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イルカが可愛いカミュ ブックシリーズ デスティネーションコレクション ハワイ ドルフィン

■カミュ ブックシリーズ デスティネーションコレクション ハワイ ドルフィンの特徴

カミュ ブックシリーズ デスティネーションコレクション ハワイ ドルフィンは、フランスを代表する世界的なコニャックブランドのカミュが手掛けるブックシリーズの1コレクションです。
ブックシリーズは本の形にデザインされた、非常に珍しい形状の陶磁器製のボトルに、カミュのこだわりのコニャックを詰めて限定販売しているシリーズです。
陶磁器ボトルはフランスのリモージュ地方の伝統工芸であるリモージュ焼きの特注品で、リリースごとに異なる絵柄が職人の手によって絵付けされています。
さまざまなコレクションがあり、フランスのヒーローであるナポレオン皇帝のキャラクターを描いたシリーズやフランスで活躍したゴッホやルノワールなどの名画を描いたシリーズ、フランス革命200年やコロンブスによるアメリカ大陸発見500年など歴史的な出来事をイベント的に取り上げるシリーズ、そして、世界的に人気の観光地や名所に光を当てたデスティネーションコレクションがあります。
デスティネーションコレクションには中国の万里の長城やアメリカの自由の女神など世界的に知られた名所をはじめ、オーストラリアやハワイなど、世界的に人気のリゾート地が題材として選ばれてきました。
ハワイについては、観光地ハワイとして登場したのに加えて、ハワイ ドルフィンとして2作品目の登場となります。
ハワイといえばドルフィンを彷彿し、ドルフィンウォッチングやドルフィンクルーズを楽しみに訪れる方も少なくありません。
そんなドルフィンとは切っても切り離せないハワイの光景と、生き物としても人気が高いキュートなドルフィンを組み合わせた美しいボトルとなっています。

■カミュの世界シェア拡大の歴史

カミュは1863年にジャン＝パティスト・カミュがフランスのコニャック地方ボルドリー地区で設立したコニャックメーカーです。
創業以来150年あまりの間、5代にわたって家族経営が続けられ、伝統を受け継ぎながらも、世界シェアをどんどん拡大させてきた実績を持ちます。
2代目となるジャン＝パティスト・カミュの息子であるエドモン･カミュとガストン･カミュ兄弟の時代にはすでに海外販売をスタートさせており、ロシア最後の皇帝となったニコライ二世を虜にし、ロシア宮廷御用達コニャックとなった歴史を有しています。
第二次大戦後には当時の旧ソ連にも輸出をスタートさせました。
さらにガストン･カミュの息子であり、初代ジャン＝パティスト・カミュの孫にあたる3代目のミッシェル･カミュの時代には、市場シェアを免税市場からギフト市場へと広げていきます。
戦後の混乱が収束し、世界を飛び回るビジネス客や世界各地を旅行して歩く観光客やコレクターなどが増える中、海外土産としての需要を開拓していったのです。
さらにブックシリーズをはじめとする独創的なボトルを次々と生み出し、お酒をたしなむ人だけでなく、大切な方への贈り物やクリスマスやバースデーなどイベント向けのギフトや、コレクション需要を喚起するに至りました。

■カミュのコニャック造りはぶどう栽培から

カミュが人気なのはブックシリーズを筆頭にしたオリジナルのデザインボトルの見た目だけでなく、コニャックそのものが世界トップレベルの品質を保ち続けているからです。
市場シェアを拡大するための革新的な取り組みは続けても、「ぶどう作りから口に入るまで」という創業当時からの品質基準が変わることはありません。
安定した品質保持を図るため、コニャックの生産地域は国立コニャック業者協会（BNIC）により厳しく規制管理されており、地理的特性に基づく6つのクリュに区分されています。
カミュはコニャック地域で最も狭いボルドリー地区にぶどう園を所有しており、コニャックの原料づくりから徹底的にこだわった生産管理を行うとともに、消費者が手に取りたいと思い、飲みたいと思い、満足できる品質を徹底追及しています。