menu list買取商品 - 山崎12年 有田焼 染付竹寅文皿型瓶 サントリー ピュアモルト
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山崎12年 有田焼 染付竹寅文皿型瓶 サントリー ピュアモルトの高価買取致します
山崎12年 有田焼 染付竹寅文皿型瓶 サントリー ピュアモルトのご紹介
買取参考価格 | 45000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | サントリー山崎蒸留所 |
分類 | ピュアモルトウイスキー |
タイプ | 600ml/43度 |
1997年のサントリースペシャルボトルコレクションのひとつとして発売されたのが「ピュアモルト山崎12年 有田焼 染付竹寅文皿型瓶(そめつけたけとらもんさらがたびん)」です。
明治以降に広く用いられた佐賀県有田町を中心に焼かれる磁器・有田焼(ありたやき)に、古くから使われる抽象的な定番のモチーフである竹虎文皿(たけとらもんさら)が描かれています。
飲み飽きず、幾重にも押し寄せる複雑な香味と、世界を魅了し続けている味わいを特別なボトルに詰め込みました。
山崎12年 有田焼 染付竹寅文皿型瓶 サントリー ピュアモルトの歴史
■寅年を迎えるに相応しいボトル
サントリーピュアモルト山崎12年 有田焼 染付竹寅文皿型瓶は寅年を控えた前年の1997年に発売されました。
世界で認められるジャパニーズピュアモルトの秀逸品である山崎12年と、日本の伝統美を体現する歴史ある焼き物とのコラボレーションで、新しい年を迎えるに相応しい勇壮な虎と松竹梅の1つでもある竹をしなやかに描いています。
皿型の正面となるよう丸みを持たせたボトルに、有田焼の中でも由緒ある鍋島風の寅と竹を力強く描いています。
白磁にジャパニーズブルー、鍋島ブルーが美しく際立つシンプルながらもスタイリッシュな作品で、飾っておくだけでも素敵です。
虎の絵の題材となったのは有田焼の最盛期だったとされる1700年代に製作された大皿をモチーフとしており、その特徴を見事に捉えて復刻したような力強い筆致で丹精に描かれています。
■山崎12年が生まれるまでの歴史
山崎12年が世にリリースされたのは、1984年のことで発売からの歴史としては30年あまりです。
当時のマスターブレンダーであり、創業者の次男であり二代目マスターブレンダーであった佐治敬三が高度成長期がピークを越え、これからは豊かさも国を挙げての豊かさから、個性を重んじた個の豊かさが求められる時代になると予見し、ウイスキーも新たな時代に突入すると創り上げた新製品です。
戦後の混乱の中、物資もお金もない時代に少しでも良質な酒を飲めるようにと佐治敬三によって考案されたのが、モルト原酒の比率を下げて原料価格が安い穀物を原料としたグレーン原酒をブレンドするブレンデットウイスキーでした。
その第一号となったトリスは民衆にも手が届く価格であり、戦前に販売されて空前のウイスキーブームをもたらした最初のジャパニーズウイスキーとも称される角瓶に代えて多くの人に愛されました。
普段はトリスで、特別な日や特別な方への贈り物、お金が入ったときには角瓶といった流れができていました。
ですが、今度は日本は戦後に世界も驚くほどの目覚ましい復興を遂げ、年収も右肩上がりで上がり続け、車も買えれば、家電製品なども多彩にそろえることができる時代となりました。
大量生産の時代や低価格で便利なものを買う時代から、より充実した豊かさを求めて個性的なものが求められる時代になると時代を先読みした佐治敬三は、蒸留所と原酒の個性が出やすいシングルモルトを発売する決心をしたのです。
■世界で評価される代表銘柄
佐治敬三の新たなウイスキーの時代を切り開こうという想いを受けて、生み出された山﨑は12年ものが最初にリリースされました。
ピュアモルトには蒸留所の環境や蒸留法、貯蔵の仕方をはじめ、ウイスキー造りの職人の想いも含めて、全てがダイレクトに伝わりやすいのが特徴です。
佐治敬三はシングルモルト時代の幕開けに向けて、この頃に山﨑蒸留所のリニューアルも実施し、新たな設備などを導入することで、より多彩な原酒を造り出す環境を整えていました。
これが功を奏し、繊細で複雑な香味と厚みのある味わいが楽しめる山崎12年は日本人だけでなく、世界のウイスキー評論家にも高い評価を受け、佐治敬三が亡くなり、鳥井信治郎の孫にあたる鳥井信吾が三代目マスターブレンダーとなった時代の2003年にISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)で金賞を受賞することになります。
これは初代マスターブレンダーの時代から脈々と受け継がれてきた技と、ウイスキー造りに対する情熱が花開いた結果であり、100年あまりの歴史を重ねてきた結果が世界に認められたといっても過言ではありません。
2006年には山崎蒸溜所の12基のポットスチルの6基がリニューアルされたことで、世界でも例を見ない初溜釜すべての形状が異なる蒸留所へと更なる進化を遂げました。
三代目マスターブレンダー鳥井信吾が鳥井信治郎、佐治敬三の想いを受け継ぎ、これまで以上にさらに芳しく華麗なモルト原酒を生み出すために英断した大改修となりました。
未来に花開くウイスキーを造るために遺産を受け継ぎながら常に進化を続け、未来へと繋いでいくことが求められるのが、真のウイスキー造りといえます。
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