menu list買取商品 - グレンギリー 1971 サマローリ コレクション フルプルーフ
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グレンギリー 1971 サマローリ コレクション フルプルーフの高価買取致します
グレンギリー 1971 サマローリ コレクション フルプルーフのご紹介
買取参考価格 | 350000円前後
生産国 | イギリス |
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生産者名 | グレンギリー蒸留所/サマローリ社 |
地方 | スコットランド |
地区 | アバディーンシャー州 |
分類 | シングルモルトスコッチウイスキー |
タイプ | 700ml/59.6度 |
スコッチ6大産地のひとつで知られるハイランドモルトで、スコットランド最古の蒸留所としても知られるグレンギリー蒸留所で貯蔵したモルト原酒を、インデペンデントボトラーの先駆者として名高いサマローリ社がボトリングしました。
サマローリ・コレクションの1本としてリリースされた「グレンギリー 1971 サマローリ コレクション フルプルーフ
(GLEN GARIOCH 1971 SAMAROLI COLLECTION FULL PROOF)」は、1971年に蒸留したのち、シェリー樽で熟成を重ね、1980年代に2280本のみ瓶詰めされました。
グレンギリーのボトルでも比較的熟成の浅いスコッチですが、フルプルーフ(59.6%)でボトリングされたその味わいは酒齢からはかけ離れた複雑さと飲み応えでウイスキーファンから絶大な人気を誇るいわば伝説的な1本に位置付いています。
数量限定のオールドボトルという希少性の高さから非常に入手困難なボトルで、ネットオークションなどでは高額で取り扱われています。
グレンギリー 1971 サマローリ コレクション フルプルーフの歴史
2280本限定の貴重なサマローリ・コレクション
■インデペンデントボトラーの先駆者、サマローリ社について
自社でウイスキーの蒸留から熟成まで生産工程のすべてを管理し、香りや味わいの特徴を前面に押し出した商品で蒸留所の個性を楽しむことができるものを「オフィシャル・ボトル」といいます。
一方、さまざまな蒸留所からウイスキーを樽ごと買い付け、バリエーション豊かなラインナップを揃えて独自に商品化する業者のことを、インデペンデントボトラー(独立瓶詰業者)といいます。
代表的なインデペンデントボトラーでは、「G&M」で知られる英国の老舗ボトラー「ゴードン&マクファイル社」や「シグナトリー社」、スコットランド最古のボトラーズブランド「ウイリアム・ケイデンヘッド」などが挙げられますが、忘れてはならないのが「サマローリ社」ではないでしょうか。
イタリア・ブレシアに本拠を構えるサマローリ(Samaroli)社は、モルトの鑑定家であるシルヴァーノ・サマローリ氏が1968年に創業したインデペンデント・ボトラーであり、伝説的なボトルを数多く世に送り出してきた草分け的存在として有名なインデペンデントボトラーです。
ウイスキー業界において数々の功績を残した創業者のシルヴァーノ・サマローリ氏は、まさに伝説のカリスマ。
2018年に英国のウイスキー・オークショニアのオンライン・オークションで、6万1223ポンド(約866万円)で落札されたことが大きな話題となった「ラフロイグ 1967 15年 オールドシェリー・ウッド」も、シルヴァノ・サマローリ氏が1967年に瓶詰めした720本のうちのひとつであり、酒類界では記念碑的なボトルとされているほどです。
創業以来モルトウイスキーの厳選から販売まですべてを自らで行い、50年以上に及ぶキャリアを歩んだシルヴァノ・サマローリ氏でしたが、残念ながら2017年2月16日に78年に及ぶ人生の幕を閉じました。
生涯にわたりウイスキーへ情熱を注いだ巨匠シルヴァノ・サマローリ氏の遺志と数々の作品は今もなお根強い人気を誇っており、長年の熱烈なファンのみならず新たに魅了される方々は後を絶ちません。
確かな選別力と本質を見抜く審美眼は、ウイスキー界の財産としてこれからも広く長く語り継がれることでしょう。
■恵まれた気候と風土に守られた200年以上の歴史
ゲール語で「谷間の荒れた土地」という意味を冠したグレンギリー(Glen Garioch)は、一見して発音できない読み方の難しさでも有名なウイスキー銘柄です。
リリースされた年代や販売国によってラベルやボトルデザインが異なり、その種類も数多く存在していますので、パッと見て「グレンギリー」と読むことができる方は相当なウイスキー通か、もしくはコアなグレンギリーファンと言うことができるでしょう。
スコットランドのアバディーン北西、東ハイランドに位置するオールドメルドラム村という小さく美しい村に最古の蒸留所のひとつに数えられているグレンギリー蒸留所はあります。
穏やかでウイスキー造りに最適な気候に加えて、十分な日光と雨にも恵まれたこの地は「アバディーンシャーの穀倉地帯」と名付けられたほど、なだらかに広がる豊かな農地に囲まれており、良質な大麦が育つ肥沃な地域として長年知られています。
銘柄の由来にもなっている「ギリーの谷」があったエリア一帯は、かつては多くの蒸留所がひしめきあう地域であったものの、どれひとつとして繁栄することなく廃っていき、現在まで生き残ったのは唯一グレンギリーだけ。
創業には諸説ありますが、1785年には酒造りが行われていたことが確認されている長い歴史を持つ、まさに飲み応えのある偉大なハイランドモルトと言えるでしょう。
かつてはピートの利いたクラシカルな風味がハウススタイルとなっていましたが、近年ではその傾向が薄れ、華やかで洗練されたウイスキーづくりが行われています。
■グレンギリーをストレートで味わうおすすめの飲み方
数あるウイスキーの飲み方の中で、香りや味わいといった各々の個性を最もダイレクトに味わうことができる飲み方は、やはりストレートではないでしょうか。
ストレートと同じ意味合いで濁りない、混じりのないことを表現する「ニート(neat)」とも言うこの飲み方は、アルコール度数の高い蒸溜酒をボトルからグラスに注いで、氷や水を加えることなくそのまま飲むことです。
なぜ、ウイスキーはストレートで飲むのが良いのか。
それは、常温に近い温度で薄めることなく飲むことで、ウイスキーが持つ複雑な香りや味わいなどのポテンシャルを余すことなく確かめることができるからです。
ただし、「ストレートで飲む=そのまま飲む」というわけではありません。
空気に触れることで刻々と変化するウイスキー不足なく味わうためには、多くの空気に触れながらも香りを逃がさない設計が施された透明で厚みのないテイスティング専用のグラスでいただくことをおすすめします。
強度のある蒸留酒を飲んでいると気づかないうちに酔い過ぎてしまうこともありますので、口の中をリフレッシュして風味の変化を楽しむためにも、ミネラルウオーターをたっぷり注いだチェイサーも用意しておくと良いでしょう。
あまりお酒に強くないという方は、チェイサーに氷を入れて冷やしておくとよりさっぱりと飲むことができますよ。
手の熱がウイスキーの味わいを変えてしまわないようグラスのステム(脚)部分を持ち、グラスを回して香り開きながらフレーバーを楽しんだ後は、少量のウイスキーを口に含み舌の上で転がすように味わいと香りを感じましょう。
飲み込んだあとは口の中に残ったアフターテイストをじっくり堪能すればパーフェクト!
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