menu list買取商品 - モートラック 12年 オフィシャルボトル
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モートラック 12年 オフィシャルボトルの高価買取致します
モートラック 12年 オフィシャルボトルのご紹介
買取参考価格 | 3800円前後
生産国 | イギリス |
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生産者名 | モートラック蒸留所/モエヘネシーディアジオ社 |
地方 | スコットランド |
地区 | スペイサイド地区ダフタウン |
分類 | シングルモルトスコッチウイスキー |
タイプ | 700ml/43.4度 |
スコッチの聖地、スコットランド・スペイサイドのダフタウンエリアで最も歴史あるモートラック蒸留所が生み出すシングルモルト「モートラック」は、「ダフタウンの野獣」と喩えられるように力強く、深い香りと重厚な味わいが特徴です。
こちらの「モートラック 12年(MORTLACH 12 YEARS)」は、2019年3月26日より定価7,000円で全国発売されたニューフェイスのオフィシャルボトルです。
モートラック独自の複雑な蒸溜工程「2.81回蒸溜」を経たモートラック12年は、モートラックの力強さを十分に発揮できるアルコール度数43.4%でボトリングされており、圧倒的な存在感で伝統的なミーティさ(肉のような旨み)も感じられる味わいに仕上がっています。
※750mlボトル、ジョニーウォーカー・モートラックの陶器ボトル、オールドボトルは買取価格が異なります。
モートラック 12年 オフィシャルボトルの歴史
エレガントさと逞しさを兼ね備えたスペイサイドの重鎮モルト
■モートラックの成り立ち
スコットランドで最も蒸留所が密集するスペイサイドの中心地にある人口1600人ほどの小さな村、ダフタウンにひしめき合う7つの蒸留所。
その中でも唯一、二つの世界大戦中に操業を許可された最も古い歴史を持つ名門の蒸留所が「モートラック」です。
ダフタウン地区では現在、モートラックのほかに「グレンフィディック」「バルヴェニー」「コンバルモア」「パークモア」「ダフタウン」「グレンダラン」と6つの蒸留所が操業を続けています。
ウイスキーの一大生産地でもあるスコットランドには多くの蒸留所が点在していますが、他のどの町よりも多くのモルトウイスキーを造っているダフタウン。
ウイスキーファンなら一度は訪れてみたいと思う、スコッチの聖地でもあるでしょう。
モートラック蒸留所の創業は1823年。
日本では、日本人で初めて太平洋を横断した勝海舟が生まれたばかり。
1887年にグレンフィディック蒸留所が設立するまでは、ダフタウンでウイスキー造りを行う唯一の政府公認の蒸留所だったという歴史を持っています。
ゲール語で「椀状のくぼ地」を意味するモートラック蒸留所は、ダフタウンの町のはずれに位置するダラン川とフィディック川が合流する落合に設立されました。
創業当初の蒸溜所は数回にわたりオーナーが変わっており、醸造所になった時期やスコットランド自由教会の集会所になるなど不安定な状況がしばらく続きましたが、1853年、類稀な才能ある実業家であり技術者として名を馳せたジョージ・コーウィーが新オーナーに就任したことで今に続くモートラック独特のリッチでミーティな旨味、そして力強い味わいが生み出されることになります。
エンジニアのプライドを懸けてウイスキー造りに挑んだジョージ・コーウィーは、「最高のシングルモルトを作り出したい」という一念で究極の味わいを追求しました。
ロンドン大学で薬学を専攻した優秀な技術者となった息子のアレクサンダー・コーウィーは、「エンジニアリングの黄金時代」といわれる時代背景を追い風に薬学で学んだ経験を活かし、理想の味わいを求めて独自の蒸留システム「2.81回蒸留」を開発。
この極めてユニークなシステムは他に類を見ないほど複雑にできており、蒸留のプロセスをすべて理解するには「熟練の職人でも半年以上かかる」と言われているそうです。
■「2.81回蒸留」が生み出す理想の味わい
芳醇でパワフルなモートラックを生み出した「2.81回蒸留」とは、一体どのようなシステムなのか大変興味深いところですよね。
しかし、あまりにも変則的かつ複雑な構造のため、一言で説明するのは到底不可能です。
他の蒸留所で行われる工程と大きく異なるのは、6つある蒸留器を「初溜釜」と「再溜釜」に使い分けるその方法。
通常はポットスチルで初溜と再溜と2回の蒸溜を経てニューポットをつくります。
ところがモートラック蒸留所では、ここがかなり個性的。
一般的な2回蒸留を経たニューポット以外に、ヘッドの2分の1を再蒸溜したニューポット、そしてスピリッツ5分の1のみを「ウィーウィッチ(小さな魔女)」と名付けられた中型のスチルで3パターン再蒸溜したニューポットとタイプが異なる3種類のスピリッツをつくり、すべてを合わせて選び抜いた最高級のオーク樽で熟成して出来上がるのがモートラックです。
形状が異なる特殊なポットスチル(蒸留器)をきめ細やかに使い分けて蒸留しているからこそ、モートラックならではのリッチでくっきりとした風味が生まれるんですね。
■スペイサイドモルトってどんなお酒?
スコットランドでつくられるスコッチ・ウイスキーの生産地は、大きく6つの地域に区分されています。
それぞれの産地ごとに味わいや香りが異なりますので、産地の特徴を知っておくと初めて出会った銘柄でもある程度は風味の方向性がわかるようになるかもしれません。
モートラック蒸留所は、スコットランド北部ハイランド地方の東側に位置するスペイサイドエリアに区分されます。
全長170キロ以上におよぶ大きなスペイ川が流れるのどかな街、スペイサイド。
ここでつくられるウイスキーは「スペイサイドモルト」と呼ばれ、エリアとしては決して大きくはありませんが、有名な銘柄を輩出する54か所もの蒸留所が集まっている地域であることから「ウイスキーの聖地」と呼ばれています。
冷涼な気候とウイスキーづくりに欠かせない良質な湧き水など、上質なウイスキーを生み出すのに最適な条件が揃ったスペイサイドモルトは、フルーティーで華やかなエステル香とバランスが取れた味わい特徴的。
比較的甘めのウイスキーが多く、口当たりも滑らかでとても飲みやすいのでウイスキー初心者の方にもおすすめです。
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