menu list買取商品 - ブッシュミルズ シングルモルト 21年
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ブッシュミルズ シングルモルト 21年の高価買取致します
ブッシュミルズ シングルモルト 21年のご紹介
買取参考価格 | 12600円前後
生産国 | イギリス |
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生産者名 | ブッシュミルズ蒸溜所 |
地方 | アイルランド島 |
地区 | アントリム州 |
分類 | シングルモルトウイスキー |
タイプ | 700ml/40度 |
「ブッシュミルズ シングルモルト 21年」は、シングルモルトのラインナップの中で最も熟成期間が長い酒齢21年の重厚な味わいとなっています。
最低19年間以上オロロソシェリー樽とバーボン樽で熟成させたモルト原酒をヴァッティングしたのち、マディラワインの熟成に使用した樽でさらに2年間追加熟成させた贅沢なボトルです。
マディラ樽とはポルトガルのマディラ島で造られるポートワインの熟成樽のため、ポートワインの影響が際立ったエレガントな甘さとコクが味わいのグラデーションを彩り、芳醇でスイートな味わいの中にもオレンジピールなど爽やかな風味が楽しめます。
定価25,650円のウイスキーは決して安値ではありませんが、酒齢21年以上の長期熟成シングルモルトを手軽に味わえるのはウイスキーファンにとって喜ばしく、高級感のある重厚な化粧箱に収められているのでちょっとした贈り物にも最適です。
※木製の化粧箱が付属する場合も、買取価格は現行品と大きな差異はございません。
ブッシュミルズ シングルモルト 21年の歴史
長い歴史をくぐり抜けてきた世界最古の蒸留所
■伝統を守り続けたブッシュミルズ
「ブッシュミルズ」はアイリッシュウイスキーの中でもトップクラスの知名度を持つ銘柄で、今から400年以上も遡る1608年に誕生した、現存する最古の蒸溜所でもあります。
長年多くの人々から愛されているその理由には、クセがなく飲みやすいライトな味わいもさることながら、ブッシュミルズ蒸溜所がアイルランドの地に息づいた歴史深さも挙げられるでしょう。
徳川家康が江戸幕府を開いたのが1603年ですので、比較するとブッシュミルズ蒸留所の古さがイメージしやすいのではないでしょうか。
ピーク時には世界の60%近いシェアを占めていたと言われるアイリッシュウイスキーが、アメリカで実施された禁酒法を境に衰退期を迎えた1920年代にも、ブッシュミルズ蒸溜所は伝統的な製法によるウイスキーづくりで根強く存続に力を注ぎ、アイリッシュウイスキーの素晴らしさと古き良き味わいの美味しさを今に伝えているのです。
ブッシュミルズのスタンダート品は、白いラベルから「ホワイトブッシュ」とも呼ばれ、伝統の3回蒸溜によるモルト原酒と軽やかなグレーン原酒をブレンドしたスムースな口当たりが特徴で、デイリー向けコスパの身近な存在。
同じくブレンデッドウイスキーの「ブラックブッシュ」は、スペインのシェリー酒オロロソの樽とバーボンの樽で最長7年熟成させています。
シェリー酒独特のフルーティな香りと芳醇さが際立ち、熟した果実の香りと重厚な味わいが魅力です。
シングルモルトとしては「10年」「16年」「21年」がラインナップされており、熟成期間や使用された樽の違いによって異なる香りや味わいを愉しむことができますので、機会があればブッシュミルズの逸品を集めて飲み比べてみてはいかがでしょうか。
特に「21年」は数量限定生産の滅多にお目にかかれない希少銘柄となっていますので、巡り合った際にはぜひ貴重なチャンスを逃さないでください!
■アイリッシュウイスキーは4種類あります
アイリッシュウイスキーと言えば、「ブッシュミルズ(BUSHMILLS)」以外にも「ジェムソン(JAMESON)」や「キルベガン(KILBEGGAN)」などウイスキーファンでなくても知っている有名な銘柄が揃っています。
世界5大ウイスキーのひとつでもあるアイリッシュウイスキーは、「アイリッシュ・ウイスキー法」で定められた基準を満たしていることが条件となっており、その種類は4つに分類されます。
まず一つ目が「シングルポットスチルウイスキー」と呼ばれるアイリッシュウイスキーならではのカテゴリーで、穀物由来の風味が強い複雑で豊かな味わいとクリーミーな口あたりを堪能できるのが魅力です。
原料にはノンピートの大麦麦芽(モルト)と未発芽の大麦(バーレイ)、オーツ麦、ライ麦、小麦などの穀物を使用し、これらを粉砕して糖化したあと酵母を加え、3回蒸留を行うことで雑味が飛び、どこか素朴な味わいに仕上がります。
二つ目は「モルトウイスキー」です。
こちらはスコッチと同様、原料に100%大麦麦芽を使いますが、アイリッシュならではの3回蒸留を施すことによりスコッチとは違ったすっきりした味わいが生まれますので、マイルドな甘さと香りがお好みの方におすすめです。
銘柄ごとに蒸留所が建つ場所の風土から受けた影響や、造り手の個性が現れやすいのが特徴的。
あっさりとした味わいがお好きな方におすすめなのが、三つ目の「グレーンウイスキー」。
トウモロコシやライ⻨、⼩⻨などを原料に混ぜ合わせており、⾮常にライトな味わいでクセがありません。
「サイレントスピリッツ」と呼ばれるマイルドな口あたりと軽さはウイスキー初心者の方にも受け入れやすいでしょう。
四つ目は、モルトウイスキーの原酒とグレーンウイスキーの原酒をブレンドしてつくられた「ブレンデッドウイスキー」です。
個性の強いモルトとライトな味わいのグレーンを混ぜることで、飲みやすさに配慮しているのもポイント。
バランスがよく、ほんのり甘くて雑味がなまろやかさが⾮常に飲みやすいため、アイリッシュの⼊⾨としてもおすすめです。
■ブッシュミルズ蒸留所が歴史を刻んだ場所
北アイルランド最北部に位置する人口約1,300人ほどの小さな村に設立されたブッシュミルズ蒸溜所は、記録上1608年にウイスキーの蒸留を始めたとされていますが、実際にはそれよりもさらに古い可能性があると言われているほど、この地で長い歴史を誇るオールド・ディスティーラリーとして今日まで稼働を続けています。
村の名前をそのまま蒸留所名にしているブッシュミルズ。
その名の由来は、村の近くを流れるブッシュ川と17世紀初めに建てられた大きな水車小屋からきています。
ブッシュミルズ村はもともと紡績産業が盛んな地域で、紡績工場が数多くあったのだとか。
1608年、当時のイングランド国王ジェームズ1世が、アントリム州の領主サー・トーマス・フィリップスに蒸溜免許を与えた記録が残されています。
ブッシュミルズが正式にウイスキー蒸留所として稼働し始めたのは、1784年になってから。
一般的に「世界最古の蒸留所」と言われていますが、実際には「世界最古の蒸溜免許を取得した由緒ある土地にある蒸留所」と言った方が正しいでしょう。
残念ながら設立から約100年後となる1885年に火災で蒸留所を焼失するという事態に見舞われますが、再建の際に「ウイスキー蒸留所建築のカリスマ」と言われていたスコットランドの建築技師チャールズ・ドイグ氏へ依頼したことで、現在に至る風光明媚な蒸留所が造られました。
ドイグの設計によってヴィクトリア時代に設立されたブッシュミルズ蒸留所の外観は、仏塔のように尖がった形状のパゴダ屋根がひときわ目を引く麦芽の乾燥塔が2棟並んでいるのが特徴的。
緑園風景に囲まれた北アイランドの地で、古き良き魅力とデザイン性、そして麦芽乾燥の効率化を可能にしたこの蒸留所は、街でも1番の観光名所となっています。
アイルランドで最古の銀行「バンク・オブ・アイルランド」から蒸留所の創業400年を記念して発行された紙幣が存在することからも、ブッシュミルズ蒸留所がいかにアイルランド国民から親しまれているかを窺い知ることができます。
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