menu list買取商品 - 万膳 宿翁 一周忌 芋焼酎
スピード査定はこちら「今すぐ価格が知りたい」
0120-962-166
(電話受付時間 10:00〜19:00 木曜日定休)
- 買取商品検索
万膳 宿翁 一周忌 芋焼酎の高価買取致します
万膳 宿翁 一周忌 芋焼酎のご紹介
買取参考価格 | 35000円前後
生産国 | 日本 |
---|---|
生産者名 | 万膳酒造 |
地方 | 鹿児島県 |
地区 | 霧島市 |
分類 | 芋焼酎 |
タイプ | 720ml/43度 |
万膳酒造の芋焼酎「宿翁(しゅくおう)」は、2003年に他界した酒蔵の杜氏、宿里利幸氏の遺作酒として発売されたメモリアルな逸品です。
吟香黄麹の焼酎造りの名人であった宿里利幸杜氏が、命を懸け最期に仕込んだ2001年度の醸造酒「宿翁」は2004年2月に極少量のみを瓶詰めし、限定品として出荷したまさに「杜氏最期の贈りもの」であり、今となっては入手困難な非常に貴重な1本となっております。
黄麹を使用した初溜取りで原酒でありながらも飲みやすく、まろやかに凝縮したコクと旨味が詰まった味わいは、是非ストレートでお楽しみください。
万膳 宿翁 一周忌 芋焼酎の歴史
極めて希少価値の高いプレミアムな逸品
■名工と呼ばれた杜氏も絶賛した芋焼酎
「万膳 宿翁 一周忌 芋焼酎」は商品名を芋焼酎 宿翁と言い、醸造を手掛けるのは鹿児島県霧島にある蔵元の「万膳酒造」です。
伝説の杜氏と呼ばれた万膳酒造の名工・宿里利幸(やどりとしゆき)氏が造り上げた最高傑作と言われており、2004年2月に少量だけ瓶詰めされて出荷された幻の芋焼酎としても知られています。
その後二回忌、三回忌の2銘柄も出荷されましたが、その中でも極めて出荷数が少なかった「万膳 宿翁 一周忌 芋焼酎」は、ほかとは格が違うほどの高い希少性を誇っています。
自ら手掛けた黒瀬杜氏の宿里利幸氏本人でさえも絶賛するほどの出来栄えでした。
アルコール度数が43度という高めの芋焼酎ながらまろやかな味わいとナッツのような香ばしさが感じられ、ストレートでもアルコールの強さを感じることなくいただけます。
市場に出回ることが滅多にない至極の逸品となったいま、全国の焼酎ファン羨望かつ垂涎の一本となっています。
■偉大な造り手の存在
万膳酒造は鹿児島県霧島市の山の奥深い場所にあり、大正11年(1922年)の創業で、現在は万膳利弘氏が四代目の当主を務めています。
父である三代目が若くして亡くなったため、万膳酒造は1969年から約30年にわたって一時期焼酎造りを休止せざるを得ませんでした。
万膳家では家業として酒店も経営していたことから、休業中は酒店の仕事に専念しました。
しかし四代目の当主として利弘氏が焼酎造りを復活させようと決意したところ、周囲から猛反発を受けることになります。
時代はバブルの最中で、お酒の人気の主流は洋酒だったのです。
そんなときに焼酎造りを再開しても、売れないのは目に見えているというのが反対の理由でした。
しかしその反対派を押し切って万膳酒造の焼酎造りを再開させた背景には、偉大な造り手の存在があったのです。
伝説の杜氏と呼ばれるほどの卓越した熟練の技を持っていた杜氏の宿利利幸氏は、四代目当主・万膳利弘氏の祖父の弟でもありました。
蒸留酒であろうと醸造酒であろうとあらゆるお酒を造ることができた宿利氏は、その腕のよさから3Mの一つ、森伊蔵で知られる森伊蔵酒造から引き抜きを打診されるほどでした。
しかし引き抜かれる直前のところで利弘氏が焼酎造りの伝授を乞い、3年間にわたってとき厳しくそしてとき優しい宿利式の指導が続いたと言います。
そしてすべてを教え終えたとき、宿利氏はこの世を後にしました。
まさに宿利氏の存在がなければ、万膳酒造の復活はなかったと言っても過言ではありません。
■焼酎造りに欠かせない良質の水を求めて選んだ地で再開
1969年に焼酎造りを休止して以来、約30年の時を経た1999年に万膳酒造の焼酎造りが再開しましたが、おいしい焼酎を造るためには良質の水が欠かせません。
その水を求めて蔵を建てたのが天然のヤマメも生息する渓流の手篭川が流れる川沿いの地でした。
ここには霧島連山から湧き出る軟水の「霧島裂罅水」(きりしまれっかすい)と呼ばれる、焼酎造りに最良の水があったのです。
霧島裂罅水は霧島山脈に降り注いだ雨が都城盆地をした地下岩盤の割れ目から噴き出している天然水で、昭和30年の秋田油田のボーリングによって掘り当てられました。
長年の歳月をかけて火山灰土壌やシラス層に浸透しながらろ過されて誕生する名水は霧島焼酎にとってなくてはならない存在で、自然の力によってろ過された天然水は地下深くに蓄えられ、いまでは大勢の人に楽しんでもらおうと無料開放もされています。
この超軟水である霧島裂罅水を焼酎の仕込みに使用することで、万膳酒造の芋焼酎独特のまろやかさが生まれます。
鉄分をほとんど含まない代わりに適度なミネラルと炭酸ガスを含んでいることも、まろやかな味わいを生み出す大きな要素です。
焼酎造りには上質の水が欠かせない、ということも教わった四代目が、この霧島山中で焼酎の製造を再開することにしたのも決して不思議ではありません。
霧島という地は、それほどまでに上質な水が得られる素晴らしい場所だったのです。
- 買取商品検索