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■数量限定のプレミアムウイスキー
サントリーブレンデットウイスキー 鳳雅（ほうが） 山崎 １９８４は山﨑蒸留所で1984年に蒸留、樽詰めされたシェリー樽熟成の原酒をブレンドしたウイスキーです。
ボトルのラベルには「Suntory Blended Whisky for KINKO 」とあり、サントリー・ブレンデッド・ウイスキーのキンコー・オリジナルとされており、日本を代表する名門の種類販売店である「酒のキンコー」のために特別にブレンドされたレアものです。
500本のみの数量限定で、ラベルには歴史的な文化遺産でもある宇治の平等院鳳凰堂の鳳凰が描かれています。
1984年に蒸留され樽詰めされて山崎蒸留所で30年間にわたって熟成されたシェリー樽原酒が特別にブレンドされて、2015年に限定販売されました。
30年の長期熟成だけあり美しい色合いと熟成香、濃厚でとろりとした味わいを楽しめる珠玉のウイスキーに仕上がっています。
シェリー樽熟成特有のビターチョコレートのようなほろ苦さのある甘みとオレンジピールの酸味が感じられ、山崎特有のクリーミーな滑らかさとレーズンのような熟した果実のような風合いを感じることができます。

■山崎ブランドの誕生
サントリーブレンデットウイスキー 鳳雅（ほうが） 山崎 １９８４が生み出された山﨑蒸留所は1923年に開設された日本最古のモルトウイスキー蒸留所です。
日本初のウイスキー造りがスタートして、ちょうど60周年にあたる1984年に創業者である鳥井信治郎の想いと技を受け継いだ、彼の次男であり二代目マスターブレンダーの佐治敬三の手によって新たなウイスキーブランドとしてシングルモルトウイスキー山崎が生み出されました。
当時、ブレンテッドウイスキーが主流だった時代に、原酒の特徴や蒸留所の特徴、作り手の技がストレートに伝わってしまう個性の強いシングルモルトをリリースするのは、その時代においては賭けのようなところもありました。
ですが、佐治敬三は時代の流れと未来を読み、高度成長期を経て国民が豊かになり、バブルを迎えて全てが満たされた先には、個人の価値観の多様化がより加速され、個性が求められ、個性的な商品へのニーズが高まるのだと予測したのです。
こうした的確な未来予測に基づき生み出されたシングルモルト山崎は、今ではサントリーの代表銘柄となり、世界でもジャパニーズウイスキーとして高い評価を得ています。

■山崎1984について
シングルモルトウイスキー山崎が1984年に誕生して25年経った2009年に、25周年記念として山崎１９８４が数量限定で発売されました。
これはサントリーブレンデットウイスキー 鳳雅（ほうが） 山崎 １９８４と同様に1984年に蒸留され樽詰めされたものですが、異なる点はシェリー樽ではなく、日本独自の樽であるミズナラ樽で熟成されたシングルモルトです。
2010年には国際的なコンテストISCにおいて最高賞となるSupreme Champion Spiritを受賞し、SWSCにおいても最優秀金賞にあたるダブルゴールドを受賞しています。
さらに2011年にはWWAにおいてワールドベストシングルモルトウイスキーに選ばれるなど、世界的なウイスキーの品評会で最高賞を総なめしています。
ミズナラ樽はジャパニーズオークなどとも呼ばれており、他国のウイスキー熟成では使用されることがない、日本特有の木材で造られています。
山﨑蒸留所では北海道の富良野にあるミズナラ原生林にチーフブレンダー自らが出向き、熟成樽にふさわしい木を選び抜いています。
その木材を自社の製樽工場に持ち込み、きめ細やかな指示をしたうえで、樽づくり職人が1つ1つ丁寧に造った樽を用いています。
山崎１９８４では1984年に蒸留した原酒をミズナラ樽に入れ、2009年のリリースまで25年かけて熟成させ、チーフブレンダーが思いを込めてヴァッティングされ、伽羅のようなオリエンタルな香りと深みのある味わいが特徴です。