menu list買取商品 - マーテル X.O. スプリーム
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マーテル X.O. スプリームの高価買取致します
マーテル X.O. スプリームのご紹介
買取参考価格 | 10000円前後
生産国 | フランス |
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生産者名 | マーテル社 |
地方 | シャラント |
地区 | コニャック |
分類 | ブランデー |
タイプ | 700ml/40度 |
世界5大コニャックのひとつ「マーテル(MARTELL)」は、数あるコニャックメゾンの中でも特に歴史が長くひときわ特別な存在であり、伝統的な製法で造られる優美な味わいと香りはかつての貴族から現代の人々へと愛され続けています。
「至高(Supreme)」の名を冠したこちらのマーテル X.O. は、「XOの中の XO」という強い意志を込められて名付けられました。
グランドシャンパーニュ、プティットシャンパーニュ、ボルドリ、ファンボアのブドウを原料に作られた原酒がバランスよくブレンドされており、長期熟成による力強い芳醇と、軽やかな風味、まろやかで気品ある繊細な仕上がりは最高級コニャックを生み出し続ける老舗ブランドマーテルならではと言えます。
マーテル X.O. スプリームの歴史
若き商人が人生をかけて磨き上げたコニャック
■ひときわ長い歴史を持つ特別なメゾン
コニャックには世界5大コニャックがありますが、その一つであるマーテルにはひときわ長い歴史があります。
1715年を創業とし、すでに300年以上の歴史を持つ古参となりましたが、その創業者はイギリスのジャージー出身の若き商人ジャン・マーテル氏です。
フランス西部を流れるシャラント川のほとりで行商をしていた21歳のジャン・マーテル氏は、コニャック地方で命の水、オー・ド・ヴィーに出会います。
彼はその最上を生み出すことに情熱をかけ、ついにはボルドリー地区のブドウで造った原酒をトロンセのオーク樽に入れ、芳醇なコニャックを生み出したのです。
現在でもこの地区で採れるブドウを使った原酒は非常に高い価値を持ちますが、ジャン・マーテル氏は革新的な企業発想を持つ商人で、コニャック地方のオー・ド・ヴィーに早くから可能性を見出していました。
故郷イギリスを離れてコニャック地方に移り住み、当時フランス企業にはなかったグローバルな事業展開で、その土地に一大コニャックメゾンを築き上げたのです。
■王侯貴族を魅了したマーテルのコニャック
ジャン・マーテル氏がシャラントで見出したオー・ド・ヴィーは、ブレンドすることで独自のマーテル・スタイルへと進化しました。
その結果マーテルのコニャックは瞬く間にフランスの国内外へと伝わり、ルイ14世がブランデーを保護する法律を作ったことも追い風に王侯貴族に愛される美酒として地位を獲得します。
ジャン・マーテル氏は1753年にこの世を去りますが、妻と2人の息子が製法を受け継ぎ、それは孫へと継承されました。
海外輸出も好調を続け、1814年にはイングランドで最も売上高をマークするコニャックへと成長し、アジアをはじめ日本にも輸出されるようになったのです。
そんなマーテルが初のVSOP (Very Superior Old Pale) を造り上げたのは1831年のことでした。
マーテルの生み出した歴史的なコニャックは数多くありますが、初のVSOP、1912年のマーテルコルドンブルー、2005年のマーテル X.O.はやはり別格といえるでしょう。
マーテル X.O.は独特なアーチ型のボトルをしていますが、これには「最上級のものだけをブレンドする」というジャン・マーテル氏の強い意志を伝えるといわれています。
ぼるドリー地区のブドウは特にエレガントな味わいをもたらすといわれますが、そこに力強い味わいを特徴とするグランドシャンパーニュ地区のブドウをブレンドし、その銘にふさわしい新たなマーテルスタイルを確立した逸品です。
■必然から生まれたコニャックの歴史
コニャックの歴史を大きく変えたのはマーテルですが、コニャック自体の歴史は3世紀頃のワイン造りから始まり、転換期を迎えたのが16世紀です。
オランダからシャンパーニュとボルドリーのワインの質の低下を調査するため船が到着したのが、コニャック地方のシャラントでした。
当時オランダはこの地域からワインを輸入していたのですが、長い船旅の間、ワインは質を保つことができず、どうしても劣化が避けられなかったのです。
そこでオランダ人はシャラントに新たな蒸留所を造り、煮詰めることで長い船旅でも劣化しないワイン造りを始めました。
その蒸留法が現在のコニャック製造にも使われている、「シャラント式単式蒸留機」のベースとなっています。
若きジャン・マーテルが出会ったのも、その頃シャラントで盛んに造られていた、ワインを蒸留させただけのオー・ド・ヴィーです。
彼がオーク樽でオー・ド・ヴィーを熟成させ、絶品に変化させるまでは、ワインを蒸留したオー・ド・ヴィーがシャラント地方の大きなビジネスでした。
1700年代、シャラントにはまだ熟成という概念が存在せず、蒸留したら即出荷していた状況です。
偶然にも輸出時にリムーザンのオーク樽に入れられていたオー・ド・ヴィーが出荷の遅れにより長期保管され、現在のコニャックへと変貌を遂げることになったといわれています。
何より当時のオー・ド・ヴィーはコニャックの代名詞ともいえる琥珀色をしておらず、無色透明だったことがわかっています。
今では考えられませんが、無色透明で尖ったままであったなら、今日のような地位にはなかったことは間違いなさそうです。
■X.O.の中のX.O. マーテル X.O. スプリーム
マーテルが「至高(Supreme)」と冠したX.O.がマーテル X.O. スプリームです。
マーテルがメインとするボルドリーはもちろん、グランドシャンパーニュ、プティットシャンパーニュ、ファンボアのブドウを原料に、バランス良くブレンドされた逸品です。
長期熟成は芳香を湛え、それでいて軽やで気品ある繊細さは、マーテルの真骨頂といえるでしょう。
老舗ブランドが贈る最高級コニャックとして申し分のない出来栄えです。
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