menu list買取商品 - モートラック 16年
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モートラック 16年の高価買取致します
モートラック 16年のご紹介
買取参考価格 | 8000円前後
生産国 | イギリス |
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生産者名 | モートラック蒸留所/モエヘネシーディアジオ社 |
地方 | スコットランド |
地区 | スペイサイド地区ダフタウン |
分類 | シングルモルトスコッチウイスキー |
タイプ | 700ml/43.4度 |
ジョニーウォーカーなどブレンデッドウイスキーの原酒として知られるモートラック(MORTLACH)は、スコットランドで最も蒸留所が集まるスペイサイドの中心地、ダフタウンで最初に設立された蒸留所です。
モートラック蒸留所では、6基の大きさが異なる蒸留器ともつれるように入り組んだラインアームによる複雑な蒸留方法を採用しており、この他に類を見ない「2.81回蒸留」という独自の工程によって芳醇で深みのある味わいが生まれています。
「モートラック 16年(MORTLACH 16 YEARS)」は、2019年3月26日より定価12,000円で国内販売されました。
円熟した骨太で力強いフルボディのモートラック16年は、軽やかな飲み口ながらも濃縮したコクのある甘味が素晴らしく、飲み応えのある銘柄です。
モートラック 16年の歴史
スコッチの聖地が放つパワフルなスペイサイドモルト
■「ダフタウンの野獣」は伊達じゃない?モートラックの魅力とは
スペイサイドで蒸留所設立がブームになるよりはるか昔の1823年、ジェームズ・フィンドレーターが創業したダフタウン初の合法蒸留所がモートラック蒸留所です。
数回にわたるオーナーの変更や醸造所として稼働した時期があるなど、決して平坦ではなかった長い歴史を経て、3基から6基まで増設された蒸留器と複雑で個性あふれる使用方法で行う2.81回蒸留により、スモーキーさは控えめでありながら深い香りと重厚な味わいを特徴とするウイスキーを生み出しています。
大きさが異なる6基の蒸留器ともつれるように入り組んだラインアームによる蒸留は、他に類を見ない独自の工程となっており、あまりにも変則的かつ複雑な構造のためすべてを理解するには熟練の職人でも半年以上かかると言われるほど。
しかし、この極めて複雑で難解なモートラック独特の製法があってこそ、真似のできない芳醇で深みのある味わいがつくられるのです。
アルコール度数もすべてのラインナップにおいて43.3%に統一しているなど、ひしひしと伝わるただならぬこだわり。
その圧倒的に力強い味わいは時に「野獣」と表現されるほどにパワフルで、深い香りと重厚な味わいがガツンとパンチを食らわしてきます。
ミーティ(肉のような旨み)で、白檀のように爽やかな甘い芳香の香木を思わせる香りは一度味わっていますと虜になること間違いなし。
■おすすめの飲み方はやっぱりストレート
力強い風味が特徴のモートラックと真正面で向き合うなら、やっぱりウイスキー本来の風味と熟成樽が育んだ個性をダイレクトに浴びることができる「ストレート」でいただくのがいちばん。
野性的なビーストの異名は、研ぎ澄ました視覚、嗅覚、味覚、触覚すべてで楽しみましょう。
ただし、アルコール度数が高いため飲み過ぎには注意が必要です。
加水でカラーを薄めることなく、高アルコール度数でいただくウイスキーは少量でもかなり酔いが回るもの。
一気に飲み干すというより舐めるようにいただく至高のひと時は、舌が受け止める感触や飲み干した後に嗅ぐわう香りだけで早々に酔っ払ってしまわないためにも、常温のミネラルウオーターを注いだチェイサーを用意するのがスマートなストレートのいただき方です。
あまりお酒に強くないという方やウイスキーの変化を楽しみたいという方には、氷が溶けるペースで少しずつ加水していく様を堪能するオン・ザ・ロックや、アルコール度数を半分ほど抑えられるトワイスアップ、氷の入ったグラスにウイスキー1、常温水1の割合でいただくハーフロックもおすすめ。
「モートラック 16年」は、1~2滴のわずかな加水をするだけでも甘さとミーティさが一際立ちますよ。
どんな飲み方でも注いだばかりの香りからアフターテイストまでしっかり楽しめるモートラックは、お好みのスタイルで自由にお愉しみください。
■アレクサンダー・コーウィー博士が残した功績
産業革命期に類稀な才能ある技術者として名を馳せた創業者ジョージ・コーウィーの息子として、モートラックの圧倒的に芳醇で力強いウイスキーを生み出す方法を確立したのが、医学の道からウイスキーの世界に飛び込んだアレクサンダー・コーウィー博士です。
科学的な見識を活かして発明した「2.81回蒸留」という類を見ない複雑な独自の蒸留工程は、1896年に採用されて以来、100年以上に渡って今日まで守り続けられています。
一言で説明することがあまりにも難しい2.81回蒸留が、他の蒸留所で行われる工程と大きく異なるポイントは、6つある蒸留器を「初溜釜」と「再溜釜」に使い分ける工程でしょう。
通常はポットスチルで初溜と再溜と2回の蒸溜を経てニューポットをつくるところを、モートラック蒸留所では入り組んだ手順で行います。
一般的な2回蒸留を経たニューポット以外に、ヘッドの2分の1を再蒸溜したニューポット、そしてスピリッツ5分の1のみを「ウィーウィッチ(小さな魔女)」と名付けられた中型のスチルで3パターン再蒸溜したニューポットとタイプが異なる3種類のスピリッツをつくり、すべてを合わせてオーク樽で熟成させるのです。
特殊な形状のポットスチル(蒸留器)を繊細に使い分けて蒸留するこの工程こそが、他のウイスキーと一線を画すリッチでボリューミーな唯一の味わいを生み出していると言えるでしょう。
アレクサンダー・コーウィー博士の発明は、今に至るモートラックの基礎を築いた素晴らしい功績なのです。
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