menu list買取商品 - 万膳 流鶯 黄麹仕込み 芋焼酎 ブルーボトル
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万膳 流鶯 黄麹仕込み 芋焼酎 ブルーボトルの高価買取致します
万膳 流鶯 黄麹仕込み 芋焼酎 ブルーボトルのご紹介
買取参考価格 | 2500円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | 万膳酒造 |
地方 | 鹿児島県 |
地区 | 霧島市 |
分類 | 芋焼酎 |
タイプ | 720ml/35度 |
萬膳庵の原酒「流鶯(るおう) 黄麹仕込み」は、蒸留後に水で割る前の35%という高いアルコール度数の焼酎となっており、飲み応えがあるだけでなくストレートやロックでいただくと黄麹独特の香りが口いっぱいに広がります。
黄麹で仕込まれた醪(もろみ)を高価な昔ながらの木桶蒸留機で時間をかけて蒸留しており、口当たりは驚くほど滑らかで、木樽蒸留の醇良な凝縮した味わいと奥深さは濃厚で飽きのこない美味しさです。
黒麹を女性的でまろやかな味わいと表現するならば、黄麹はストレートで男性的な味わいと言えるでしょう。
万膳 流鶯 黄麹仕込み 芋焼酎 ブルーボトルの歴史
美しいブルーのボトルが目を惹く入手困難な逸品
■黄麹を使用した珍しい芋焼酎
「万膳 流鶯 黄麹仕込み 芋焼酎 ブルーボトル」は、鹿児島県霧島市の山の奥深くに小さな蔵を構える「万膳酒造」が世に送り出す力作です。
万膳流王黄麹(まんぜんるおうきこうじ)の名前が示すように、この芋焼酎は原料となる黄麹を職人が丹念に手造りしたものを使用しています。
通常芋焼酎の仕込みには黒麹が使われることが多く、日本酒の仕込みでよく使われる黄麹が使用されている万膳 流鶯 黄麹仕込み 芋焼酎 ブルーボトルは、焼酎の中でもたいへん珍しい存在です。
黄麹は清酒の仕込み用の麹であるため、焼酎の仕込みに使用するときにはたいへんな神経を使います。
しかしかつては江戸時代から明治の初期まで、焼酎の仕込みに黄麹が使われていたこともありました。
一般の焼酎仕込み用の麹はクエン酸を生成しないのですが、万膳酒造がある鹿児島地方は高温多湿の環境です。
そんな中でデリケートな生きた黄麹の温度管理をするのはとても難しく、管理がうまくいかなかった場合には腐ってしまうなど悲惨な結果になることも多々ありました。
そのため焼酎造りに使用することに対して敬遠されがちの黄麹でしたが、万膳酒造では超軟水の霧島裂罅水(きりしまれっかすい)を仕込みに使うことで、まろやかな優しい風味を持つ芋焼酎を造り上げたのです。
■ブルーボトルの美しさが人気
万膳 流鶯 黄麹仕込み 芋焼酎 ブルーボトルは、その美しさだけでなく高級感をも漂わせるボトルであることも人気の秘密です。
無骨な印象のボトルも多い芋焼酎の中にあって、このブルーボトルは爽やかさと美しさを兼ねた仕上がりになっています。
原材料には鹿児島産の厳選した上質のサツマイモと米麹(黄麹)を使用し、霧島裂罅水のまろやかな天然水を仕込みに使うことで、焼酎そのものがまろやかなコクと旨味を凝縮した仕上がりになっているのが特徴です。
アルコール度数が35度と高めになっていますが、口当たりが軽くのどごしも滑らかなためにアルコールのきつさを感じることがありません。
ストレートはもちろん氷をたっぷり入れていただくロックの味は格別ですし、旨味をしっかりと残している万膳 流鶯 黄麹仕込み 芋焼酎 ブルーボトルは水割りやお湯割りにも最適です。
薄めに割っても芋本来のまろやかな甘さと旨味を堪能することができますので、夏は水割り、冬はお湯割りに熱燗もおすすめです。
一年を通してさまざまな飲み方でおいしくいただけるのも、万膳 流鶯 黄麹仕込み 芋焼酎 ブルーボトルを入手困難な逸品にしている理由と言えるでしょう。
■とことんまで手造りにこだわるからこそおいしさが生まれる
万膳酒造の創業は大正11年(1922年)で、現在は4代目の当主として万膳利弘氏が蔵を切り盛りしています。
実は3代目の利弘氏の父が若くして急逝したため、万膳酒造は1969年に製造を中止することになりました。
このとき利弘氏はまだ10歳と幼かったため、4代目として万膳酒造で焼酎造りに携わることができなかったのです。
そして休止期間は30年に及び、その間はもう一つの家業である万膳酒店で酒を配達する仕事に励んでいました。
ようやく万膳酒造が再開したのは1999年のことで、再開するにあたって利弘氏は焼酎造りに欠かせない大きな味方を得ることになります。
祖父の弟でもある宿利利幸(やどりとしゆき)氏その人です。
宿利氏は伝説の杜氏と呼ばれた名工で、あの森伊蔵酒造からのスカウトを受けるところでした。
杜氏としての知識と技術を得るため、利弘氏は宿利氏に焼酎造りの指導を仰ぎます。
杜氏歴58年の大ベテランはアメとムチを駆使しながら、3年間にわたって持っているすべての技を伝授しました。
蔵の設計のほとんどを二人で行い、上質の材料を吟味して厳選し、麹も手造りするほどのこだわりでした。
かめへの仕込みや木桶の蒸留器を使っての蒸留作業もすべて人の手によるもので、とにかく手造りすることが最優先でした。
万膳酒造の芋焼酎が入手困難なのは、手間暇かけて手造りしているからです。
その工程を惜しまないことがおいしい焼酎につながると宿利氏は教え、いまや入手が極めて難しい遺作の焼酎も残して2003年に他界しました。
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