menu list買取商品 - ブローラ 25年 2008年ボトリング
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ブローラ 25年 2008年ボトリングの高価買取致します
ブローラ 25年 2008年ボトリングのご紹介
買取参考価格 | 75000円前後
生産国 | イギリス |
---|---|
生産者名 | ブローラ蒸溜所 |
地方 | スコットランド |
地区 | ハイランド地方 ブローラ |
分類 | シングルモルトスコッチウイスキー |
タイプ | 700ml/56.3度 |
1982年~1983年にハイランドのブローラ蒸溜所で蒸留し、25年の長い熟成を経て、2008年にディアジオ社によって3000本のみボトリングされた貴重な「ブローラ 25年」です。
古典的な美酒として多くのファンを持つブローラ(Brora)のシングルモルトウイスキーは、独特の酸味を伴うピーティーが特徴的で、野生的とも言えるような荒々しさや力強い味わいが魅力となっております。
個性的ながらも軽やかな口当たりで親しみやすく、木炭や柑橘類の香りへと移り行く風味豊かなハイランドモルトをご堪能いただけます。
ブローラ 25年 2008年ボトリングの歴史
ブローラ25年 2008年ボトリングに溶け込む蒸溜所の歴史
■幻のウイスキーのブローラ
ウイスキー愛好家なら知らない人はいない、といわれるほど世界中にその名をとどろかせているブローラは北ハイランドに位置する、ブローラ蒸溜所で製造された、スコッチ・ウイスキーです。
しばしば、ブローラは幻のウイスキーと呼ばれますが、その理由は蒸溜所の歴史に隠されています。
そして、数あるブローラのラインナップの中でもブローラ25年(2008年ボトリング)は、特に蒸溜所の歴史を感じさせるウイスキーといえるでしょう。
ここではブローラ蒸溜所の歴史とブローラ25年(2008年ボトリング)誕生の背景にスポットを当ててみます。
■創業1819年、でも製造の歴史は10年ほど?
ブローラ蒸溜所は、スコットランド・ハイランドの、ブローラという村にあります。
この蒸溜所が建設されたのは1819年で、設立当初はクライヌリッシュ蒸溜所と呼ばれていました。
蒸溜所は第2代スタッフォード侯爵ジョージ・ルーソン=ゴアが所有していましたが、その後何人もオーナーが変わり、1912年には、DCL(ディスティラーズ・カンパニー・リミテッド)社と、ジェームス・リスクが共同所有するようになりました(その後DCLが単独オーナー)。
DCLは、ギネスグループの傘下に入り、UD(ユナイテッドディスティラーズ)社と名称を変え、さらに1997年からはディアジオ社となります。
クライヌリッシュ蒸溜所が「ブルーノ」と改称されたのは1967年、同じ敷地内に新しい蒸溜所が建設されてからです。
この頃から、新しい蒸溜所はクライヌリッシュ蒸溜所、旧蒸溜所はブルーノ蒸溜所と呼ばれるようになりました。
世界中に多くのファンを持つブルーノが誕生したのは、旧蒸溜所がブルーノ蒸溜所と呼ばれてからのこと。
1972年には、ブローラという名前のウイスキーが販売されました。
しかし1980年代に入り、売上の低迷により業績が悪化します。
そして1983年、ブルーノ蒸溜所は蒸溜を停止しました。
蒸溜所には長い歴史があるにもかかわらず、ブルーノの稼働期間は短いとよくいわれますが、これは蒸溜所が改称してから、稼働停止するまでの期間を指しています。
第1弾のウイスキーが世に出てから蒸溜を停止するまで10年ほどですが、この期間にリリースしたスコッチ・ウイスキーが人気を博したことから、幻のウイスキーと呼ばれるようになりました。
■ブローラの魅力とは
クライヌリッシュ蒸溜所もブルーノ蒸溜所も、良質のウイスキーを製造すると、高い評価を得ていますが、両者には大きな違いがあります。
前者がノンピート麦芽を使用しているのに対し、後者はフェノール値(ピートの強さを表す単位)が30~35ppmのピーテッド麦芽を原料としています。
ブルーノは、北ハイランドモルツが持つ、なめらかな口当たりとドライ感、しっかりした味わいといった特徴がよく表れていて、これが多くの人たちに愛される理由の一つと考えられます。
蒸溜所はサザーランド沿岸に位置しているため、ウイスキーからは、磯の香りがほのかに漂ってきます。
ブルーノ蒸溜所で蒸溜された原酒は、70年代と80年代では異なり、好みが分かれます。
70年代に蒸溜された原酒は、どちらかというとパンチがあり、ピートがしっかりと味わえる、個性的な仕上がりになっています。
80年代もパワフルな味わいは健在ですが、ピーティ感がおさえてあります。
■蒸溜所の最後の仕事を味わえるブローラ25年(2008年ボトリング)
ブローラ25年(2008年ボトリング)は、1982年から93年にかけて蒸溜された原酒を25年間寝かせ、2008年にボトリングしたものです。
蒸溜された時期は、ちょうどブローラ蒸溜所が蒸溜を停止する時期と重なりますので、最後の仕事によって造られた原酒、というだけでも貴重なボトルといえます。
ブローラ25年(2008年ボトリング)は、限定3000本のみボトリングされました。
アルコール度数は56.3度で口当たりは軽やかです。
一口飲むと酸味を伴うピートをしっかりと感じ、力強い味わいが口の中に広がります。
香りも個性的で、木炭やシトラス系の香りなど、異なる香りの変化を楽しめるでしょう。
■希少価値の高いブルーノ25年 2008年ボトリング
クライヌリッシュ蒸溜所と呼ばれていた時代を含めると、ブルーノ蒸溜所はとても長い歴史を持つ蒸溜所になりますが、「ブルーノ蒸溜所」だけを切り取ると、わずかな稼働期間でした。
こうしたユニークな歴史はブルーノの個性を特徴づけますし、希少価値を高めます。
ブルーノ蒸溜所は、惜しまれながら蒸溜を停止しましたが、ブルーノ25年(2008年ボトリング)には、蒸溜所の集大成ともいえる原酒が使われています。
蒸溜所の歴史に思いを馳せながら、じっくりと味わってみてはいかがでしょうか。
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