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ナポレオンの妻ジョセフィーヌをオマージュしたクルボアジェ V.S.O.P ルージュ


■「クルボアジェ V.S.O.P ルージュ」とは

クルボアジェは1809年にフランスで生まれたコニャックブランドで、歴史的に名高いナポレオン皇帝の寵愛を受けたことで知られています。
クルボアジェ V.S.O.P ルージュはナポレオンの妻ジョセフィーヌをイメージして作られた、繊細で芳醇な香りのコニャックです。
ナポレオンの妻ジョセフィーヌは薔薇の貴婦人と呼ばれたほど、薔薇の愛好家であったことで有名です。
「クルボアジェ V.S.O.P ルージュ」は薔薇の貴婦人をコンセプトに、フルーティで繊細でエレガントな味わいに仕上げられており、ブランデーが初めての方や女性でも飲みやすい、ややライトタイプのコニャックです。
詰められたボトルも薔薇の貴婦人をオマージュしています。
赤い薔薇を彷彿させ、貴婦人のようにエレガントで流れるように美しいシルエットになっています。
専属栽培契約を結んだ農家から高品質なぶどうを仕入れ、厳選されたリムーザン・トロンセのオーク樽により熟成されました。
日本のメーカーであるサントリーから発売されており、お手頃価格で購入できるのも魅力です。
メーカー希望小売価格で税別3,800円と、誰もが手に届くお手頃な価格ながら、美しいボトルに収められた、ロゼ色の美しいコニャックと、薔薇のような華やかな香り高さ、繊細な味わいを楽しめます。
繊細な香りや味わいを十分に楽しむにはストレートやオンザロック、1対1の濃い目の水割りがおすすめです。
食後のチーズのお伴として楽しめ、優雅なひと時にエスプレッソやシガーともマッチします。

■ナポレオンから愛されたクルボアジェの歴史

クルボアジェは1809年に創業され、すでに200年以上の長い歴史を持つフランスのコニャックブランドです。
メーカー名にもなっているエマニュエル・クルボアジェと、ベルシー市長であったルイ・ギャロワによって設立されました。
フランス革命で名を馳せたナポレオンに愛されたコニャックとしても有名です。
ナポレオン1世は1811年にベルシー市を訪れています。
ナポレオン戦争で自ら率いる砲兵部隊にコニャックが配給されるよう、指示を残して立ち去ったとの記録が残されています。
また、ナポレオン1世がコニャックが入った樽をセントヘレナへ運び入れ、敵艦であるイギリス人将校たちに振る舞ったというから驚きです。
イギリス人将校たちはたいそう喜び、振る舞われたコニャックをナポレオンのコニャックと名付けたという逸話があります。
この歴史から、クルボアジェのコニャックは「ル・コニャック・ド・ナポレオン」と今でも呼ばれているのです。
ナポレオン1世の後継者であったナポレオン3世もクルボアジェを愛して止まず、個人的に熱望してクルボアジェを王室御用達の名誉称号を授けました。
クルボアジェにとって、創業から60年目の節目のことです。
さらに創業から90年の節目にはフランス・パリのシンボルとなっているエッフェル塔の完成記念公式のディナーで振る舞われたという実績を有しています。

■ナポレオン1世の妻へのオマージュ

「クルボアジェ V.S.O.P ルージュ」の原型が生まれたのは、創業から142年余り経った1951年のことです。
ナポレオン1世の最初の妻の名を冠したジョセフィーヌ・ボトルを発売したのです。
クルボアジェのコニャックは「ル・コニャック・ド・ナポレオン」との愛称があることから、長年にわたってナポレオンへの敬意を払っており、それが由縁で生み出されました。
ネックが細く底が広くなった、女性らしいシルエットボトルで、現在ではクルボアジェの代名詞となっているほど、ほかにはない形状の個性的で美しいボトルです。
キュっと締まったボディが、当時の貴婦人たちのコルセットで締められたスタイルをデザインしたのではともいわれています。
クルボアジェは日本ともゆかりが深く、現在は国内アルコール・飲料メーカーであるサントリーの子会社が所有しています。
そのため、日本国内でも手に入りやすく、お値段的にもお手頃な価格で購入できるのが魅力です。