menu list買取商品 - メーカーズマーク ゴールドトップ
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メーカーズマーク ゴールドトップの高価買取致します
メーカーズマーク ゴールドトップのご紹介
買取参考価格 | 20000円前後
生産国 | アメリカ合衆国 |
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生産者名 | メーカーズマーク蒸留所 |
地方 | ケンタッキー州 |
地区 | ロレット |
分類 | バーボンウイスキー |
タイプ | 750ml/50.5度 |
ケンタッキー州のメーカーズマーク蒸留所にて、極力機械に頼らず職人の手作業によるウイスキー作りにこだわってつくられるクラフトバーボンウイスキー「メーカーズマーク(Maker’s Mark)」は、製造者の印という意味の名を冠し、ボトルキャップの代わりに封蝋を施すという斬新なアイデアでインテリジェンスなブランド個性を放っています。
レギュラーボトルの「レッドトップ(45度)」をアルコール度数50.5度でボトリングしたハイプルーフの「メーカーズマーク ゴールドトップ」は、「ゴールドワックス」とも呼ばれており、2000年代前半に終売となって以来、非常にレアなボトルとしてオークションなどで取り扱われています。
原料に冬小麦を使っていることから柔らかくまろやかなボディでバニラのような甘さを特徴とするメーカーズマークですが、高アルコール度数ならではの円熟した奥深さが加わり、樽由来のウッドネスやカカオ、濃厚なカラメルが感じられるプレミアムバーボンという名に相応しい1本となっています。
メーカーズマーク ゴールドトップの歴史
サミュエルズ家が230年以上継承した伝統を守り続けるバーボンの老舗メーカーズマーク
■メーカーズマーク蒸留所と創業者一族の歩み
ケンタッキー州マリオン郡ロレットを流れるハーディンズ・クリーク川沿いに立つメーカーズマーク蒸留所。
創業者のサミュエルズファミリーがウイスキーづくりを始めたのは1840年ですが、現在の蒸留所になったのは1953年のこと。
その年、ビル・サミュエルズ・シニアは、廃屋同然だったハッピーホロー蒸留所を購入します。
彼には、曾曾曾祖父にあたるロバート・サミュエルズが1780年代につくり始め、その後代々受け継がれてきた秘伝のウイスキーレシピがありました。
しかし、蒸留所を稼働するにあたって最初にしたことは、そのレシピを文字通り「焼き捨てること」。
ビルはその時、こう宣言します。
「必要としている情報はここにはない。まったく新しいバーボンをつくるために我々はゼロから始めなければならない。」と。
当時は粗削りなものと評価されていたバーボンとは異なる、まろやかでやさしいバーボン・ウイスキーをつくろうと決断したビルの信念こそ、唯一無二のクラフトバーボンというカテゴリーを生み出した瞬間です。
■生まれ変わったメーカーズマーク
人の手による究極のハンドメイドウイスキーをつくるため、ビル・サミュエルズ・シニアがまず見直したのがバーボンの本質となる原料でした。
それ以来、メーカーズマークのマッシュビルには、トウモロコシ70%、大麦麦芽14%に加えて、通常のライ麦の代わりに冬小麦16%を使うことにします。
これにより、ビルが目指した「やさしいバーボン」の要となる柔らかいスピリッツが出来上がったのです。
また、当初から自身のルーツに敬意を表し、スコットランド式に「whisky」の綴りを使用するようになりました。
ビルが試行錯誤を繰り返して実現した「誰が飲んでも美味しい」理想の味は、バーボンの最高峰と称されるブランドにまで成長しましたが、1981年に他者に買収されたことにより同族経営ではなくなっています。
現在は、ジムビームなどを所有するビームサントリーの傘下にあります。
■赤い封蝋はブランドポリシーの根幹
「機械任せにせず、できる限り人の手でつくる」というポリシーを掲げるメーカーズマークのボトルネックに施された美しい真紅の封蝋は、まさにブランドのシンボリックな存在です。
この独特な封蝋は、ビル・サミュエルズ・シニアの妻マージーが考案したもの。
マーケティングに長けた才能を活かし、今に続くメーカーズマークの個性をつくり上げることに大きく貢献したマージーは、コレクションしていたアンティークコニャックのボトルの封蝋からヒントを得てこのアイデアを提案したそうです。
「製造者の印」を意味する「メーカーズマーク」というブランド名の命名者でもあるマージーの発想力と才能は、まさに内助の功。
マージ―による女性ならではのこまやかな思いが込められたメーカーズマークは、夫、香味、そして飲み手への「愛」を感じられずにはいらない銘酒です。
■小規模手づくりの少量生産プレミアムバーボン
ケンタッキーの最も小さな蒸溜所でつくり出される甘美で高品質のるプレミアムバーボンは、世界的な評価も定まり人気が高まっているにも関わらず、今だ少量生産が続けられています。
プレミアムなバーボンを作りたいというビル・サミュエルズ・シニアの思いから、スモールバッチ(小ロット)で1バッチわずか19樽という生産量のメーカーズマーク。
そのスタイルはウイスキーつくりだけに留まらず、ラベルやボトルにまで脈々と受け継がれています。
妻マージー考案の赤い封蝋は、当時キッチンで行われていた200℃の封蝋に手作業で浸す方法は今も同じ。
うっすらと浸したものやどっぷり浸したものなど、ディッピングを行うスタッフ一人一人のクセやスタイルが表れているのもハンドメイドならではの個性と言えるでしょう。
長年の使用に耐えてきた信頼のおける古びた印刷機で刷られた趣のあるラベルは、今も手動のラベルカッターで裁断されています。
寿命が尽きたオリジナル機を次いで調達された2号機もまったく同じ仕様のもの。
信頼のおけるラベルメーカーは、これまでもこれからもメーカーズマークの一部として活躍し続けてくれることでしょう。
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