menu list買取商品 - 佐藤 黒麹仕込 芋焼酎 720ml 12本 1ケース
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佐藤 黒麹仕込 芋焼酎 720ml 12本 1ケースの高価買取致します
佐藤 黒麹仕込 芋焼酎 720ml 12本 1ケースのご紹介
買取参考価格 | 12000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | 佐藤酒造 |
地方 | 鹿児島県 |
地区 | 霧島市 |
分類 | 芋焼酎 |
タイプ | 720ml/25度 |
佐藤酒造の本格焼酎「佐藤 黒麹仕込」は、黒麹仕込み独特の力強さとしっかりしたボディを表現した味わいで、黄金千貫(こがねせんがん)に備わったさつま芋由来の力強く香ばしい香りとインパクトのある甘みが特徴的な芋焼酎です。
自然豊かな霧島山系の清らかな水で醸される焼酎は、芋本来の旨味が限りなく引き出され、旨味とキレを兼ね備えた深い味わいの焼酎を生み出します。
丁寧な熟成で生まれる滑らかな舌触りは繊細ながらも、同シリーズの「佐藤 白麹仕込」と比べて重厚な飲みごたえが感じられるのも黒麹仕込みならではの魅力と言えるでしょう。
佐藤 黒麹仕込 芋焼酎 720ml 12本 1ケースの歴史
芋焼酎のメッカ・鹿児島で人気のプレミア焼酎の蔵の歴史とは
■焼酎が売れなかった時代
バブル期に売れに売れたお酒は圧倒的に洋酒でした。
おしゃれなイメージが受けたことと、バブル経済によってお金持ちが増えたこともあったのでしょう。
高価なシャンパンやワイン、ウイスキーにコニャック、ブランデーといった、ありとあらゆるタイプの洋酒が飛ぶように売れたのです。
その結果、芋焼酎のメッカである鹿児島県では、多くの蔵がバブル期に焼酎造りをやめています。
その理由は、焼酎を造ってもまったく売れないからです。
おしゃれなイメージの洋酒とは違って、どこか田舎くさいイメージでとらえられ、特に芋焼酎はおしゃれでない人を「イモ」と称することもあって、芋焼酎が好きということさえはばかられる、そんな時代でした。
この時期、芋焼酎製造を行う蔵が多い鹿児島県には、面白いように売れていく洋酒を見ながら、複雑という言葉ではとても表現しきれない想いを抱えていた焼酎造りの蔵人たちが大勢いたことでしょう。
■バブル崩壊で訪れた焼酎ブーム
皮肉なことに、バブル経済の崩壊によって日本はデフレに陥り、「失われた20年」と称される長い不景気の時代へと突入します。
人々はなんとか節約しようとビールから発泡酒へ、発泡酒からさらに安価な、第三のビールと呼ばれる、ビール風味のリキュールへと飲むお酒の質を落としていきました。
そんな中、アルコール度数の高い焼酎はお湯で割らないと飲むことができないことから日本酒に比べて経済的だという理由で、やむなく焼酎へと乗り換える日本酒党が増え始めます。
ビールからビール風味のリキュールへと品質を落とすのと同様、より安く飲める焼酎に注目が集まったわけです。
これが焼酎にとって転換期となりました。
平成元年には年間わずか205リットルの消費量でしかなかった焼酎は、その後じわじわと消費量を伸ばし、平成19年にはピークを迎え540リットルあまりに達したのです。
さらに、仕方なく焼酎を飲み始めた人の中に、日本酒に比べて一度に飲む量が少なくて済むだけに、少しよいものをと買い求めた結果、思いもしなかったおいしさを知る人が増えました。
そして、芋焼酎をメインに焼酎ブームが巻き起こったのです。
売れに売れる洋酒を横目で見ながら、造ることすら諦めなければならなかった不遇の時代を経て焼酎にスポットが当たったことは、バブル崩壊後の暗い日本において、焼酎の蔵元にとっては唯一明るいニュースだったに違いありません。
■プレミア焼酎を造る蔵に注目が集まるように
芋に麦、米を中心に、蕎麦やゴマ、地元の特産品を活かして北海道ではジャガイモの焼酎も登場するまでに人気となりましたが、圧倒的に人気なのは芋焼酎でした。
芋ならではの甘い香りと味わいが男女問わず好まれ、とりわけおいしい芋焼酎を造る蔵に注目が集まるようになったのです。
芋焼酎といえば鹿児島県の薩摩焼酎が絶対的なブランドですが、この芋焼酎ブームに火を付けたのが、3Mと呼ばれる「魔王」「森伊蔵」「村尾」です。
嵐の大野智さんが初主演したテレビドラマ「魔王」では、主演の大野さんとダブルキャスティングされた生田斗真さんに、撮影前に魔王の一升瓶がプレゼントされたという話まであるほど、すでによく知られたプレミア焼酎となっていました。
そんな3Mの存在に隠れてしまったものの、焼酎界では圧倒的な知名度を誇っていたのが「佐藤酒造」です。
創業以来110年以上にわたって丁寧な手作業による仕込みを行い、佐藤酒造にしかできない原材料の構成によって、プレミア焼酎を生み出しています。
佐藤酒造の名を取れた佐藤には2種類の芋焼酎があり、白麹を使ったものを佐藤の白、黒麹を使ったものは佐藤の黒と呼ばれ、焼酎好きには垂涎の的であるプレミア焼酎として、いまでは飲んでみたいレアなプレミア焼酎として必ず名前が挙がるほどです。
■佐藤の黒とは
佐藤の黒は、正式には「本格焼酎 黒麹仕込 佐藤」という名で販売されており、黒麹に霧島山系の硬めの仕込み水を用い、芋焼酎に最適な黄金千貫で丁寧に造られます。
佐藤の黒の最大の特徴は、黒麹が生み出す芋のどっしりとした力強さが味わえる仕上がりで、芋の甘さを感じる重厚な味わいです。
この味を最も引き立てるのはお湯割りで、重厚な佐藤の黒の柔らかな甘みを感じさせるおすすめの飲み方です。
入手性の難しさでは3Mに負けない佐藤だけに、720ml入り12本1ケースが売られているのを見つけたら、まとめ買いしてもいいくらいかもしれません。
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