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夫婦2人で造り上げる地元産の原料のみを使った小さな蔵 櫻井 限定品 芋焼酎

■地元産の原料のみで丁寧に造られた芋焼酎
小さな蔵 櫻井 限定品 芋焼酎は夫婦二人三脚で醸造する小さな蔵から造られたとされる名酒です。
鹿児島県・金峰町産の厳選されたサツマイモの黄金千貫と酒造好適米、白麹100%の米麹と牧園町の関平鉱泉水を用い、常圧蒸留で精魂込めて造り上げたこだわりの芋焼酎です。
アルコール度数は25度、芋焼酎本来の味わいを保つために、可能な限りろ過処理を控えて丁寧に造られた逸品です。
割水に使われている牧園町の関平鉱泉水は、地元では伝説の名泉と呼ばれています。
味わいは端麗で飲みやすく、芋焼酎ならではの甘さが際立ち、滑らかさと繊細な香りは櫻井酒造ならではと言えます。
香ばしい甘い香りが漂い、口に含めば、やわらかな味わいで、後口はキレがある中にもやさしい後味です。
ロックや水割りで冷たく冷やしていただくのはもちろん、濃いめのお湯割りは一層味わいが引き立つので、冬場にもおすすめの芋焼酎です。

■小さな蔵の歴史
小さな蔵は夫婦2人で営む小さな酒造メーカーで、正式名称は櫻井酒造と言います。
鹿児島県薩摩半島の中央部に位置する小さな町、鹿児島空港から1時間ほど車を走らせて到着する、山紫水明で美しい金峰町に醸造所があります。
霊峰・金峰山を望む緑豊かな地で、古くより神代の時代にまつわる地名や遺跡が残され、神話のふるさととしても知られる場所です。
櫻井酒造の歴史は古く、創業は明治38年になります。
日本3大砂丘の1つであった吹上浜の近くで本格焼酎の醸造に努め、それ以来、伝統を守りながら丹念な酒造りを続けてきました。
吹上浜も現在、櫻井酒造が立地する金峰町のすぐ近くにあり、日本の渚百選に選ばれるほど風光明媚な場所です。
白砂と黒松が織りなす白砂青松の景色が美しい場所から、南薩摩の霊峰と呼ばれる金峰山のふもとへと醸造所が移りました。
現在は代々跡を継いできた社長と奥さんの2人で焼酎を造っています。
もともとは「松の露」という銘柄の焼酎で有名で、そのほとんどが地元消費をされていました。
小規模生産故に、なかなか地域外に出回ることもない幻の銘酒だったのです。
地酒ブームや情報ネットワーク、流通システムが拡大してきたことで、少しずつ全国に出回ることになりました。
もっとも、小さな蔵元ですので、どの銘柄も生産量はごくわずかで、流通量には限りがあります。
焼酎愛好家の間はもちろん、取り扱いをする酒店でも稀少な焼酎、幻の焼酎などと言われて限定販売されているのです。

■小さな蔵で丹念に造られる限定品
鹿児島空港から1時間かけて車を走らせ、県道から横道に入ると、風光明媚で畑に囲まれた小さな村に到着します。
その中に小さな蔵の愛称も付いた櫻井酒造があります。
真面目で温厚な社長と、社長をしっかりと支えている奥さんの二人三脚で、地元産の原料にこだわり、丹精込めた焼酎造りをしているのです。
年間の製造量は1升瓶換算で38,000本と、一般的な酒造メーカーに比べると非常に少ない生産量となっています。
夫婦2人で造り上げるのですから無理もありませんが、その分、焼酎造りにかける想いや情熱はほかには負けていません。
櫻井酒造の焼酎造りでは原料芋の処理に力を注いでおり、丁寧な下処理を行うことで、えぐみのない、香り豊かで芋の旨味や甘みたっぷりの飲み心地の良い焼酎へと仕上がるのです。
信頼できる農家と提携し、契約栽培された高品質な黄金千貫（コガネセンガン）という品種のサツマイモを使っています。
1つひとつの芋の皮を丁寧に剥き、腐敗部分はもちろんのこと、雑味の元になる部分を徹底して取り除いていきます。
夫婦二人三脚で手掛ける多くの時間と丁寧な手間をかけた作業が、小さな蔵独特の芋の風味を存分に味わえる芋焼酎につながっているのです。
最近は酒店のオンラインショップでも販売されていますが、いずれのお店も入荷数が少なく、すぐに売り切れてしまう可能性があるので、見つけたら早めにゲットしたいものです。