menu list買取商品 - ハイランドパーク 36年 1967年
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ハイランドパーク 36年 1967年の高価買取致します
ハイランドパーク 36年 1967年のご紹介
買取参考価格 | 50000円前後
生産国 | イギリス |
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生産者名 | ハイランドパーク蒸留所 |
地方 | スコットランド |
地区 | オークニー諸島 |
分類 | シングルモルト |
タイプ | 700ml/49.7度 |
この酒類が使っているモルト原酒は、1798年にデビット・ロバートソン(David Robertson)が創業したハイランドパーク蒸留所が造ったものを使用しています。
ハイランドパーク蒸留所はピーテッドウィスキーを生産する際、ピートや大麦の一部にオークニー諸島のものを使用し、蒸留所自らフロアモルティングを行い造っています。
フロアモルティングという昔ながらの手法は現在、効率やコスト削減のために「モルトスター」というモルティング専門業者へ委託するところが多くなり、自社で行っているのはハイランドパーク蒸留所を含め6つほどと言われています。
「ハイランドパーク 36年 1967年」は、青リンゴのようなフルーティーな香りに、スモーキーな苦味から徐々に蜂蜜のような甘味が感じられる一品です。
ハイランドパーク 36年 1967年の歴史
伝統的製法を受け継いだウイスキー造りを行っているハイランドパーク
■自らフロアモルティングを行っている希少な蒸溜所
「ハイランドパーク 36年 1967年」は1798年にデビット・ロバートソン(David Robertson)がスコットランド・オークニー諸島にて創業したハイランドパーク蒸溜所が造ったモルト原酒を、1967年にボトリングしたウイスキーとなっています。
ハイランドパーク蒸溜所ではピーテッドウイスキーを製造する際に、オークニー諸島で栽培された大麦の一部を使用し、大麦麦芽を造る際に焚きつけるピート(泥炭)もオークニー諸島のものを使っているのが特徴です。
またハイランドパーク蒸溜所の中でフロアモルティングを行うなど、スコットランドの古い時代の伝統的製法を守ったウイスキー造りを行っています。
昔ながらの伝統的製法であるフロアモルティングは、ウイスキーの本場スコットランドでも効率やコスト削減のため、モルトスターと呼ばれるモルティング専門業者へ委託するのが一般的となっている状況です。
手間暇のかかるフロアモルティングを自社蒸溜所で行っているのは、ハイランドパーク蒸溜所を含めても6つほどしかないといわれています。
そんな伝統的製法を守って造られた「ハイランドパーク 36年 1967年」は、イギリスのクリスティーズでオークションにかけられて以来、入手するのが大変困難となりました。
1967年には「ハイランドパーク1967年ヴィンテージ」の24年物がボトリングされていますが、「ハイランドパーク 36年 1967年」はそれよりもさらに13年の歳月を樽の中で熟成させたウイスキーです。
長期熟成が生み出す青リンゴのようなフルーティーな香りが立ち上り、ピートの効いたスモーキーな苦味からだんだんとハチミツのような甘みへと変化していく味わいが感じられる、魅力的な味わいが楽しめる逸品となっています。
■ハイランドパーク蒸溜所のキルン塔から上がる煙
スコットランドの最北端に位置するオークニー諸島のハイランドパーク蒸溜所では、今もピートを焚いたときに上がる煙がキルン塔から立ち上っている様子が見られます。
キルン塔の尖塔にはパゴダと呼ばれる独特の形をした尖塔があり、数多くの蒸溜所が並ぶスぺイサイドを車で移動すればパゴダの尖塔を持つキルン塔があれば、それがウイスキーの蒸溜器であるとわかります。
特にスぺイサイドは蒸溜所がひしめき合うスコッチ・ウイスキーの産地のため、時々「ウイスキー街道」という標識が現れるほどです。
「ハイランドパーク 36年 1967年」を自社の蒸溜所内でフロアモルティングも行っているハイランドパーク蒸溜所では、キルン塔から大麦にピートを焚きつけたときの煙が立ち上っています。
キルン塔の尖塔に設けられた上部の通気孔は、大麦麦芽を乾燥させる際に出るピートの煙を外に出すという重要な役割を果たします。
モルティング製造の専門会社に委託する蒸溜所が増えている中でキルン塔の尖塔から立ち上る煙は、伝統的な製法を守り続けてウイスキー造りを行っている蒸溜所であることの証です。
そして「ハイランドパーク 36年 1967年」を製造しているハイランドパーク蒸溜所は、今では大変貴重となった数少ないフロアモルティングも行っているウイスキーの蒸溜所なのです。
■キルン塔の尖塔にあるパゴダと仏塔の意外な関係
「ハイランドパーク 36年 1967年」を製造するハイランドパーク蒸溜所のキルン塔の尖塔にも見られる「パゴダ」は、もともとは仏塔を意味する言葉です。
しかしキルン塔の尖塔がパゴダ(仏塔)をイメージさせたことから、このように呼ばれるようになりました。
スコットランドと日本のウイスキーはさまざまな意味で深いつながりを持っていますが、キルン塔の建物にも縁があったとは驚きです。
キルン塔を設計したのは19世紀後半にさまざまな蒸溜所の設計に携わったエルギン出身のチャールズ・ドイグ氏ですが、キルン塔のパゴダが仏塔に似せていたかどうかは定かではありません。
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