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デュワーズホワイトラベルの紹介

■デュワーズの歴史

デュワーズは1846年、スコットランドでジョン・デュワーによって創業されました。
当時販売されていたウイスキーには入れ物がなく、客が酒屋に容器を持参して購入していたことから、ウイスキーはあまりポピュラーではありませんでした。
そんな中、ジョンはウイスキーをガラスのボトルに入れて販売することを思いつき、そのスタイルは今日まで受け継がれています。
お酒の色がわかる透明なボトルは当時画期的であり、見た目もおしゃれであったことから、次第に人気を集めていきました。
創業者ジョンの亡き後、デュワーズを継いだのは彼の2人の息子、アレクサンダーとトーマスでした。
兄弟はそれぞれの強みを活かし兄のアレクサンダーが製造を、弟のトーマスがマーケティングを担当しました。
彼ら兄弟の手腕により、デュワーズは世界的に有名なブランドへと成長を遂げました。
1891年には、アンドリュー・カーネギーが当時のアメリカ大統領に樽入りのデュワーズを贈り、アメリカでブレイクするきっかけとなりました。
その後、英国王室御用達をはじめ500以上の賞を受賞、創業から170年以上経過した今日まで世界中で最もポピュラーなウイスキーブランドとして愛され続け、アメリカではシェアナンバーワンのスコッチウイスキーであり、日本の居酒屋でも代表的なウイスキーの一つになりつつあります。

■デュワーズの特徴

デュワーズのウイスキーは、複数のウイスキーを混ぜ合わせて作る「ブレンデッドウイスキー」に分類されます。
ブレンデッドウイスキーは、一つの蒸溜所のみで、大麦麦芽100%の「シングルモルトウイスキー」をベースにして、大麦以外のトウモロコシや小麦などの原料を使った「グレーンウイスキー」を混ぜて作ったものを指します。
デュワーズの12年もの以上の製法には、熟成後のモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドし、その後さらにアメリカンオークで6ヶ月以上後熟を行う、「ダブルエイジングプロセス」という工程があります。
後熟を行うことで、ウイスキーの風味が良くなり、品質も安定します。
この製法は多くの他社も採用するようになりました。
デュワーズに使用されるシングルモルトウイスキーは、まろやかでハニーのような味わいの「アバフェルディ」、ドライでフレッシュな深みのある「オルトモア」、華やかでフルーティな「ロイヤルブラックラ」、スモーキーでバランスの良い「クライゲラヒ」、まろやかで濃厚な「マクダフ」の5種類です。
これら5種類のウイスキーは、比較的主張がおだやかであり、飲みやすさを重視したデュワーズのスムースでクセがなく、クリアな味わいにとって必要不可欠なキーモルトとなっています。

■デュワーズホワイトラベル

デュワーズホワイトラベルは、1899年、デュワーズの初代マスターブレンダーであったA.J キャメロンが手掛けた逸品で、100年以上の歴史があるブレンデッドスコッチウイスキーです。
100以上の賞を受賞し、スムースな味わいや華やかな香りが人気です。
40種類ものモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドして作られており、キーモルトにはアバフェルディなどが使用され、モルト含有率が高い上質な逸品です。
フローラルやヘザー、ハチミツの香りにソフトバニラやほのかな洋ナシのフルーティで濃厚な味わい、そしてスモークさとほのかに甘い後口が特徴で、ハイクオリティでありながらも、低価格で入手しやすく、ウイスキー初心者や日常的にウイスキーを楽しみたい人まで幅広い人気があります。
また、バランスが良くどんな飲み方もできることから、バーテンダーからの支持を集めているウイスキーの一つです。

■デュワーズホワイトラベル おすすめの飲み方

ホワイトラベルのスムースで華やかな香りを活かすには、ハイボールで飲むのがおすすめです。
さっぱりした飲み口と、鼻に抜ける香りが心地良く、ソーダとの相性も抜群で、飲みごたえがあります。
まろやかな味わいで初心者の方にもお楽しみいただけます。