menu list買取商品 - モートラック 16年 花と動物シリーズ
スピード査定はこちら「今すぐ価格が知りたい」
0120-962-166
(電話受付時間 10:00〜19:00 木曜日定休)
- 買取商品検索
モートラック 16年 花と動物シリーズの高価買取致します
モートラック 16年 花と動物シリーズのご紹介
買取参考価格 | 16000円前後
生産国 | イギリス |
---|---|
生産者名 | モートラック蒸留所/ユナイテッド・ディスティラリーズ社 |
地方 | スコットランド |
地区 | スペイサイド地区ダフタウン |
分類 | シングルモルトスコッチウイスキー |
タイプ | 700ml/43度 |
スコットランドの多くの蒸留所を所有しているユナイテッド・ディスティラリーズ社(UD社)よりオフィシャルボトルとして1991年にリリースされたスタンダード品「花と動物シリーズ」の1本、「モートラック 16年(MORTLACH 16 YEARS)」です。
スコットランドのスペイサイド地区にあるダフタウンで1823年に創業したモートラック蒸留所のウイスキーは、ジョニーウォーカーをはじめとするブレンデッドウイスキーの隠し味として使われている原酒でもあり、スモーキーさは控えめでありながら「ダフタウンの野獣」とも呼ばれるほど圧倒的な力強い重厚さが魅力で、独自製法「2.82回蒸留」によって生まれる芳醇で深みのある味わいは唯一無二のシングルモルトに仕上がっています。
蒸留所のハウススタイルが引き出されている花と動物シリーズは、蒸留所に関係する花や動物をあしらったラベルデザインが特徴で人気の高いシリーズですが、2002年に終売したあとは市場流通も年々少なくなっており、今後は更なる枯渇と価格高騰で入手困難なボトルになることが予想されています。
モートラック 16年 花と動物シリーズの歴史
■UD社の人気シリーズ「花と動物」
ユナイテッド・ディスティラリーズ(UD)社が所有する蒸留所のモルトを、蒸留所に関連した花や動物をモチーフにデザインしたラベルで「シングルモルト」として1991年にリリースしたのが「花と動物シリーズ」です。
ユナイテッド・ディスティラーズ社は、ブレンデッド・スコッチウイスキーの「ジョニーウォーカー」をはじめ、シングルモルトの「タリスカー」「グレンキンチー」「ラガヴーリン」「カリラ」などを販売している会社で、スコットランドで最多の蒸留所を傘下に収めているスコッチ界最大規模のボトラーズ。
最盛期には36にも及ぶ蒸留所を所有していたこともあるのだとか。
その前進となったのは、1877年に創設されたディスティラーズ・カンパニー・リミテッド(DCL)で、グレーンウイスキーをつくる6つの蒸留所が結成してできた会社でした。
経営が傾きかけた蒸留所などを次々と買収し急速に成長したDCL社は、スコッチ界において知らぬ者なきビッグカンパニーとなったのです。
ギネスグループに買収されユナイテッド・ディスティラリーズ(UD)社となった後、合併により1997年から現在のディアジオ社になりました。
ユナイテッド・ディスティラーズ社では、一つの銘柄に対してさまざまなシリーズをリリースしていましたが、その中でも代表的なのがスタンダード品という位置づけで各蒸留所のハウススタイルをバランスよく表現している希少シングルモルトの宝庫「花と動物シリーズ」、そしてプレミアム品という位置づけで20年以上長期熟成したウイスキーをそのまま樽出ししている「レアモルトセレクション」です。
しかし、ディアジオ社に引き継がれたあと、多くのボトルが終売になってしまったのは残念なところです。
■モートラック独自の製造工程「2.81回蒸留」とは
芳醇でパワフルなモートラックを生み出した「2.81回蒸留」とは、一体どのようなシステムなのか大変興味深いところです。
しかし、あまりにも変則的で複雑を極めるその構造は、熟練の職人でもプロセスを全て理解するのに半年以上かかると言われているように、ひと言で説明するのは到底不可能だそう。
モートラックの製造工程が他の蒸留所と大きく異なるのは、6つある蒸留器を「初溜釜」と「再溜釜」に使い分けるその方法にあります。
通常は、ポットスチルで初溜と再溜と2回の蒸溜を経てニューポットをつくります。
ところがモートラック蒸留所では、ここがかなり独創的。
一般的な2回蒸留を経たニューポット以外に、ヘッドの2分の1を再蒸溜したニューポット、そしてスピリッツ5分の1のみを「ウィーウィッチ(小さな魔女)」と名付けられた中型のスチルで3パターン再蒸溜したニューポットとタイプが異なる3種類のスピリッツをつくり、すべてを合わせて選び抜いた最高級のオーク樽で熟成して出来上がるのがモートラックです。
知識と技術者としてのプライドを懸け、ひと手間を惜しむことなく丁寧かつきめ細やかな工程を組み込んでいるからこそ、真似のできないモートラックならではの深い香りとパワフルで重厚な味わいが生まれるのです。
■ストレートでとことん味わいたいダフタウンの野獣
力強い風味が特徴的でウイスキー通の間では「ダフタウンの野獣」という異名で知られるモートラックは、さまざまな楽しみ方がある中でも個性をしっかり堪能できるストレートで飲むのがおすすめ。
蒸留所の製法とオリジナリティ溢れる個性をダイレクトに感じられるのもストレートの魅力ですよね。
ストレートのことを「ニート(きちんとした、適切な、整った)」と呼ぶスコッチ愛飲家もいるんだとか。
アルコール度数の強いウイスキーをストレートでいただく際にご用意いただきたいのは、厚みがなく透明で小ぶりなグラスとモートラック、そして常温のミネラルウオーターを注いだチェイサーです。
ウイスキーをストレートで楽しむなら、お酒に強い方でもミネラルウォーターや炭酸水など、口直し用の飲み物が入ったチェイサーは必須。
単一の蒸溜所で製造したモルトだけをボトリングしているシングルモルトなら尚更、個性が表れている色味や空気に触れて移り行く香りの変化、舌の上で転がる味わいを感じるために、口の中をリフレッシュしながら次に口に含むお酒を迎える感覚を研ぎ澄ましておくのも重要なポイント。
グラスやチェイサーの準備が整ったら、さっそくストレートでモートラックを楽しみましょう。
- 買取商品検索