menu list買取商品 - グレンギリー 8年 旧ボトル
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グレンギリー 8年 旧ボトルの高価買取致します
グレンギリー 8年 旧ボトルのご紹介
買取参考価格 | 2500円前後
生産国 | イギリス |
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生産者名 | グレンギリー蒸留所 |
地方 | スコットランド |
地区 | アバディーンシャー州 |
分類 | シングルモルトスコッチウイスキー |
タイプ | 700ml/43度 |
鹿がカラーで描かれていたラベル時代のグレンギリーで、1990年代後半から2010年までにリリースされていたとされる旧オフィシャルボトルの「グレンギリー 8年(GLEN GARIOCH 8 YEARS OLD)」です。
ハイランド地方の名門と言われるグレンギリーでは、やわらかい天然水で麦芽を仕込み、ドライイーストで発酵させたあと丁寧に2回の蒸溜工程を行いボトリングしています。
グレンギリー蒸留所は1785年創業のスコットランドでも最も古い蒸留所のひとつで、かつてはピートの利いたクラシックな風味がハウススタイルでしたが、その傾向は薄れていき、バーボン樽とシェリー樽熟成による芳醇でコクのある味わいとライトでスムースな飲み口が好評なシングルモルト・スコッチウイスキーとして名を馳せています。
グレンギリー 8年 旧ボトルの歴史
200年以上の歴史を誇る蒸留所の価値あるウイスキー
■ハイランドの名門と言われるスコッチウイスキー
6つの地域に区分されるスコッチウイスキーの生産地と言えば、かすかにドライで良質な大麦由来の柔らかい風味が特徴の「ローランド」、ハチミツや花などフローラルな風味が特徴の「スペイサイド」、力強いピートと海潮の香りが漂う個性的な風味が特徴の「アイランズ」、熱烈なファンが多くピートが香るスモーキーフレーバーの「アイラ」、ハイランドのような柔らかさと複雑さにピートや塩といったアイランズの特徴を併せ持つ「キャンベルタウン」、そして、比較的まろやかで芳醇な味わいのものが多い「ハイランド」です。
スコットランド北部の広大な地域で個性的なシングルモルトウイスキーが数多く製造されているハイランドにはおよそ40もの蒸留所が存在しており、広大な地方のため土地ごとに異なる風土や自然環境の違いがあることから、さらに東ハイランド、西ハイランド、南ハイランド、北ハイランドの4つに区分されているのが特長となっています。
東ハイランドに分類されるグレンギリーは、ハイランドモルトの名門という名にふさわしく、同じ東ハイランドの「アードモア」や「ノックドゥー」、「ロイヤル・ロッホナガー」など名立たる蒸留所よりも遥かに長い、約220年の歴史を誇る最古の蒸留所のひとつと言われています。
今ではシングルモルトウイスキーで知られるグレンギリーですが、創業からしばらくはブレンデッドウイスキーに使用するブレンド原酒しか製造していませんでした。
「アバディーンの穀物倉庫」といわれるほど古くから大麦が豊富にとれる土壌のオールドメルドラム村にある蒸留所のため、原料の穀物に困ることはなかったものの、仕込み水に使うための水源に恵まれていなかったことが影響していたのかもしれません。
1973年に初めて蒸留所のラベルが付いたシングルモルトウイスキーがリリースされて以来、意欲的にオフィシャルボトルがリリースされてきました。
ピートが利いたクラシックな風味から、華やかで洗練された味わいのウイスキーづくりへと移り変わってきたグレンギリーは、飲み飽きることのない心地よく優雅な時間を与え続けています。
■ウイスキーの旧ボトルと現行品との違いとは?
「ウイスキーは旧ボトル(オールドボトル)の方が美味しい」というイメージ、ありませんか?
値段も高いという印象があるウイスキーの旧ボトルと現行ボトルには一体どのような違いがあるのでしょうか。
旧ボトルのウイスキーは一般に熟成期間が長い銘柄が多く、20年物や30年物、超長期熟成であれば50年以上の時間をかけたボトルも存在します。
ウイスキー原酒は、樽内熟成している間に蒸発してしまうためボトリングするときの量が仕込み量より減ってしまうにもかかわらず、長期間中の保管料金は非常に高くつくことから、原酒の希少性と保管費用が価格に反映されて高価な1本となることが多くあります。
また、これはすべてのオールドボトルが該当するわけではありませんが、現行品に至るまでの原料となる穀物の品種改良や原酒の配合バランス、製造方法などの変化によって年代が古いボトルは同じ銘柄であっても香りや味わいが随分と異なるケースもあります。
この場合、個人の好みにもよりますが、現行品はあっさりライトな仕上がりになってることが多いこともあり、個性が強くアルコール度数が高い旧ボトルの方が美味しいと感じる方がいることにも頷けます。
ただし、「高いから美味しいウイスキー」「古いから美味しいウイスキー」とは限りません。
なぜなら、ウイスキーにも飲み頃のピークというものが存在するため、「熟成にかかる年数が長いほど良い」というものではなく、飲むタイミングやウイスキーの特性に合わせた飲み方をしないと本来の美味しさが堪能できないこともあるからです。
熟練したウイスキー愛好家の方はおそらく多くの銘柄を飲みこなしていますので、昔づくりの味わいならではの個性や高度数でも幾通りの楽しみ方があるかもしれませんが、ウイスキーにあまり馴染みがない方や比較的お酒に弱い方などにとっては、個性が柔らかくマイルドな現行品を選ぶ方が美味しく楽しめるかもしれませんね。
■グレンギリー8年の美味しいたのしみかた
ラベンダーのような優しいハーブ香とミントのようにスッキリと感じる香りが特徴のグレンギリー8年は、時間が経つほど甘やかなバニラ香が拾える調和のとれた華やかなボトルに仕上がっています。
その味わいはやはりスコッチらしく湿っぽいピートと麦の甘味が織りなす、お手本のような絶妙の美味しさ。
ウイスキーのスタンダードなアルコール度数43%で仕上がったグレンギリー8年は、そのままの味わいを存分にたのしむためにストレートでいただいてもいいですが、氷が少しずつ溶けることで加水されるオン・ザ・ロックもハーブとピートのハーモニーをより強調してくれるのでおすすめです。
クリーミーでフルーティというマイルドさが印象的な表現で紹介されるグレンギリーは、スコッチ独特のクセがあまりなく比較的飲みやすいと好評ですが、お酒が弱いという方はカクテルのベースにしてもいいでしょう。
ウイスキーの飲み方は、それぞれの好みに合わせていただけることも醍醐味のひとつです。
逆境を乗り越えて今に至る蒸留所の歴史を感じながら、さまざまなスタイルでお楽しみください。
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