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美しい風景と伴にカミュ ブックシリーズ デスティネーションコレクション オーストラリア

■カミュ ブックシリーズ デスティネーションコレクション オーストラリアの特徴

カミュ ブックシリーズ デスティネーションコレクション オーストラリアはフランスの名だたるコニャックメーカーのカミュが手掛ける、人気のブックシリーズの1作品です。
ブックシリーズとは本の形に造られた特製の陶磁器ボトルに、毎回、さまざまなテーマやモチーフを題材にした絵柄を絵付けして、カミュ特製のコニャックをボトリングしたシリーズです。
世界の名画シリーズやフランスの英雄であるナポレオン皇帝シリーズをはじめ、フランス革命200周年記念やコロンブスによるアメリカ大陸発見500周年記念ボトル、そして、世界の名所や観光スポットを題材にしたデスティネーションコレクションがあります。
カミュ ブックシリーズ デスティネーションコレクション オーストラリアは世界的に人気のリゾート地であるオーストラリアの情景がボトルに描かれており、行ってみたいオーストラリアに思いを馳せ、楽しかったオーストラリア旅行の思い出を回想しながら、世界最高レベルのコニャックを楽しむことができます。
ブックシリーズはコニャックをはじめとするブランデーの愛好者だけでなく、大切な方へのプレゼントとして買い求めるニーズや、美しいボトルに魅せられコレクションとするコレクターからの人気も根強く、市場でも高値で取り引されている人気のアイテムです。

■世界最高峰コニャックへの道のり

カミュはジャン＝パティスト・カミュが、1863年にフランスのコニャック地方で設立したコニャックブランドです。
以降、150年あまりの長きにわたり、脈々と家族の手で受け継がれてきた伝統と歴史のある老舗コニャックメーカーとなっています。
その品質と味わいは世界最高峰と言われ、コニャック界で右に出るものはないと言われるほどに着実な地位を築き、成長を果たしてきました。
2代目となった＝パティスト・カミュの長男エドモン･カミュがブランドイメージの強化を図ると、次男のガストン･カミュはコニャックの海外販売に取り組みます。
その結果、カミュはロシア皇帝ニコライ2世の恩寵を受け、ロシア宮廷御用達コニャックに選ばれ、その名を世界へと知らしめることに成功しました。
その影響もあり、第二次世界大戦後には旧ソ連にも輸出をするに至っています。
その後、1950～60年代にかけてはフランスにとどまらず、ヨーロッパ全土へと、カミュの名を広げ、シェアを拡大していきました。

■世界トップシェア拡大の歴史

1960年代に入ると、3代当主となったミッシェル･カミュが、戦後の冷戦なども融和し、海外旅行や海外出張の動きが加速し始めていた点に着目します。
彼は先見の明をもって、免税市場の可能性を見出し、世界各国の免税店でコニャック販売をスタートさせました。
免税店では自らが飲むコニャックだけではなく、お土産としての需要も取り込んでいくことが必要と考えた彼は、ブックシリーズに代表されるフランスの名産品であるリモージュ焼きの陶磁器ボトルや、フランスが誇るクリスタルメーカーであるバカラのカラフに詰めたコニャックを売り出します。
海外出張中のビジネスマンや海外旅行中のコレクターをターゲットにしたギフト向けコニャックを次々にリリースし、免税市場でリーディングブランドとして、現在でもほかの追随を許さない地位とシェアを確立しています。
ブックシリーズのブレンドも手掛けてきた4代当主のジャン＝ポールは経済的に豊かになり消費意欲が旺盛となったアジア市場に注目し、日本と韓国でリーディングブランドとなって、その地位を築き上げました。
日本ではバブル期にカミュのボトルがどの家でも一本あるほど、お中元やお歳暮などのギフト商品として流行した時期があります。
2003年に5代目当主となったシリル・カミュは他の高級メーカーとのパートナーシップを構築し、広範囲で多彩な販売網を獲得することで、よりグローバルな市場へと販促を強化しています。