menu list買取商品 - ザ・カスク・オブ・ヤマザキ 1984 シェリーカスク サントリー
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ザ・カスク・オブ・ヤマザキ 1984 シェリーカスク サントリーの高価買取致します
ザ・カスク・オブ・ヤマザキ 1984 シェリーカスク サントリーのご紹介
買取参考価格 | 600000円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | サントリースピリッツ山崎蒸溜所 |
地方 | 大阪府三島郡島本町 |
分類 | シングルモルトウイスキー |
タイプ | 700ml/63度 |
サントリー「ザ・カスク・オブ・ヤマザキ 1984 シェリーカスク(THE CASK of YAMAZAKI 1984 SHERRY CASK)」は、1984年に蒸留したのち、2002年にボトリングされたシングルカスクシリーズのひとつです。
シリーズ第1弾として2002年12月3日に発売されました。
シェリー樽を使って熟成させたウイスキーは、赤みがかった黒褐色と濃厚で甘いフルーツの風味が特徴です。
ザ・カスク・オブ・ヤマザキ 1984 シェリーカスク サントリーの歴史
■新たな歴史とともに育まれた逸品
「ザ・カスク・オブ・ヤマザキ シェリーカスク1984」は1984年に蒸留された原酒をシェリー樽で熟成させたウイスキーです。
1984年というとしは山崎蒸留所においては記念すべき年であり、この年の3月14日にシングルモルト山崎のブランドが誕生しています。
それまではブレンテッドウイスキーが主流だった時代に、時代の先を見越して個性が際立つシングルモルトを発売したのです。
先見の明を持ってシングルモルトの開発に取り組んだのは、創業者の次男であり二代目マスターブレンダーの佐治敬三でした。
日本らしい繊細さと上品さを持つ、他にはないシングルモルトを造りたいという情熱のもとで、当時のチーフブレンダーとともに何度となくヴァッティングやテイスティングを重ね、2年あまりの時を経て作りだされました。
シングルモルト山崎では山崎蒸留所の多彩な原酒をチーフブレンダーが中心になって、繊細にヴァッティングして仕上げられています。
原酒は発酵槽の種類や蒸留法、樽の種類や熟成される環境や熟成期間で全く異なる個性を放ちます。
山崎蒸留所では主に5種類の樽を用いていますが、その1つにシェリー樽があります。
このシェリー樽にも実は歴史が感じられるポイントがあり、1923年の大正12年という古き昔に開設され、翌年の11月に初めての蒸留が行われて最初に樽詰めされた第一号樽がシェリー樽だったのです。
そのシェリー樽は今でも山﨑蒸留所に大切に保管されていますが、そのシェリー樽と同じスパニッシュオーク製の樽を使って熟成させたのが
サントリーザ・カスクオブ山崎 1984 シェリーカスクです。
■シャリー樽熟成の特徴
シェリー樽はスペインの特産ワインであるシェリー酒を熟成させた樽を、ウイスキーの熟成樽として再利用するものです。
エコとかリサイクルといった概念ではなく、一度、シェリー酒を数年かけて熟成させた樽を用いることで、シェリー酒の風合いがウイスキーに宿り、原酒に甘やかで華やかな風味が生まれます。
また、シェリー樽はスパニッシュオークという木材から造られていますが、この樽はウイスキーの新樽としてよく使われるホワイトオークの樽に比べて、ポリフェノールやタンニンなどの含有量が多いといわれています。
そのため、スパニッシュオーク製のシェリー樽でウイスキーを熟成させることで、樽の成分が浸透し、赤みのある色に色づき、濃厚な果実香とほろ苦さを持つ奥深い味わいのモルト原酒へと育つことができます。
かすかなほろ苦さがあることから、味わいはビターチョコレートやダークフルーツケーキ、スパイスミックス、熟したアメリカンチェリーなどに例えられることがあります。
■山﨑蒸留所のこだわり
樽はウイスキーの揺りかごと呼ばれるように、長期間にわたって樽のなかで眠ったウイスキーには樽特有の個性が色濃く現れます。
そのため、山﨑蒸留所では樽づくりにも非常にこだわっており、ブレンダーを中心としたメンバーが樽に使う木材を森林などに見に行って選ぶ作業から始まり、サントリーが運営する自社の製樽工場で1つ1つ丁寧に造られています。
もっとも、シェリー樽についてはスペイン特産のシェリー酒を熟成させる必要があることから、最初から日本で製樽するわけにはいきません。
そこで、山﨑蒸留所ではスペインまでブレンダーをはじめとする作り手たちが出向いて、スパニッシュオークの森で木材を選んだうえ、現地で信頼のおける製樽工場にきめ細やかにオーダーを出して、希望に合った樽に仕上げさせています。
そのうえで、シェリー酒造りに使い、シェリー酒を3年以上寝かせた樽を日本に持ち込み、山崎蒸留所に運び入れます。
サントリーザ・カスクオブ山崎 1984 シェリーカスクはこうしたこだわりの工程を経て、1984年に熟成された原酒をシェリー樽に詰め、山崎蒸留所の優れた環境の中で作り手たちに見守られながら、ゆっくりと眠り、育った珠玉の一品といえます。
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