menu list買取商品 - ザ・エッセンス・オブ・サントリー シングルモルト 山崎蒸溜所 スパニッシュオーク 第2弾
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ザ・エッセンス・オブ・サントリー シングルモルト 山崎蒸溜所 スパニッシュオーク 第2弾の高価買取致します
ザ・エッセンス・オブ・サントリー シングルモルト 山崎蒸溜所 スパニッシュオーク 第2弾のご紹介
買取参考価格 | 24500円前後
生産国 | 日本 |
---|---|
生産者名 | サントリー山崎蒸留所 |
地方 | 大阪府 |
地区 | 三島郡島本町 |
分類 | シングルモルトウイスキー |
タイプ | 500ml/56度 |
「サントリー ザ・エッセンス シングルモルトウイスキー 山崎蒸溜所 スパニッシュオーク」は、2019年2月26日に数量限定シリーズの第2弾として発売された「THE ESSENCE of SUNTORY WHISKY(ザ・エッセンス・オブ・サントリー ウイスキー)」3種類のうちの1本です。
サントリーがスパニッシュオーク材を使用して自社製樽した「新樽」で熟成したシングルモルトウイスキーとなっており、ウッディーでスパイシーな香りと真っ直ぐな甘さでエッジの利いた味わいに仕上がりました。
スペインの情熱を表す「情」の文字をイメージしたデザインボトルに詰まった、ブレンダーセレクトの良質な熟成原酒を存分にお楽しみください。
ザ・エッセンス・オブ・サントリー シングルモルト 山崎蒸溜所 スパニッシュオーク 第2弾の歴史
日本古来のウイスキー蒸溜所の多彩な原酒
■日本最古の蒸溜所
「サントリー ザ・エッセンス シングルモルトウイスキー 山崎蒸溜所 スパニッシュオーク」が造られた山崎蒸溜所は、日本最古のウイスキー蒸溜所です。
建設は1923年(大正12年)、設計したのは「マッサン」の名でも有名な竹鶴政孝です。
竹鶴は当時壽屋(現在のサントリー)の創業者である鳥井信治郎に技師として招かれ、設計を行いました。
山崎蒸溜所といえば、知る人ぞ知る有名な蒸溜所であり、シングルモルト山崎やホワイト、ローヤル、響といった名立たるブレンデッドウイスキーを生み出した拠点工場です。
一介の蒸溜所では終わらないその背景には、ジャパニーズウイスキーの歴史を紡いだ壮大なドラマがあります。
創業者にして初代マスターブレンダーの鳥井信治郎は、スコッチ造りの文献から蒸溜所造りに土地が非常に重要性を持つことを学びました。
今でこそウイスキーに限らず酒造りには豊かな自然環境が必須だと知られていますが、当時の鳥井が全国の候補地から選びに選び抜いた地が、京都郊外の山崎でした。
技師として招かれた竹鶴政孝は、当時すでに摂津酒造を退社し、桃山中学で化学教師をしていました。
すでに摂津酒造の命で2年間のスコットランド留学を終えていましたが、帰国後摂津酒造の経営が思わしくなく、せっかく学んだ技術を生かす機会を失っていたのです。
鳥井は当初、スコットランドから技師を招き、蒸溜所を任せるつもりだったといいます。
それでも鳥井は最終的に技師を呼び寄せるために用意した年俸を竹鶴に提供し、製造にも一切口を出さないと約束することで、10年にわたる2人のドラマが始まりました。
■選ばれた関西の土地
同年、竹鶴はさっそく山崎蒸溜所の着工を開始、翌1924年にはポットスチルを導入して操業開始までこぎ着けました。
こう書くと何事もなくスムーズにことが進んだように見えますが、実際には土地選びにおいて2人に衝突があったようです。
竹鶴が最初に推したのは北海道でした。
本格ウイスキーを造るために本場スコットランドに似た環境が良いという考えからでした。
実際、後に竹鶴が自身で手掛ける蒸溜所を北海道余市に開くわけですから、彼の理念にブレはありません。
ところが鳥井はそれに真っ向から反対しました。
北海道は遠過ぎる、輸送に難がある、客が工場見学できない土地では人気が出ないといった理由でしたが、寿屋がある関西の土地を求めたというのが本心でしょう。
しかし、ウイスキー蒸溜所の設立は多大なコストを投じる大事業です。
目の届かない遠い土地で事業を展開するのは、創業者たる鳥井が不安や不満を抱くのも道理でしょう。
紆余曲折はあったものの、山崎は古来から名水湧出の地として知られており、竹鶴としても最終的には納得できる選択だったはずです。
竹鶴の報告書には、山崎はスコットランドのローゼス地方に似ていると述べられています。
■苦難の末生み出された多彩な原酒
翌年導入されたポットスチルは、竹鶴がスコットランド留学で書き溜めた竹鶴ノートをもとに、大阪の鉄工所が造り上げました。
あまりの大きさに淀川を遡上して船で運ばれたそうですが、国鉄の線路を横切るため、深夜に四苦八苦しながら搬送・搬入したという記録が残っています。
日本ではウイスキーなど全く見たこともない人が大半だった時代、メモを頼りにポットスチルを造り上げた鉄工職人の腕は実に見事だったといえるでしょう。
分からない点は実際に操業しながら少しずつ調整していくほかありませんでした。
それでも何とか国産第1号となる本格ウイスキー「白札」をリリースしたのは、5年後の1929年のことです。
ところが白札は「焦げ臭い」といった香りの面で不評を買い、経営は壁に突き当たります。
本格ウイスキーにこだわり過ぎるあまりピートを焚き過ぎたともいわれていますが、一部からは「金喰い虫」といわれ続けたこの時期は、山崎蒸溜所にとっては厳しい時代だったといえるでしょう。
今でこそ山崎蒸溜所は、高品質なジャパニーズウイスキーを造り出す聖地ともいえる場所に成長しました。
転機となったのは1937年(昭和12)にリリースした傑作「角瓶」です。
山崎蒸溜所で10年以上経過した熟成原酒たちが、それぞれに豊かな香味を醸し出すようになったことが素晴らしい結果を招きました。
それらを「大阪の鼻」と呼ばれた鳥井が日本人の繊細な好みに合わせてブレンドし、真のジャパニーズウイスキーを誕生させたのです。
ここから山崎蒸溜所は多彩な原酒を生み出し、現在に至る素晴らしいブレンデッドウイスキーを世に送り出すことになりました。
■サントリー ザ・エッセンス シングルモルトウイスキー 山崎蒸溜所 スパニッシュオーク
「サントリー ザ・エッセンス シングルモルトウイスキー 山崎蒸溜所 スパニッシュオーク」は、山崎蒸溜所の多彩な原酒の造り分けを飲み比べられるシリーズの一つです。
サントリーでは原酒の造り分けを貯蔵工程においても行っており、寝かせる樽の種類によってさまざまな味わいを生み出すことに成功しています。
この一本は、2019年2月26日に数量限定のシリーズ第2弾としてリリースされました。
3種類のうちの一本であり、スパニッシュオーク材を使用して自社の新樽で熟成したシングルモルトウイスキーです。
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