お酒買取なら大阪のネオプライス

■居酒屋で気軽に楽しめる限定ウイスキー
サントリー山崎蒸溜所１２年 Watami Founders Choiceは居酒屋チェーンの展開で有名なワタミグループとサントリーが共同で開発した特別なウイスキーで、ワタミグループの各店舗にて2007年9月から提供されています。
格安の居酒屋のイメージがるワタミですが、グラスやハイボールなどの割りものだけでなく、ボトルキープもできる珍しさで、従来からウイスキーをたしなまれる方だけでなく、新たなファンも広げているウイスキーとなっています。
サントリーの名誉チーフブレンダーである輿水精一の協力のもとでブレンドされた、ワタミグループ向けのオーダーメイドなオリジナルのウイスキーです。
輿水精一といえば、チーフブレンダーとしてブレンデッドウイスキーの最高峰と世界から高い評価を受けている響21年などを手掛け、現在では名誉チーフブレンダーとしてサントリーのウイスキー造りに貢献し、日本人で初めてウイスキー殿堂入りした人物ですから、その味わいは本物かつ本格的であることに間違いはありません。
そんな本格ウイスキーが庶民派の居酒屋で飲めるというのですから、大変贅沢で珍しい機会ということができます。

■輿水精一氏のサントリーでの歴史
輿水精一氏は1973年、サントリーで3つ目の蒸留所となる山梨県の白洲蒸留所が開設された年にサントリーに入社しています。
入社当初は多摩川工場でのブレンドグループに所属し、1976年からは研究センターでウイスキーの貯蔵や熟成の研究に取り組み、ウイスキー造りへのこだわりを磨き、研鑽してきました。
そして、1985年より山崎蒸溜所で品質管理や貯蔵部門を行い、1991年よりブレンダー室課長に就任しています。
二代目マスターブレンダーの佐治敬三のもと、サントリーを代表する銘柄であるシングルモルト山崎やブレンテッドウイスキーの最高峰である響などを生み出したチーフブレンダーの佐藤乾や、彼の後継である稲富孝一などのもとで技術とノウハウを学んできた精鋭です。
1日に200種類以上もの原酒をテイスティングする収れんを積みながら、世界的なコンペティションでトロフィーを受賞した1997年発売の「響30年」や、｢山崎35年」、「山崎50年」などのブレンドや開発に携わり、1996年には主席ブレンダー、1999年にチーフブレンダーに就任し、2014年から名誉チーフブレンダーとして今もなお、サントリーのウイスキー造りに情熱を注ぎ、技をつぎ込み後継へと繋いでいます。
2015年にはその功績が認められ、世界的に著名なイギリスのウイスキー専門誌であるウイスキーマガジン認定のHall of Fame(ホール オブ フェイム)を受賞して、日本人として初めてのウイスキー殿堂入りを果たしています。

■ワタミ限定ウイスキーの特徴
一般的に店頭販売されたり、幅広いバーやレストランなどで提供されている山崎12年がミズナラ樽原酒や、バーボン樽原酒、シェリー樽原酒など多彩な樽の原酒をバランスよくブレンドして造られているのに対して、サントリー山崎蒸溜所１２年 Watami Founders Choiceは12年以上熟成されたシェリー樽原酒をメインにブレンドされています。
シェリー樽特有の甘やかや酸味とほのかなほろ苦さなどがバランスよく調和したまろやかな味わいで、ウイスキー初心者にも飲みやすい仕上がりとなっています。
ウイスキー通の間では飲み方のスタイルはストレートが好まれますが、居酒屋ではロックや水割りに、今トレンドのハイボールなど多彩な飲み方が想定されます。
特に2009年ごろからハイボール人気が加速しており、ウイスキー初心者をはじめ、女性の間でも広く浸透した飲み方となっています。
ハイボール人気が火付け役となってウイスキー需要が高まり、サントリーでも原酒が不足するほどの勢いとなっています。
サントリー山崎蒸溜所１２年 Watami Founders Choiceはハイボールにしても美味しい、炭酸にも負けない強さも持ち合わせています。