menu list買取商品 - シャトー・ディケム 1991
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シャトー・ディケム 1991の高価買取致します
シャトー・ディケム 1991のご紹介
買取参考価格 | 18000円前後
生産国 | フランス |
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生産者名 | シャトー・ディケム |
地方 | ジロンド |
地区 | ソーテルヌ |
分類 | ボルドー/白ワイン |
タイプ | 750ml/13度 |
「シャトー・ディケム(Chateau Dyquem)」は、1855年のパリ万博にて制定されたソーテルヌ格付けでも唯一プルミエ・クリュ・シュペリュールにランクされた貴腐ワインで、蜜のように濃厚な甘さを特徴としています。
貴腐ワインとは、「ワインの帝王」とも呼ばれるとても希少性の高い最高級の極甘口のワインの名称です。
貴腐ブドウと呼ばれる通常とは異なる栽培方法によって収穫された「貴腐菌のついたブドウ」が原料に使われており、糖度の高い濃厚な甘みとコク深い極上の風味が人気で、食後のデザートワインとして親しまれております。
白を越えた黄金のような輝きが素晴らしく、洗礼されたハチミツのような甘さと香りをまとい、ほどよい酸味とに見やすさが魅力です。
シャトー・ディケム 1991の歴史
ワインの中のワイン「シャトー・ディケム」の1991年
■「シャトー・ディケム 1991」の概要
「シャトー・ディケム 1991」は、1991年にフランス・ボルドー地方のソーテルヌ地区において生産された特別第1級の白ワインです。
平均的なブレンド比率はセミヨンが80%、ソーヴィニヨン・ブランが20%となっています。
飲み頃は収穫後10年から100年まで続くと言われているその味わいは、甘いジョナゴールドやパイナップルの果実の味と、爽やかなジャスミンの香り、そしてオレンジの花とジンジャーのアロマなどが口の中で溶け合って、ゴージャスな余韻が長く続きます。
30年弱の熟成の時を重ね、世界の貴腐ワインの頂点に君臨するシャトー・ディケムの名に恥じないヴィンテージ品です。
価格は4万円前後とお手頃なのも嬉しい魅力です。
■シャトー・ディケムの歴史
シャトー・ディケムは、フランスのアキテーヌ地方(首府ボルドー)のジロンド県ソーテルヌ村にあるシャトー(ワイン生産者)で、数百年の歴史を誇るボルドー地方にあるシャトーの中でも、最も歴史があるシャトーの一つに数えられています。
ここで生まれるワインは、世界最高の貴腐ワインとして世界から高く評価されており、毎年極上の甘口白ワインを生産しているのです。
その歴史は大変古く、かつてはイギリス国王が所有したこともありましたが、100年戦争後の1453年に、フランス国王のシャルル7世の所有となります。
その後もしばらく国有のシャトーとして続きますが、1711年に代々このシャトーを管理してきたソヴァージュ家のレオン・ドゥ・ソヴァージュが買い取ることになったのです。
そして1785年に、レオン・ドゥ・ソヴァージュの曾孫が、ルイ・アメデ・ドゥ・リュール・サリュース伯爵と結婚したことにより、シャトーはリュール・サリュース家の所有となりました。
その後今日まで一族が管理を続けています。
なお、1999年よりLVMHグループの傘下のもとで、ワインの生産を続けているのです。
■シャトー・ディケムのワイン生産
シャトー・ディケムの面積は100haほどです。
毎年生産されるワインの本数は、6万~7万本程度です。
ブドウ品種はセミヨン80%、ソーヴィニヨン・ブラン20%をブレンドしたものを使用しています。
機械など使わず、一粒一粒丁寧に手で選別していくのですが、それは気の遠くなるような作業の繰り返しです。
収穫の時期を迎えると、畑に何度も出向き、房の中から完熟した貴腐果粒だけを摘んでいくのです。
この作業は最低でも4回以上、150人もの摘み手のグループによって行われていきます。
収穫されたブドウはオークの新樽の中で3年間熟成させた後瓶詰めされていきますが、一本のブドウの木からグラス1杯のワインしか造らないというのは有名な話です。
このような長年にわたって続けられてきたこだわりのワイン造りは、世界からも高く評価されることとなり、1855年パリの万国博覧会では、ジロンド県産白ワイン部門の格付けにおいて、唯一の「特別1級」に選ばれました。
この評価はいまも変わることがありません。
なお、このような特殊な摘果方法やこだわり、そして完璧さを追求するあまり、不作の年には生産をあえて中止にするというスタイルを取っています。
そのためシャトー・ディケムのワインが生産されなかった年も存在しているのです。
また豊作の年でも、最良の樽からだけを厳しく選別するため、廃棄されてしまうワインも多いと言われています。
■シャトー・ディケムのワインの裏話
シャトー・ディケムのワインの愛好家は世界中に大勢います。
その中で、多くの著名人たちも個人で楽しむだけでなく、さまざまなパーティの席でふるまうために購入しているようです。
たとえば、1787年には、後のアメリカ大統領のトーマス・ジェファーソンが、30ケースを購入し、そのおいしさを絶賛しています。
また、コンスタンティン大公があまりのおいしさに1樽に2万フラン金貨を支払ったということもあったようです。
日本においても、明治天皇が定期的に購入していたと言われています。
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