターズ・イン・ピープル賞」は、企業が従業員を通じて組織の発展を遂げてきたときに与えられる賞で、従業員が生き生きと安心して働ける職場造りに尽力しています。