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飾りたくなるカミュ ブックシリーズ マスターズコレクション ゴッホ 夜のカフェテラス

■カミュ ブックシリーズ マスターズコレクション ゴッホ 夜のカフェテラスの特徴

カミュ ブックシリーズ マスターズコレクション ゴッホ 夜のカフェテラスは、フランスの伝統的な焼き物であるリモージュ焼きという美しい白磁の陶器に、ゴッホの代表作である「夜のカフェテラス」をデザインしたボトルに詰められたカミュ特製のコニャックです。
職人が一つひとつ手作りした本の形をかたどった珍しい形状のボトルに、ゴッホの作品が色なども忠実に再現されています。
カミュはフランスのコニャック地方だけで造られるコニャックの世界最高峰のメーカーであり、ゴッホは19世紀後半にフランスで活躍した後期印象派の画家です。
さらに有名なフランスのリモージュ焼きボトルに納めるという、フランスに根差した、カミュの独特なこだわりが感じられる一本となっています。
ブックシリーズは世界の名画や歴史的な出来事、世界各地の史跡や名所などをボトルに描いた人気のシリーズで、ゴッホの作品としては有名な「ひまわり」をはじめ、「アイリス」や「医師ガシェの肖像」、「スターリーナイト」などもリリースされています。
ブックシリーズは世界のコニャック愛好家にとどまらず、毎回違う絵柄でリリースされる美しいボトルをコレクションしたいコレクターの間でも大人気です。

■カミュの誕生の歴史

カミュは1863年にジャン＝バチスト・カミュによって創設された、フランスのコニャック地方にあるコニャックメーカーです。
世界5大コニャックメーカーや世界三大コニャックメーカーの一つに数えられるとともに、世界最高峰との評価が高いメーカーへと成長を遂げています。
世界的なコニャックブランドとなった現在でも、ほかの大手コニャックメーカーとは異なり、代々家族経営が続けられている珍しいメーカーです。
独立心の強さと優れた先見の明を持った人物として知られるジャン＝バチスト・カミュの創業者精神は、一族に代々受け継がれているのです。

■カミュの成長の歴史

家族経営といっても、甥や娘婿など直系ではない親族が受け継いでいる醸造所や蒸溜所が少なくありません。
ですが、カミュは親から子へと着実に受け継がれている数少ないメーカーです。
2代目となったのは創業者であるジャン＝バチスト・カミュの2人の息子たちです。
長男のエドモン･カミュがブランドイメージの確立と強化を図り、次男のガストン･カミュは海外販売に取り組み、ロシア皇帝のニコライ2世に愛飲され、ロシア宮廷御用達コニャックとして認定されるまでに至りました。
ロシア皇帝御用達となったことで、ブランドの名を世界的なものとし、世界に愛好者を広めていったのです。
3代目となるのはガストン･カミュの息子であるミッシェル･カミュです。
1960年代初頭に免税市場に目をつけて、世界各国の免税店でコニャックの販売をスタートしました。
より多くの人の注目を集めるべく、コニャックの品質で勝負するだけでなく、リモージュ焼きのボトルを用いたブックシリーズのリリースや世界的な人気を誇るフランスの有名なバカラクリスタルのカラフに詰めたコニャックを展開していったのです。
これによってコニャックの愛飲者だけでなく、旅行中のビジネスマンや、美しいボトルや絵柄に興味を持ったコレクターの心を掴み、免税市場でのリーディングブランドとして圧倒的なシェアを形成していきました。

■ブックシリーズリリース後から現在の歴史

4代目となるジャン＝ポール･カミュは経済成長期に突入したアジア市場に目をつけ、日本と韓国でコニャックの販売をスタートさせます。
アジア圏におけるリーディングブランドとしての地位を確立し、日本のバブル期にはカミュの高級酒がお中元やお歳暮をはじめ、あらゆるシーンでのギフトとしてもてはやされ、どの家庭にも一本あるといったほどの旋風を巻き起こしました。
5代目のシリル･カミュは1971年生まれで、現在の当主です。
伝統を守りながらも、より高品質で革新的なコニャックを市場に送り出したいとの熱い思いを抱く人物で、エレガンスシリーズ、シンプル・クリュのボルドリーXO、マスター･ピース･コレクションをはじめ、コニャックの常識を覆すイル･ド･レのコニャックなどをリリースしています。