menu list買取商品 - ブローラ 30年 2002年ボトリング ファーストエディション
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ブローラ 30年 2002年ボトリング ファーストエディションの高価買取致します
ブローラ 30年 2002年ボトリング ファーストエディションのご紹介
買取参考価格 | 95000円前後
生産国 | イギリス |
---|---|
生産者名 | ブローラ蒸溜所 |
地方 | スコットランド |
地区 | ハイランド地方 ブローラ |
分類 | シングルモルトスコッチウイスキー |
タイプ | 700ml/52.4度 |
「ブローラ 30年 2002年ボトリング ファーストエディション」は、1983年に閉鎖されたブローラ蒸溜所の貯蔵より、スペシャルリリースとして2002年にボトリングされた30年熟成のブローラ(Brora)です。
カスクストレングスでアルコール度数52.4%のハイプルーフなこちらのボトルは、アプリコットジャムや熟したリンゴのようなコクのある甘い香りに、ほのかにスモーキーで土っぽいピートが感じられます。
まさに、長熟らしい重厚感と複雑な香味が特徴的です。
オフィシャル30年の1stリリース商品のため、市場では幻となりつつある流通数の少ない希少な逸品となっております。
ブローラ 30年 2002年ボトリング ファーストエディションの歴史
重厚感のある余韻を残すブローラ 30年 2002年ボトリング ファーストエディション
■ブローラ蒸溜所とは
ブローラ蒸溜所は、スコットランドの北ハイランド地方で1819年に創業された蒸溜所です。
第二代スタッフォード侯爵ジョージ・ルーソン・ゴアによって侯爵が所有する農地で生産された大麦を使用する目的として、また領地内から密造酒業者の駆逐を目的として造られた蒸溜所です。
もともとこちらの蒸溜所は、クライヌリッシュ蒸溜所と呼ばれていたのですが、1967年に施設の老朽化対策として敷地内で新しい蒸溜所・クライヌリッシュ蒸溜所が建築されました。
これにより元来から続いていた旧蒸溜所をブローラ蒸溜所と名付けられました。
このブローラ「Brora」とは、橋のかかった川を意味する古ノルド語から由来しています。
1824年に侯爵がライセンスを取得してから、あらゆる人の手にリースされていき運営が継続していくのです。
1896年にグラスゴーのブレンダ―会社ジェームス・エインズリーが取得し、改築を行います。
ただこの会社はわずか16年で破綻し、蒸溜所はDCLとジェームス・リスクによる共同所有となりますが、その後十数年でDCLが単独で運営を行うのです。
さらにその後、DCLと継承団体として知られるディアジオ社が所有されることになります。
アメリカにおける禁酒運動が過熱したこと、そして世界大恐慌の影響で1931~1938年、1941~1945年に操業を停止しています。
ブローラは、1970年代後半になると再稼働を始めますが、結局1980年代のスコッチウイスキーの不況の波を受けて1983年に閉鎖されることになるのです。
1983年に操業を停止されたことで、これまでの間は新しいウイスキーを生産することが全くできない状態ですから、これ以降にリリースされているものはすべて残されている原酒によるもののみになっているため、非常に貴重なウイスキーといえるでしょう。
■ブローラ蒸溜所の復活
しかし、2017年、このブローラ蒸溜所は34年の年月を経て、同年に閉鎖されたポートエレン蒸溜所とともに再稼働するという意志をディアジオ社の公式なプレスリリースで発表されました。
これは、まさに近年世界的なウイスキーブームの影響を受けています。
ポートエレン蒸溜所、そしてブローラ蒸溜所はいずれも原酒が非常に希少であるためニューリリースされても数十万はくだらないような金額で販売される希少価値の高いボトルとなっているのです。
さらにこちらで生産されたウイスキーはその品質の高さに大きな評価を受けています。
モルトファンの間では幻のウイスキーとしても愛されており、コレクターアイテムとしても大変有名ですから、まさに待望の復活といえるでしょう。
この再稼働はまさにシングルモルトスコッチウイスキー市場の成長かつ新しいウイスキーの消費世代をさらに増やして盛り上げていく機会にもつながっていきます。
再稼働に向けて工事が進められており、ディアジオ社は再稼働にはなんと3,500万ポンドもかけるといわれています。
■ブローラの特徴とは
ブローラのウイスキーは、とにかく刺激的でスパイシーな味わいが大きな特徴であり、スパイスのきいているものが非常に多いです。
ただ、刺激は強いものの、ドライな感覚のあるウイスキーであるため、思ったほどきつくスパイス感が残ることはありません。
そのため何杯でも飽きずに飲めてしまうのがブローラの魅力です。
■ブローラ 30年 2002年ボトリング ファーストエディション
ブローラ蒸溜所で貯蔵されていた超熟のウイスキーは、2002年から16年の間スペシャルリリースとして毎年ボトリングされていくことになります。
そのファーストリリースとなるのが2002年にボトリングされたこの30年熟成のブローラ 30年 2002年ボトリング ファーストエディションです。
2002年の30年熟成ものですから、1972年以前のものということになります。
カストストレングスでアルコール度数52.4度、アプリコットやリンゴ、梅のジャムのような甘い香りが漂う中に、クヌギの樹液、ほのかにスモーキーなピートスモークが香ります。
なめらかでありながらもパワフルで重厚感あふれる余韻が残る香味が特徴となっています。
ブローラの1972は、ビッグヴィンテージとしても認識されている代物ですのでオークションなどに出品されても高値で取引されるほどの上物です。
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