menu list買取商品 - 万膳 宿翁 三周忌 芋焼酎
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万膳 宿翁 三周忌 芋焼酎の高価買取致します
万膳 宿翁 三周忌 芋焼酎のご紹介
買取参考価格 | 25000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | 万膳酒造 |
地方 | 鹿児島県 |
地区 | 霧島市 |
分類 | 芋焼酎 |
タイプ | 720ml/43度 |
万膳酒造の芋焼酎「宿翁(しゅくおう)」は、2003年に他界した酒蔵の杜氏、宿里利幸氏が最期に仕込んだ2001年度の遺作醸造酒です。
黄麹を使用した初溜取りで原酒でありながらも口当たりまろやかで飲みやすく、コクと旨味がまろやかに凝縮したその味わいは、まずはストレートでいただくことをオススメいたします。
極少量のみを瓶詰めして出荷した限定品「宿翁」はまさに杜氏最期の贈りものであり、今後決して味わうことの出来ない大変貴重な1本を存分にご堪能ください。
万膳 宿翁 三周忌 芋焼酎の歴史
伝説の杜氏が最後に仕込んだ至極の逸品
■名工と呼ばれた杜氏が手掛けた最後の芋焼酎
「万膳 宿翁 三周忌 芋焼酎」は鹿児島県霧島市の山中に小さな酒蔵を構える、「万膳酒造」が製造した商品です。
この芋焼酎は知る人ぞ知る逸品で、ほかにも一周忌と二周忌があり三周忌も同じシリーズとなっています。
どの万膳宿翁も生産数がたいへん限られていたことから、万膳 宿翁 三周忌 芋焼酎も非常に手に入りにくいお酒として有名です。
生産数が少ない理由は、万膳酒造の黒瀬杜氏・宿利利行氏(やどりとしゆき)が手間と時間、そして心を込めて仕込みと瓶詰めを行ったためでした。
昔ながらの製法を守って丁寧に仕込まれた万膳 宿翁 三周忌 芋焼酎は、アルコール度数の高さを感じさせないまろやかな口当たりが魅力となっています。
上質の原料を使って一つひとつの工程に時間をかけ、2001年に風味と旨味が凝縮された万膳 宿翁 三周忌 芋焼酎が誕生しました。
製造を手掛けた万膳酒造の杜氏・宿利氏はその2年後の2003年に他界し、この芋焼酎は彼が最後に残した秀逸の遺作となったのです。
宿翁の中でも飛び抜けて高い評価を受けている万膳 宿翁 三周忌 芋焼酎は、芋焼酎愛飲家はもちろん、おいしい芋焼酎として口コミで広がるほどの人気商品となっており、入手の困難さにさらに拍車をかけています。
■山奥にある小さな酒蔵
万膳 宿翁 三周忌 芋焼酎を製造する万膳酒造は鹿児島県霧島市の山奥にあり、木立に囲まれた自然豊かな場所で芋焼酎造りを行っています。
自ら「山小舎の蔵」と銘打つほど周囲を山に囲まれた環境は、芋焼酎造りにはピッタリの環境でもあります。
万膳酒造では黒麹仕込みの万膳のほか、黄麹仕込みの萬膳庵と白麹仕込みの真鶴という銘柄を製造しており、それぞれに味わいが異なることからファンの間で好みが分かれているのも特徴です。
焼酎造りには何よりも良質な水を確保することが絶対条件ですが、万膳酒造がある山奥には天然のヤマメが棲むほどの渓流・手篭川(てこがわ)が流れています。
そのほかにも霧島には霧島裂罅水(きりしまれっかすい)という天然の名水があり、霧島焼酎の製造の多くが仕込みにこの名水を使っています。
霧島連山に降った雨がシラス層と火山灰土壌に染み込み、長年の歳月をかけて自然によってろ過された天然水はまろやかな軟水が特徴です。
そしてその軟水の使用によって、万膳酒造の芋焼酎独特のまろやかさが生み出されます。
万膳酒造でも焼酎の仕込みに霧島裂罅水は不可欠で、この水を得るためにも車の離合ができないほど狭い山道を抜け、眼下に深い谷を見ながら進む山奥に酒蔵を構えているのです。
■再スタートの地として選ばれた場所
万膳酒造の創業は1922年(大正11年)で、現在の当主である万膳利弘氏は四代目にあたります。
三代目当主は利弘氏の父にあたる人物ですが、利弘氏がまだ10歳のときに急逝しました。
そのため万膳酒造は1969年から30年間にわたって焼酎造りの休止を余儀なくされます。
利弘氏はいつの日か焼酎造りを再開したいとの思いを胸に、もう一つの家業である万膳酒店の経営に奔走する日々を送っていました。
利弘氏の子息で現在万膳酒店を経営している万膳尚幸氏は、子どものころの両親が早朝から深夜までお酒の配達を行っていた記憶しかないと述懐しています。
そして1999年にようやく焼酎造りの再開に着手した利弘氏ですが、酒蔵を再開するにあたって周囲から大反対を受けました。
洋酒が人気の主役だった時代に、わざわざ芋焼酎を造っても売れないという意見でした。
しかしたった一人だけ万膳酒造再開に賛成したのが、伝説の杜氏と呼ばれた宿利利幸氏でした。
宿利氏は利弘氏にとって祖父の弟でもあり、蒸留酒から醸造酒までなんでも造れる熟練の技を持つ卓越した杜氏です。
その宿利氏が再開を後押しし、さらに焼酎造りの教えを乞うた利弘氏に3年間にわたって伝授しました。
こうして利弘氏はさまざまなノウハウを学びながら、杜氏としての腕を磨いていったのです。
霧島の山奥で酒蔵を再開したのも、宿利氏の意見が大きかったと言います。
焼酎造りにどれほど良質の水が欠かせないかを知っている、まさに宿利氏だからこその選択と言っても過言ではありません。
こうして万膳酒造の焼酎造りの再スタートが切られました。
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